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ビートルズを語る! ダイノジ 特別インタビュー 2ページ目

Thursday, September 17th 2009

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interview

ダイノジ

--- メンバ−4人の中で好きなのは?大谷さんはジョンですか?

大谷:はい、ジョン・レノンですね。

--- 大地さんは?

大地:僕、昔ドラムやってたので、どうしてもドラムのリンゴが…

大谷:りんごも好きだしね。

大地:食べる方のね。アップルの方ね。(笑)

大谷:それも不思議じゃないですか。会社が「アップル」で。ほんとに不思議なバンドで、もともと『アビー・ロード』が最後のアルバムなんですよね。それで最後の曲が「ジ・エンド」だったり。なんか決まりすぎちゃってるところが悲しいんですよね。

--- 『アビー・ロード』の最後の「ジ・エンド」まで、きっちり「台本」みたいなのが作られていたと思いますか?

大谷:と思いますよ。でもその後アウトテイク集的な形で『レット・イット・ビー』が出るじゃないですか。あれ、本来タイトルは『レット・イット・ビー』じゃないですからね。『ゲット・バック』。「戻ってくる」ですから。

大地:「ジ・エンド」があってね。

大谷:でしょ?なんか、「たまらん!」ですよね〜。

--- 「たまらん」ですか。(笑)

大谷:そういうところも含めてビートルズの面白さなんですよ。エピソード的な話が全部面白い。

大地:しゃべれる題材がいっぱいあるってことですよね。

--- 普段、お酒の席などでよく音楽の話になるのでしょうか?

大谷:大地さんとは音楽の話はあんまりしないですね。

大地:大谷さんは他の人とビートルズの話をよくするでしょ。

大谷:いや、友達がいないんで。(笑)もっぱら奥さんに一方的にですね(笑)。

一同:(笑)

大地:でも一回、ラジオのビートルズ特集で大谷さんがビートルズの話を一時間やったんですよ。そうじゃなくても普段から僕は相槌役なんですけど、その時だけはほんとにもう相槌も打てないぐらいで。すごい評判良かったんですよ。

--- 今日ご一緒されていた二丁拳銃さん以外で、芸人さん仲間でビートルズ好きの方というと?大谷さんと同じレベルでお話しできるような。

大谷:それがまた面白いところなんですよ。例えば教科書に出ているような代表曲が好きな人もいれば、僕のように初期の黒人に対するリスペクトが表れている曲がすごく好きな人もいますから。「プリーズ・ミスター・ポストマン」とか本当にすばらしいですよ。原曲よりすごくて、本当に良いカバーなんですけど、僕はやっぱりそういう面が好きなんですよ。ロックンロールを好きなジョン・レノンが好きなんで。

ちょっと年上の人としゃべっててそういう話になるとやっぱりうるさいぐらいしゃべっちゃいますね。あとは大体みんな聞こえないふりしてます。「めんどくせーな、こいつ」って(笑)。友達無くします、ビートルズで。(笑)

大地:増えるんじゃないんだ。(笑)

大谷:でも「愛こそすべてだ」って僕は言いますけど。(笑)

--- 最後になるのですが、「ビートルズが人生にどのような影響を与えたか」という・・・かなり重い質問なんですが、いかがでしょうか?

大地:僕はまだ直接的な影響はそんなに無いんで、これからどういう風に影響していくのかな、っていうのがあるかな。もしかしたらこのまま無いのかもしれないですけど。(笑)これからですね。

大谷:なんだよ、その格好つけた答えは。(笑)

大地:いや、ちょっと俺、いま「ぱっ」て浮かんで。(笑)すごいミュージシャンっぽいな、って。(笑)「このトーンで行くぜ!」って思ったんですよ。

一同:(笑)

大谷:僕は…お笑いとか作る時もそうですけど、既成概念を破壊して何か新しいものをクリエイトするっていうことですね。その究極の形。でも、先代が創ったロックンロール、R&Bに対する尊敬はちゃんとあるんですよね。そこは破壊しないんですよ。それがやっぱりすごいなと思うんですよ。

お笑い作る時は、自分も過去のお笑い芸人に対する尊敬の念はちゃんと持ちつつ、何か自分にしかできない、「破壊」とか「新しいものを入れる」ってことが大事なんだぞってジョン・レノンに教えてもらいましたね。でも何でもかんでも新しいものを出されたら良いって訳じゃない。ただ新しいものを「芸術だ」って言われても楽しくない。

でもビートルズは楽しいんですよ。ポップだし。口ずさめるし。だけどやってることはめちゃくちゃ新しいし、過去に無いこと全部やってる。それってすごくレベルが高くないですか?「芸」として高い。だからそういうことを自分が一歩でも二歩でもいいから、自分が作る時に何かできたらいいな、って思います。それがビートルズから受けた直接の影響だと思います。(ちょっといい話 4)

大地:僕ら師匠がいないんで、ジョン・レノンを師匠と呼びます。

一同:(笑)


profile

数多くの演芸・ネタ番組に出演する本格派漫才師でありながら、レポーターや司会業でも新しい魅力を発揮し、サブカルチャーによしもとにおいて最も精通した、いい意味でよしもとらしくない稀有なコンビ。
また舞台や寄席を愛し、定期的にストイックにライブ活動にも励む。数々の音楽雑誌・映画雑誌に連載を持ち、洋邦問わず音楽や映画に対し造詣の深い大谷ノブ彦と、2006、2007エアギター世界チャンピオンの大地洋輔からなる。
近年はDJのパフォーマンスで様々なロックフェスティバルにも出演。また自身が企画したDJパーティー「ジャイアンナイト」、ロックフェスティバル「DRF」で多くのミュージシャンと交流を深め、活躍の場を広げている。

ダイノジ・大谷 ちょっといい話 4

例えば「プリーズ・プリーズ・ミー」。「『プリーズ』をなんで2回言うの?」って言ったら「誰も言ってないじゃん。『プリーズ』2回は誰も言ってないからやろう」ってことじゃないですか。




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