LPレコード

幻想交響曲、序曲『宗教裁判官』 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル (2019)(2枚組アナログレコード)

ベルリオーズ(1803-1869)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC1156
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤

商品説明

ベルリオーズ没後150周年最大話題盤、ロトと手兵レ・シエクル最新録音による「幻想交響曲」が、早くもSACDシングルレイヤーとLPで登場します。ハルモニアムンディから提供のハイレゾ・マスターを用いて、関口台スタジオにて、SACDシングルレイヤー、LPのためにマスタリングを施しました。2019 年録音で、ベルリオーズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上のオリジナル音源を、それぞれのメディアの特性がさらに存分に発揮されたサウンドでお楽しみいただけます。どちらも限定生産、日本独自企画。
LP1-A面 第1 楽章:夢―情熱 第2 楽章:舞踏会
LP1-B面 第3 楽章:野の情景
LP2-A面 第4 楽章:断頭台への行進 第5 楽章:サバトの夜の夢
LP2-B面 宗教裁判官

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)レ・シエクル
録音:2019年7月16、17日/アルフォールヴィル

(メーカーインフォメーションより)

総合評価

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1830年の初演という時代にしては画期的な楽...

投稿日:2022/01/07 (金)

1830年の初演という時代にしては画期的な楽器編成である。ジャケット写真によれば4台のハープをソロ楽器のようにオーケスストラの前面に据えて、第2楽章のハープの演奏を際立たせている。このような楽器の配置により第2楽章はこれまでにない効果的な演奏となり、ロト&シエルクの演奏はこれまでになかった魅力的な作品としている。作品全体は各楽器のソロ演奏を中心とし、第4楽章は特にティンパニーが支配する古典的な交響曲の域を脱した魅力的な作品として音楽の歴史にその名を留めている。ベートーベンやマーラー、ブルックナーの交響曲にはないフランス・ロマン派の金字塔である。第5楽章のヴァイオリンの弓ではなく弓の木の部分を弦にぶつける奏法は木に傷がつくと嫌がるオーケストラ奏者もおり、このような演奏法は他のオーケストラ作品では見た事はない。

ゲゲゲアサ さん | 神奈川県 | 不明

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ベルリーズ管弦楽の面白さが良く分かる演奏...

投稿日:2021/07/22 (木)

ベルリーズ管弦楽の面白さが良く分かる演奏。ロトはいつも期待を裏切らない。幻想交響曲の秘密に触れた思い。付属の序曲:宗教裁判官がまた面白い。ベルリーズ以外書けないような曲。

ruri さん | 東京都 | 不明

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 時代楽器による「幻想交響曲」はガーディ...

投稿日:2021/07/18 (日)

 時代楽器による「幻想交響曲」はガーディーナー指揮ORRよる演奏が最初で、そのCDを聞いて感動したことをまだ覚えているが、ロト&レ・シエクルの演奏はそれに勝るとも劣らない名演である。まず録音がとても良いので各楽器の音が生々しく細部まで明瞭に聞こえる。ロトの理知的なコントロールにレ・シクエルもしっかりと応じ、素晴らしい音響空間・世界を現出している。第1楽章を聞き始めると、次の楽章が自然と聞きたくなり、終楽章まで聞き通してしまった。なお、終楽章の終結の盛り上がってのオーケストラの全楽器の爆発的ユニゾンがこの曲の最後の聴き所で感動的であるが、現代楽器オーケストラと異なり、2つのコルネットの響きだけが混ざり溶け切らないが、これもベルリオーズの意図に沿っているのだろう。時代楽器による「幻想交響曲」のトップ名盤が誕生した。

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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