ギター1本で古楽と現代、伝統音楽と民族音楽を横断
アレホ・デ・ロス・レイエスはアルゼンチンのギター奏者。タンゴ好きの祖父や、クラシック・ギター奏者で教師であった両親のもとアルゼンチンの民族音楽に親しみ育ちました。クラシックやタンゴのみならず古楽器についても本格的に学び、ヨーロッパで演奏活動を展開しています。
このアルバムは、長い時間軸の中で構成されたギター・プログラム。「アーティキュレーション、リズム、ルバートといった概念が、古楽とアルゼンチンタンゴにおいて同様に重要であることに気付いたことは、私にとって驚きでした」と語るアレホ・デ・ロス・レイエスの特質が感じられる1枚となっています。(輸入元情報)
【収録情報】
● アタウアルパ・ユパンキ[1908-1992]:Huajra
● 作者不詳:La siete de Abril
● フアン・デ・ディオス・フィリベルト[1885-1964]:Caminito
● エルネスト・タリアフェッリ[1889-1973]:Passione
● アベル・フレウリ[1903-1958]:Ausencia
● ルイス・デ・ナルバエス[c.1500-1555/1560]:Diferencias sobre Guardame las vacas
● 作者不詳:Zamba da Vargas
● ルイス・アルベルト・フェルナンデス[1987-]:El pollo Ricardo
● アタウアルパ・ユパンキ:Paisano errante
● アベル・フレウリ:Trinos y alas
● ルイス・デ・ナルバエス:Cancion del Emperador
● アベル・フレウリ:Estiole pampeano
● アニバル・トロイロ[1914-1975]:Maria
● ビセンテ・グレコ[1886-1924]:Ojos negros
● アベル・フレウリ:Tonada
● エルネスト・ポンツィオ[1885-1934]:Don Juan
● アルベルト・カステヤノス[1892-1959]:Ausencia
● アタウアルパ・ユパンキ:Lloran las ramas del viento
● ルイス・デ・ミラン[c.1500]:Pavana
● ホアキン・マウリシオ・モラ[1905-1979]:Margarita Gauthier
● オスバルド・フレセド[1897-1984]:Via mia
● ジョン・ダウランド[1563-1626]:Melancholy Galliard
アレホ・デ・ロス・レイエス(ギター)
録音時期:2017年6月29日〜7月2日
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)