【参考動画 Obrigado Brazil EPK】
国やジャンルのボーダーを自由自在に超えていくスーパー・ミュージシャン、
ヨーヨー・マの姿を刻印した刺激的な音楽体験がここに。
チェロ奏者ヨーヨー・マのきわめて多岐にわたる活動は、彼が聴衆とのコミュニケーションの方法を絶えず模索し続けてきたこと、ヨーヨー・マ本人が彼自身の芸術的な成長と革新を望んでいることを物語っています。また異文化のクラシック音楽以外の音楽形式に挑戦する時であっても、ヨーヨー・マは想像力を刺激するつながりを常に見出そうとしています。50枚を越えるアルバム(うち15枚がグラミー賞を獲得)には彼の幅広い興味、関心が反映されています。
多くのアルバムから、9枚のアルバムを収録したこのボックス・セット『クロッシング・ボーダーズ』には、ラテン・アメリカやアジアの音楽だけでなく、アメリカのブルーグラスやジャズなどを情熱的に受け入れ演奏したもので、彼の野心的なものとして高く評価されているものです。
マーク・オコーナー、エドガー・メイヤーとの『アパラチア・ワルツ』と『アパラチア・ワルツ2』(グラミー1998:「ベストクラシック・クロスオーバーアルバム」)、『ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ』(グラミー1997:「ベストクラシック・クロスオーバーアルバム」)、『オブリガード・ブラジル』(グラミー2000:「ベストクラシック・クロスオーバーアルバム」)、ボビー・マクファーリンとの『ハッシュ』、ステファン・グラッペリやクロード・ボリングとのジャズ・アルバムや、日本で録音した『日本をうたう』、この方面への関心をさらに深めたヨーヨー・マが創設した「シルクロード・アンサンブル」とのモンゴル、中国、アゼルバイジャンのメロディなど、人間の内面に到達する音楽を通して、世界各地に暮らす私たちの生活と文化の理解を深めようという驚きと新たな魅力をもって、新しい音楽として送りだしています。
初回生産限定盤。制作時点での最新のリマスターを使用。
このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1:『エニシング・ゴウズ』
● コール・ポーター:エニシング・ゴウズ
● コール・ポーター:イージー・トゥ・ラヴ
● コール・ポーター:アイ・コンセントレイト・オン・ユー
● コール・ポーター:ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
● コール・ポーター:イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
● ロジャー・ケラウェイ:ラヴ・オブ・マイ・ライフ
● エットーレ・ストラッタ:パ・ドゥ・トゥー
● C.バーウェル/M.パリッシュ:スウィート・ロレイン
● コール・ポーター:ソー・イン・ラヴ
● コール・ポーター:オール・スルー・ザ・ナイト
ヨーヨー・マ(チェロ)
ステファン・グラッペリ(ヴァイオリン)
ロジャー・ケラウェイ(ピアノ)、マーク・フォセット(ギター)
ジョン・バー(ベース)、 ダニエル・ユメール(ドラムス)
録音:1989年6月、パリ、Davout Studios
Disc2:『バロック・イン・リズム』
● クロード・ボリング:チェロとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲
1. バロック・イン・リズム
2. コンチェルタンテ
3. ギャロップ
4. バラード
5. ロマンティック
6. チェロ・ファン
ヨーヨー・マ(チェロ)
クロード・ボリング(ピアノ)
マーク・ミッシェル(ベース)、ジャン=ルック・ダヤン(ドラムス)
録音:1983年9月、パリ、Davout Studios
Disc3:『ハッシュ』
● ボビー・マクファーリン:グレース
● ヴィヴァルディ:2つのマンドリンのための協奏曲 RV.532〜アンダンテ
● リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
● ボビー・マクファーリン:スターズ
● ボビー・マクファーリン:ハッシュ・リトル・ベイビー
● ラフマニノフ:ヴォカリーズ
● J.S.バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽手帳〜ミュゼット
● ボビー・マクファーリン:コヨーテ
● バリエール:2つのチェロのためのソナタ〜アレグロ・プレスティッシモ
● グノー/J.S.バッハ:アヴェ・マリア
● ボビー・マクファーリン:ホーダウン
● J.S.バッハ:G線上のアリア
● ボビー・マクファーリン:グッバイ
ヨーヨー・マ(チェロ)
ボビー・マクファーリン(ヴォーカル)
録音:1991年8月、ニューヨーク、ウッドストック、Dreamland Recording Studios
