ヴァイオリンのヴィルトゥオーソ、ミンツがこだわり抜いた円熟の録音
J.S.バッハの『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』を聴いて作曲されたという、ウジェーヌ・イザイの『6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』Op.27。親交のあった6人のヴァイオリニストに各曲が献呈されています。
1957年モスクワ生まれのシュロモ・ミンツが60歳目前に録音したイザイの『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』。ミンツの挑戦は、イザイ自身が抱いていた「すべての人のために」という考えをひたすら演奏に反映したいということでした。オリジナルの手書譜も参照し、そこから多くの影響も受けて最高のアプローチとなったと自負しています。ミンツはこの「すべての人のために」という精神を録音によって多くの人と共有できればと考えています。(輸入元情報)
【収録情報】
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
1. 第1番ト短調 Op.27-1(ヨゼフ・シゲティ)
2. 第2番イ短調 Op.27-2(ジャック・ティボー)
3. 第3番ニ短調 Op.27-3『バラード』(ジョルジュ・エネスコ)
4. 第4番ホ短調 Op.27-4(フリッツ・クライスラー)
5. 第5番ト長調 Op.27-4(マチュー・クリックボーム)
6. 第6番ホ長調 Op.24-6(マヌエル・キロガ)
( )内は献呈者
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)
録音時期:2017年3月12,13日
録音場所:ハノーファー、 Leibniz Saal
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)