基本情報
内容詳細
人のこころを解きほぐし、生きる力を与えるおいしい食事を、そっと差し出したい―そう願った佐藤初女さんが主宰した青森・岩木山麓の「森のイスキア」には悩める人が訪れ、心のこもった手料理を食べて生きる力を取り戻していった。食材を「いのち」ととらえ、いのちが囁く物語に耳を澄ませた著者の料理と心遣いが伝わるエッセイ。
目次 : 1章 おむすびにこころを尽くして(おむすびにこめる祈り/ おむすびが持つ力 ほか)/ 2章 いのちをいただく料理(「休ませておく時間」が大切です/ 「透き通る瞬間」がいのちに変わるとき ほか)/ 3章 お母さんの手が伝えるもの(子どもは本物の味に敏感です/ 甘みが深くしみとおるように ほか)/ 4章 病む人のこころに寄り添うとき(食べることと、生きること/ 適度の“落としぶた”が包みこむもの ほか)/ 5章 料理をすることが祈ること(おいしくなるための重石/ 私は料理に歯ごたえを残すのが好きです ほか)
【著者紹介】
佐藤初女 : 1921年、青森県生まれ。小学校教員を経て、79年に弘前染色工房を主宰。83年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。95年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』(龍村仁監督)で活動が紹介されると、国内外で広く知られるようになり、各地で講演やおむすび講習会などの活動を続けた。2016年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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オレンジメイツ さん
読了日:2021/01/30
meow3 さん
読了日:2021/05/25
平坂裕子 さん
読了日:2021/01/27
ことり さん
読了日:2022/02/23
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人物・団体紹介
佐藤初女
1921年、青森県生まれ。小学校教員を経て、79年に弘前染色工房を主宰。83年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。95年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番』(龍村仁監督)で
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