【開幕レポ】ダイヤのA The LIVE V

2016年08月19日 (金) 21:30

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本日8月19日(金)より開幕となった「ダイヤのA The LIVE III」。その初日を前に、囲み取材とゲネプロの公開が行われた。
ゲネプロ前の囲み取材には、沢村栄純役の小澤廉、降谷暁役の廣瀬智紀、御幸一也役の和田琢磨、轟雷市役の輝山立、真田俊平役の上田堪大の5名がユニフォーム姿で登場。それぞれが公演に向けての意気込みを語った。
さすが舞台も三作目ともなると、ユニフォームも板につき、落ち着きすら見える小澤、廣瀬、和田の青道チームから口火を切った。

小澤 今後ライバル校となる薬師校との対決ということで、ライバルの雷市との対決がとても楽しみであり、乱打戦となる試合で目が離せないような熱い試合になると思いますので、その熱い試合を届けられるよう、キャスト一丸となって頑張っていきたいと思います。

廣瀬 「ダイヤのA」原作、そしてアニメの良さを引き継ぎつつ「ダイヤのA The LIVE」の世界観を作り上げての三作目となりましたので、「ダイヤのA The LIVE」のブランドを背負えるようなカンパニーになれるよう、小澤廉を中心に活動して・・・

和田 活動?(笑)部活動みたい・・・(笑)


(全員笑いながら「まあ、部活動みたいなもんだよね」と口々にコメント)

廣瀬 部活動みたいにやってきたので、それを一生懸命舞台上で表現していきたいと思っています。

和田 黒士館の財前、明川の楊舜臣、と、今までは“チーム対相手校エース”という状況だったのが、今回のIIIから、ようやく“チーム対チーム”の表現が多く描かれるようになります。一球一球の緊迫感や団体戦の迫力といったものを表現して、もっともっと僕らの「ダイヤのA」の世界を盛り上げていけるかなと思っています。

輝山 僕たちは「ダイヤのA The LIVE」は初参加なんですが、I、IIとでこれまで築き上げてきた方々と一緒にやっていくということで、いろいろと教えてもらいつつ、ライバルという立場なので、切磋琢磨できるような関係を築いていけるよう、今日まで稽古をしてきました。今高校野球が開幕中ですが、その高校野球の良さとかをお客様に体感していただけるように、僕たちも精一杯、毎試合毎試合をやっていきたいと思います。

上田 ライバルとなる薬師は、チームとして珍しい雰囲気を持っているので、そういう“薬師らしさ”というものを出せたらと思います。


続いて、それぞれのチームの稽古場での雰囲気について質問が及ぶと、さすが青道チームはベースがしっかりと出来上がっている様子を見せた。


小澤 青道高校はIとIIを経てきているので、やっぱり仲が良いというか、和気あいあいとさせていただいています。

和田 仰々しい(笑)。

小澤 あ、あと、僕は参加しなかったんですが、皆で野球をやったりして、僕はうらやましいなと思いました。

廣瀬 来なかっただけじゃん(笑)。

和田 来られなかったんだよね。

小澤 僕は行けなかったんですけど、そういうカンパニー全体で楽しんだりできるのは、仲が良い証拠だなと、僕は行けなかったけれどもそう思います。(マイクを和田に向けて)どうですか?青道高校の空気は?


和田 俺?!(笑)そうですね、やっぱり野球というスポーツを題材にしているだけあって、野球の技術に関してはチーム関係なしに、青道のメンバーが薬師のメンバーに教えてあげたりする空気感がありました。だから全体としての一つの方向性というか、野球というものを武器にした一つの結束性というかが生まれたんじゃないかなと思います。

廣瀬 完璧だ・・・。

小澤 完璧です、ありがとうございます。それに対して薬師高校はどうでしょうか?

和田 司会になってる(笑)。


輝山 薬師高校はライバルという立ち位置なので緊張していたんですけど、顔合わせの日にそのままキャストさんたちとご飯に行かせていただいたんですが、その時から「明日から野球のことで分からないことがあったらどんどん訊いてきていいよ」と青道メンバーの方々が言ってくださったので、本当に気兼ねなく先輩たちを頼ることができたし、何も怖いことがなく、本当に楽しく教えていただけたなと思います。薬師高校は、真田役を演じる堪大さんが一学年上で、三島優太役の永田彬さんと秋葉一真約の大曽根敬大さんが同じ学年という設定なんですけど、実際の年齢は彬さんが一番上だったりして、実は学年がバラバラなんです。でもなんかそんな感じもなく、同じ学年の人たちのように和気あいあいと稽古ができたなと思います。

上田 なんか、自由だったね。

輝山 自由でした(笑)。本当に自由で、薬師そのままという感じでした。


注目シーンや見どころについての質問が飛ぶと、それぞれが思う注目ポイントをコメントした。青道チームからはこれまでの二作を踏まえてのコメントになっており、作品と共に成長を遂げている様子が窺えた。


