逆ソクラテス 集英社文庫

伊坂幸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087445329
ISBN 10 : 4087445321
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

【2021年本屋大賞ノミネート作】
【第33回柴田錬三郎賞受賞作】

敵は、先入観。
世界をひっくり返せ!

伊坂幸太郎史上、最高の読後感。
デビュー20年目の真っ向勝負!

逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」
足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」
最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも――「アンスポーツマンライク」
ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」――書き下ろしを含む、無上の短編全5編を収録。

【著者略歴】
伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『重力ピエロ』『終末のフール』『残り全部バケーション』『クジラアタマの王様』『ペッパーズ・ゴースト』、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』などがある。

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルの鴨とコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞、20年『逆ソクラテス』で第33回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 馨 さん

    小学生が主人公の短編集。『逆ソクラテス』『スロウではない』『非オプティマス』『アンスポーツマンライク』『逆ワシントン』タイトルからして興味をそそられる。小学生の狭い世界の中でここまで話を膨らませ、大人のこちらがはっとさせられ、自分の小学校時代を思い出しながら楽しく読めるのは凄いと思う。小学校時代の担任の発言は子供は正しいと信じがちだし、よく覚えているし、大きな影響を与えると思う。表題作の久留米先生みたいなのに当たったら主人公と同じ行動を取れる子がどれだけいるかな?

  • 五右衛門 さん

    読了。今回は子供目線?の短編集でした。がやはりどことなく繋がっているような、実際に繋がっていたり。伏線の回収もありで久しぶりに伊坂ワールドでした。今回は悪人を倒す、懲らしめる!と言うよりは緩めではあります。けれども逆転劇ありの内容で楽しめました。又々新作(殺し屋シリーズ)出るようなので楽しみしかありません。今後もと宜しくお願いいたします。

  • みこ さん

    小学生を主人公とし、先入観の危うさをテーマにした短編集。例によって一見独立した各話がほんのちょっとだけつながっている。主な舞台が小学校でも伊坂節は健在で「ゴッドファーザー」ごっこをする子供二人の会話とか、表題作「逆ソクラテス」の壮大なプロジェクトはいかにも伊坂作品を読んでいると実感する。中でもラスト五行で最高の読後感を与えてくれた「アンスポーツマンライク」がお気に入り。磯憲と謙介を同一人物と感違いして読んでしまったことはご愛嬌ということで。

  • ナルピーチ さん

    子供の頃の自分はどんなだっただろうと思い出し、今の自分を顧みさせてくれる。そんな子供達を主人公に描いた短編5作品。毎度の事ではあるが伊坂作品を読むと爽快感で満たされる。この小説で印象に強く残った言葉の一つに「相手によって態度を変えることほど、格好悪いことはない」とある。大人になった今の自分に当て嵌めるとやっぱり使い分けちゃってるとこあるよなぁと思ってしまったり…。大人でも十分に楽しめる内容ではあるが、是非とも小学生の子供達に手にして頂きたい。その時は必ず先入観や思い込みを捨ててから読んで欲しいです!

  • KAZOO さん

    この方の作品は初めてだという気がします。また読者対象も小中学生あるいは高校生、ヤングアダルト向けなのでしょう。ただ話の内容はかなり工夫されていている気がして今の中学生などの行動様式がわかるような感じもしました。5編の短編であまりつながりがないような気もしましたが、登場人物の話の中で重なったりするものもあります。

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1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルの鴨とコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第

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