Disc4:『アパラチア・ワルツ』
● プレリュード〜アイルランドの緑の木立/赤い丘の花
● アパラチア・ワルツ
● チーフ・シティング・イン・ザ・レイン
● Mama Instrumental
● バタフライズ・デイ・アウト
● ドゥルーイッド・フルーイッド
● ファースト・インプレッションズ
● エティエンヌとペトゥーニア
● F.C.のジーグ
● カレッジ・ホーンパイプ
● ピクルス
● 古い田舎のおとぎ話
● スキッズージー
● スター・オブ・ザ・カウンティ・ダウン
● スピード・ザ・プラウ・メドレー
● 美しい踊り子のリール
ヨーヨー・マ(チェロ)、
マーク・オコーナー(ヴァイオリン)、エドガー・メイヤー(コントラバス)
録音:1995年8月、ナッシュヴィル、Sound Emporium
Disc5:『アパラチア・ワルツ2』
● 1B
● ミスティ・ムーンライト・ワルツ
● つらい時はもうごめんだ
● ためらい
● ライムロック
● ベンジャミン
● フィッシャーズ・ホーンパイプ
● デュエット・フォー・チェロ&ベース
● エミリーズ・リール
● クローヴァーフット・リー
● カーリータの詩
● カプリース・フォー・スリー
● セカンド・タイム・アラウンド
● おやすみ,いとしい人
● ヴィスタズ
ヨーヨー・マ(チェロ)
マーク・オコーナー(ヴァイオリン)、エドガー・メイヤー(コントラバス)
ジェイムズ・テイラー(ギター、ヴォーカル)、アリソン・クラウス(ヴァイオリン、ヴォーカル)
録音:1999年7月&9月、ウースター、Mechanics Hall
Disc6:『ヨーヨー・マ・プレイズ・ピアソラ』
ピアソラ:
● リベルタンゴ
● タンゴ組曲
● スール(南)愛への帰還
● ル・グラン・タンゴ
● フガータ
● 追憶のタンゴ
● ムムーキ
● 現実との3分間
● 天使のミロンガ
● カフェ1930
ヨーヨー・マ(チェロ)
アントニオ・アグリ(ヴァイオリン)
オラシオ・マルビチーノ、アサド兄弟、オスカー・カストロ・ネペス(ギター)
ネストル・マルコーニ、アストル・ピアソラ(バンドネオン)
エクトル・コンソーレ(ベース)
キャサリン・ストット、ヘラルド・ガンディーニ(ピアノ)
録音:1997年3-5月、ニューヨーク、Right Track Studio
Disc7:『オブリガード・ブラジル』
● マリアーノ:クリスタル
● ジョビン:シェガ・ヂ・サウダージ(想いにあふれて)
● ヴィラ=ロボス:ア・レンダ・ド・カボークロ
● バンドリン:ドーシ・ヂ・ココ(ココナツ菓子)
● グアルニエリ:ダンサ・ブラジレイラ
● パウエル:アペーロ(哀訴)
● グアルニエリ:ダンサ・ネグラ
● ピシンギーニャ:ウン・ア・ゼロ(1対0)
● アサド:ミニーノ
● マリアーノ:サマンバイア
● ピシンギーニャ:カリニョーゾ(愛情深く)
● ヴィラ=ロボス:アルマ・ブラジレイラ(ブラジルの魂)
● ジョビン:オ・アモール・エン・パス(平和な愛)
● ジスモンチ:ボーダス・ヂ・プラタ(銀婚式)〜クアトロ・カントス(4つの歌)
● アゼヴェード:ブラジレイリーニョ
● ジスモンチ:サルヴァドール
ヨーヨー・マ(チェロ)
ホーザ・パッソス(ヴォーカル、ギター)
アサド兄弟、オスカー・カストロ=ネヴィス、ホメロ・ルバンボ(ギター)
エグベルト・ジスモンチ(ギター、ピアノ)
セーザル・カマルゴ・マリアーノ、キャスリン・ストット(ピアノ)
パキート・デリヴェラ(クラリネット)、 シロ・バチスタ(パーカション)、他
録音:2002年3月、ニューヨーク、Right Track Studio
Disc8:『シルクロード・ジャーニー』
● モンゴル伝承曲:オルティン・ドー
● ビャンバスレン・シャラフ:ケルレンの伝説
● 中国伝承曲:蘭の花
● 中国伝承曲:弥渡山歌
● チャオ・チーピン:関山月
● 間宮芳生:『5つのフィンランド民謡』〜なきこじき
● 間宮芳生:『5つのフィンランド民謡』〜ヨーイク
● ペルシャ伝承曲:アーヴァーゼ・ダシュティ
● フランギス・アリ=ザデ:ハビル・サジャヒ〜ハビルのスタイルで
● ケイハン・カルホール:ネイシャブールの蒼い夜
● フィリッポ・アザイロ:道歩む人
● タン・ドゥン:『グリーン・デスティニー』オリジナル・サウンドトラック〜デザート・カプリッチョ
ヨーヨー・マ(チェロ、馬頭琴)
ザ・シルクロード・アンサンブル
録音:2001年8月、ニューヨーク、The Hit Factory - Studio 1
Disc9:『日本をうたう』
● 松島音頭
● 荒城の月
● ずいずいずっころばし
● 出船
● 平城山
● ちんちん千鳥
● さくらさくら
● お六娘
● 中国地方の子守唄
● ちらん節
ヨーヨー・マ(チェロ)
パトリシア・ザンダー(チェンバロ)、中川昌三(フルート)
吉原すみれ(パーカッション)、中 博昭(コントラバス)
日本音楽集団、間宮芳生(指揮)、他
録音:1983年11月、新座市民会館