和田 今回は4人いる青道のピッチャーが全員登板するという、今までにない試合展開となっていますし、そのいろいろなピッチャーと対戦する雷市の、各ピッチャーとの対戦の仕方、気持ちの持ち方が場面によっても違います。そういう青道のピッチャー対薬師の強打者雷市の打席が一つの見どころなんじゃないかなと思います。

廣瀬 これ、別の見どころをどんどん言っていくんですよね?(笑)「ダイヤのA」の僕の好きな世界観は、それぞれのキャラクターがとても生きていてそれぞれに個性があることなんです。今回も舞台に出ているアンサンブルの方は一人一役以上を演じてくれているんですが、それぞれの役を演じてくださっているので、一人ひとりの魅力や人間性が溢れているかなと思います。あと、僕はその中でも丹波光一郎推しなので、丹波さんに注目してくれたら、青道の3年生の絆とかの部分が見えてくるんじゃないかなと思っています。「ふしっ」以外にも出るかもしれないので、そこも注目です(笑)。

小澤 今回の見どころはチーム同士の戦いとなっておりまして、試合に出ていないベンチにいる選手たちの掛け声を掛けているところとかがあるんです。やっぱり高校野球というのはチームの心が一つになっていて仲の良いチームが勝つというのがあるらしいんですが・・・

和田 そうなの?!

小澤 はい、Twitterで見ました(笑)。それを表現できればいいなと思っていますし、チーム同士の熱い戦いというのが僕としては凄い見どころになるんじゃないかなとワクワクしているところがあります。


輝山 薬師高校でキャスト名が発表されているのが雷市、真田、秋葉、三島で、3年生をアンサンブルの方が演じてくれているんですが、キャスト名が出ている4人だけではなく、3年生を演じてくださっているアンサンブルの方一人ひとりにもドラマがあって、その皆さんが演じているシーンや、全員で薬師高校として戦っている姿がたくさん盛り込まれているので、そういう薬師高校として戦う熱みたいなものを体感していただけたら凄く嬉しいなと思います。

上田 「ダイヤのA」の僕の好きなところは“負けの美学”なんです。薬師高校の“負けの美学”を表現した部分、僕たち4人というよりも、3年生の引退と雷蔵の感謝の気持ちを伝えているシーンとかが、僕的には見どころかなと。薬師は、見た目は自由だけど、そういう“中身があるからこそこの野球部ができた”というところを見て欲しいです。

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ゲネプロレポート



原作コミックはシリーズ累計2800万部突破。アニメ放送もされ、高い人気を誇る「ダイヤのA」の舞台化として三作目となる今回は、原作コミックの11巻から15巻にあたる人気エピソードを描き出す。
地区大会でベスト8入りした主人公・沢村栄純擁する青道高校と、怪物スラッガー・轟雷市擁する薬師高校との激戦。これまで舞台で描いてきたストーリーとまた違う、チーム同士の対決、試合シーンがメインとなった今回は、まるで本当の試合を見ているかのようだ。

囲み取材で和田がコメントした通り、青道のピッチャー4人がそれぞれ登板する中、和田が演じる御幸が、試合の流れや雷市をはじめとする薬師打線の狙いを読み取り、ピッチングを組み立てていく。そうした野球そのものの面白みが丁寧に描かれていて、折しも高校野球開幕中の今、高校球児の試合を生で観戦している感覚で見ごたえがあった。

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セットはこれまでと変わらず上下の二段構え。上下にあるスクリーンに様々な映像を映し出し、それぞれのシーンを見事に作り上げている。映像が時にマウンドを作り出し、バッターボックスを作り出し、外野を作り出し・・・と、漫画のコマ割りさながらにシーンが組み立てられ、遠近感もばっちりの立体的なステージとなる。特筆すべきは、打球や出塁の表現の絶妙さ。迫力たっぷりのシーンを存分にお楽しみいただきたい。
さらに、ストーリーが展開していくのは、ステージの上だけではないというのがさらなる臨場感を生み出している。客席通路や2階通路部分を多用することで、さらに空間が広がり、あたかも登場人物たちと同じ場所で、同じシーンを体感しているかのような錯覚に陥る。客席全体を球場のスタンド席に見立て、応援団と共に声援を送らせるという参加型の演出も最高に楽しめるのでお楽しみに。

また、今作では、主役の栄純を筆頭にそれぞれの役がそれぞれの見せ場をもって、ストーリーの中で成長を遂げていく。特に青道チームの御幸、丹波、そして薬師チームの雷市の活躍は必見だ。


