映画を追え フィルムコレクター歴訪の旅

山根貞男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794226143
ISBN 10 : 4794226144
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
296p;20

内容詳細

失われた初期作品、小津や溝口や山中貞雄はどこにある?1988年、小津安二郎監督の『突貫小僧』が知人のコレクターによって発見されて以来、従来失われたはずの名画が思わぬところから出てきた。マニアやコレクター、伝説の生駒の怪人、また接収されてロシアにあるフィルム等を訪ね歩いた30年。映画の保存と発掘の話。

目次 : 第1章 民間最大のフィルムアーカイブ/ 第2章 神出鬼没のフィルムコレクター/ 第3章 フィルムコレクター歴訪 一九八八〜九二/ 第4章 映画はさまざまに蘇る/ 第5章 生駒山麓の伝説のコレクター/ 第6章 ロシアへの旅

【著者紹介】
山根貞男 : 1939年大阪生まれ。映画評論家。大阪外国語大学フランス語科卒。加藤泰、マキノ雅弘など日本の大衆映画を評価。1986年以来キネマ旬報に日本映画時評を連載。2001年〜2008年東海大学文学部文芸創作科教授。内外の映画祭の企画に携わる。2021年『日本映画作品大事典』(三省堂)を編集して、日本映画ペンクラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どんぐり さん

    当初このルポルタージュ本は、1990年末に出版を予定していたもので、2023年に刊行された。その直ぐあとに映画評論家の山根貞男は亡くなり、本書が著者の遺作となってしまった。フィルムコレクター歴訪の旅は、民間最大のフィルムアーカイブを有する神戸映画資料館の安井喜雄さんに始まる。次いで小津安二郎の『突貫小僧』のフィルムを保有するコレクター、生駒山の伝説フィルムコレクター故・阿部善重さん、元東大総長の蓮實重彦との戦前・戦中の日本映画フィルムを調査するロシアの旅へと続く。→

  • garth さん

    「あの人は持っていますね」生駒のコレクターこと安部氏の真実ははたして。「いま思えば、二十二年もかかった映画事典と三十二年も遅れた本書とは、わたしにとって双子の子供のようなものである」

  • ワタシ空想生命体 さん

    「生駒の伝説のコレクター」安倍善重さんの話が面白い。果たしてホラ吹きだったのか。ホラ吹きだとしたら目録まで作ってるのは凝り性だなと。当初は話を真にうけなかった蓮實重彦も実際に会うと「あの人は持ってますね」と確信してしまう。たとえホラ吹きだとしてもそのくらいの魅力に満ちたひとだったのだろうか。

  • hata2 さん

    フィルムコレクターの全員がそうとは言えないと思うが、一般的な映画好きとは違う世界の人たちという感想で、集めている作品の話よりも、フィルム売買の話の方が印象に残る。ロシアのゴスフィルモフォンドのエピソードはどこかで読んだ気もするのだが、もっと短い原稿だろう。

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山根貞男

1939年大阪生まれ。映画評論家。大阪外国語大学フランス語科卒。加藤泰、マキノ雅弘など日本の大衆映画を評価。1986年以来キネマ旬報に日本映画時評を連載。2001年〜2008年東海大学文学部文芸創作科教授。内外の映画祭の企画に携わる。2021年『日本映画作品大事典』(三省堂)を編集して、日本映画ペン

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