ピアノ独奏のための作品と編曲全集　アレクセイ・ズーエフ（5CD）

初録音多数！ ストラヴィンスキーによるピアノ独奏のための作・編曲全集

1982年サンクト・ペテルブルク生まれ、アレクセイ・リュビモフ門下の俊英アレクセイ・ズーエフによる、ストラヴィンスキーのピアノ独奏作品全集。16歳のストラヴィンスキーが未完で残した『タランテッラ』をズーエフが補完して収録しているほか、『兵士の物語』組曲ではピアノ編曲時に省かれた『パストラール』を全曲版のヴォーカル（語り手）スコアから収録するなど、多くの世界初録音を実現しています。4手のために書かれた『3つのやさしい小品』には特に言及がありませんが、一人で演奏可能な（第1曲『行進曲』を除く）2曲をソロで収録した模様です。
　1999年プロコフィエフ国際コンクール第2位（1位なし）などの入賞歴を誇るズーエフの目の覚めるようなテクニックと、祖国の大作曲家への思いを見事に昇華したダイナミックな演奏も大きな聴きどころです。（輸入元情報）

【収録情報】

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Disc1
1. バレエ音楽『狐』より第1曲『行進曲』 (1916) *
2. 5本の指で (1921)
3. 4つの練習曲 Op.7 (1908)
4. 『ペトルーシュカ』からの3楽章 (1921)
5. タンゴ (1940)
6. 『猫の子守唄』より第4曲『猫ちゃん、猫ちゃん』 (1915-16/1940) *
7. 組曲『兵士の物語』 (1918)
　I. 兵士の行進曲 *
　II. 兵士のヴァイオリン
　III. パストラール（ヴォーカル・スコアより）*
　IV. 王の行進曲
　V. 小さなコンサート *
　VI. 3つの舞曲（タンゴ／ワルツ／ラグタイム）*
　VII. 悪魔の踊り *
　VIII. コラール *
　IX. 悪魔の勝利の行進曲 *

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Disc2
1. 交響詩『ナイチンゲールの歌』 (1916-17/1927)
2. バレエ音楽『火の鳥』 (1910)

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Disc3
1. バレエ音楽『プルチネッラ』 (1919-20)より12の楽章 (1920)
　I. 序曲 *
　II. スケルツィーノ
　III. Allegro *
　IV. Andantino *
　V. Allegro *
　VI. Allegro assai *
　VII. Allegro alla breve *
　VIII. タランテッラ　Allegro moderato, mezzo-forte e staccato *
　IX. トッカータ　Allegro *
　X. ガヴォットと2つの変奏曲　Allegro moderato - Allegretto - Allegro piu tosto moderato
　XI. デュエット　Vivo
　XII. フィナーレ　Allegro assai *
2. ジャズ・アンサンブルのための前奏曲 (1937) *
3 タランテッラ (1898) *
4. スケルツォ (1902)
5. 3つのやさしい小品 (1914-15)より
　II. ワルツ
　III. ポルカ
6. ドイツ人の行進曲の思い出 (1915)
7. 歌劇『マヴラ』序曲 (1922) *
8. サーカス・ポルカ (1942)
9. 子供のためのワルツ (1917)
10. 11楽器のためのラグタイム (1917-18)
11. ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』よりプロローグの合唱 (1918)
12. 管楽器のためのシンフォニーからの断章 (1920)
13.. ピアノ・ラグ・ミュージック (1918-19)
14. イ調のセレナード (1925)

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Disc4
1. ピアノ・ソナタ (1924)
2. ソナタのための2つのスケッチ (1966)
3. ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 (1903-04)
4. バレエ音楽『ミューズを率いるアポロ』 (1927-28)

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Disc5
1. バレエ音楽『カルタ遊び』 (1936) *
2. バレエ音楽『妖精の口づけ』 (1928) *

　編曲は全て作曲者による

　アレクセイ・ズーエフ（ピアノ）

　録音時期：2020年9月〜2021年8月
　録音場所：ヴィクトル・ポポフ・アカデミー・オブ・コーラル・アート・モスクワ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　*…世界初録音