「ダイヤのA The LIVE」の主題歌「Grateful Story」から始まるオープニング、会場を巻き込んでの声援の練習、と毎度のお約束も健在。こうした会場を一体化させて盛り上げる大事な要素はそのままに、回数を重ねるごとにめきめきと成長を遂げている「ダイヤのA The LIVE」。毎公演で当日券も販売、また過去作品のスペシャル上映も控えているので、この機会にぜひ六本木で繰り広げられる高校野球を体験してみてはいかがだろうか。

本公演は、9月4日(日)まで、Zepp ブルーシアター六本木にて上演中。

公演概要



「ダイヤのA The LIVE V」

2016年8月19日(金)〜9月4日(日)
Zeepブルーシアター六本木

【キャスト】
沢村栄純役:小澤廉
降谷暁役:廣瀬智紀
御幸一也役:和田琢磨/
轟雷市役:輝山立
真田俊平役:上田堪大/
小湊春市役:深澤大河
倉持洋一役:葉山昴
小湊亮介役:椎名鯛造
伊佐敷純役:高橋良輔/
結城哲也役:上田悠介
増子透役:水沼天孝
丹波光一郎:NAO-G
滝川クリス優役:汐崎アイル/
宮内啓介役:中島大地
川上憲史役:青峰佑樹
前園健太役:澤田拓郎
金丸信二役:校條拳太朗/
片岡鉄心役:加藤靖久
高島礼役:遠藤沙季
太田部長役:藤田慶輔
吉川春乃役:遠藤ゆりか
藤原貴子役:加島碧
梅本幸子役:志藤彩那
夏川唯役:陽向あゆみ
峰富士夫役:島岡亮丞
大和田秋子役:三枝奈都紀/
三島優太役:永田彬
秋葉一真役:大曽根敬大
真中要役:一内侑
大前隆広役:真山勇樹/
轟雷蔵役:萩野崇/
<映像出演>坂井一郎役:章平
<アンサンブル>秋山皓郎/網代将悟/石毛元貴/佐藤ケンタロー/佐藤和斗/濱屋博嗣/陽田翔大/森山 遼/結城 駿

【スタッフ】
原作:寺嶋裕二(講談社「週刊少年マガジン」)
脚本・演出:浅沼晋太郎
テーマ曲:「Grateful Story」OxT
音楽監修:和田俊輔
制作:Office ENDLESS
主催:「ダイヤのA」The LIVE III製作委員会(講談社/エー・ティー・エックス/テレビ東京/ローソンHMVエンタテイメント/ポニーキャニオン/Office ENDLESS)

ストーリー

夏の西東京地区大会で無事ベスト8入りした青道高校は、一年生スラッガー・轟雷市を中心に強力打線を誇る薬師高校との準々決勝に挑む。
青道投手陣は勢いある薬師打線を抑えることが出来るのか!?

チケット料金:
前売り 全席指定 一般:8,300円(税込)
プレミアムシート:11,000円(税込)
(公演パンフレット・非売品グッズ付)

■公演詳細・チケットはコチラ

公式サイト:http://officeendless.com/sp/diaace_live/

公式ツイッター:@diaace_thelive

「ダイヤのA」The LIVE I&II スペシャル上映会概要


「ダイヤのA」The LIVE Tスペシャル上映会
8月23日(火) 14:00〜

「ダイヤのA」The LIVE Uスペシャル上映会
8月30日(火) 14:00〜

【場所】Zepp六本木ブルーシアター

【トークショーゲスト】
8月23日(火)
逢坂良太(TVアニメ「ダイヤのA」沢村栄純役)・花江夏樹(TVアニメ「ダイヤのA」小湊春市役)
8月30日(火)
小澤廉(「ダイヤのA」The LIVE 沢村栄純役)・深澤大河(「ダイヤのA」The LIVE小湊春市役)・椎名鯛造(「ダイヤのA」The LIVE 小湊亮介役)・葉山昴(「ダイヤのA」The LIVE 倉持洋一役)

【チケット】
3,000円(税込)


©寺嶋裕二・講談社:「ダイヤの A」The LIVEV製作委員会

舞台DVD情報



「ダイヤのA The LIVE U」Blu-ray/DVD
発売日:2016年8月3日(水)
価格:Blu-ray 9,800円+税 / DVD 8,800円+税
発売・販売元:ポニーキャニオン

■収録内容
 本編DISC 1枚、特典DISC 1枚 計2枚組
【初回限定(予定)】スペシャルパッケージ仕様
【特典映像(予定)】スペシャルメイキング/アフタートーク ダイジェスト/千秋楽カーテンコール/キャスト座談会
【封入特典(予定)】オリジナルブックレット/オリジナルブロマイドセット
※Blu-ray、DVDとも仕様、収録内容は同一となります
※仕様は予告なく変更になる場合がございます

「ダイヤのA The LIVE」DVD 
発売日:2015年11月18日(水)
価格:¥8,800+税
発売・販売元:ポニーキャニオン

■収録内容
本編DVD2枚+特典CD
(主題歌「Grateful Story」収録)

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