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from RENTHEADS 〜レント中毒者からのコメント、鑑賞レポート〜

Friday, July 31st 2009

緊急特集他、カルモン第五号は追加更新も有!
緊急特集 オリジナルキャストで伝説が再現!ミュージカル「RENT」
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レント中毒者からのコメント、鑑賞レポート
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レント中毒者からのコメント、鑑賞レポート
レントヘッズって何?

世界中にいます・・・レントヘッズが。

この大作を長年かけて書き上げたジョナサン・ラーソンの初演直前の突然の夭折。
小劇場での初演からたった2ヶ月でブロードウェイに進出し各賞を総なめにして12年半のロングラン。そして映画化。
オペラクラシックスをロック世代に向け大胆に置換した脚本構成。
過激でマイノリティな若者が愛で自身を支えあうストーリー展開。
簡素な舞台からあふれる圧倒的臨場感のある演出。
美メロな全楽曲に込められた強烈で魂を揺さぶるメッセージ。

何もかもが伝説のミュージカル「レント」。1度見れば必ず中毒者になる。そしてその熱狂的なファンを、レントヘッズと呼びます。


レントヘッズのコメント&鑑賞レポート

レントヘッズ山田優
『RENT』の魅力。
すごくたくさんあります。
私は初めて観たのがニューヨークだったのですが、言葉が分からなくても歌声や声だけで感情が伝わってくるんですね。
そこにすごく魅力を感じましたし、 色々な問題に直面しながらも、「愛」や「友情」を信じ、夢に向かって「今日という日を生きていく」というメッセージがすごく伝わってきて、目一杯の力をもらえる作品だな、と思いました。
そこが最大の魅力だと思います。

レントヘッズ山田優

HMVレントヘッズ高田
出会ったのは9.11の爪痕がまだ残る2003年冬のNY。

ミュージカルといえばコーラスライン、ライオンキングなどの衣装(=コスプレ的印象)しかなかった私に、「若者が普段着を身にまといロックを歌う。」というガイド本を観てのNYでのミュージカルデビューは、軽快なロックサウンドを耳に残すはずでした。

ところが初RENTで覚えているのは、トイレから足早に戻った幕間直後に息も整わない中で席に着くと、前半ラストの喧騒を残していたはずの壇上の薄暗い照明の中、荘厳なまでに静かに横に一列に並ぶキャスト。そして始まるあまりにも美しすぎるゴスペル調の名曲「Seasons of Love」。観客のため息交じりの感嘆と大きな拍手の中で私はトイレ直後なのにまさに失禁寸前。

私にとっての初演はその瞬間が感動すぎて、以前以後の内容を全く覚えておらず、その瞬間の再体験と改めてそのストーリーを知りたくて、その後の来日公演、日本人キャストの公演、NY再訪。そして待望の映画。全て複数回観てまわりこの作品の持つ超伝説的エピソードと、あまりにもキャッチーな全楽曲と臨場感あふれる演出に作品への想ひは日毎募っております。

スクリーンでも観た初演時のオリジナルキャストの初来日公演というまさに事件!な本公演。また新しい伝説を目の前に出来ると思うと興奮しすぎで・・・、考えるだけで夏バテしそうなのであまり考えないように観に行ってきます。

今まで数多く見たRENTの中で文句無しに一番感動した公演でした。

本公演で今までと圧倒的に次元が違うように思えた魅力。それが「RENTに身を委ねる。」ということ。今回のレントカンパニーがよく話すこの感覚。舞台で演者として表現するのではなく舞台でただ一生懸命に生きること。そうすればその瞬間を、525,600分の1分の生を、キャストはもちろんスタッフもオーディエンスも全員が体感できる。

私が今回感じたRENTの瑞々しい生命感。

それはRENTヒストリーの中で主演をオリジナルキャストに据えた伝説の集大成ともいえるツアーだからこそ、あえて過去の積み重ねではなく「いまを生きる」ことを大事にした想いの体現。

そう、No day but today!

レントヘッズにならないと人生損ですよ。だから観にいってくださいとも言いません。私の席がその分取りづらくなるので。最後、千秋楽も思い切り楽しんできます。

HMVレントヘッズ井上
初めてRENTと出合ったのは、1999年10月、旅行先のNYでした。

10年ぶりにその時のアルバムを押入れから引っ張りだしてみると、アルバムの1ページには、10月11日付のチケットと“衝撃!”“トイレ我慢”のメモが残っていました。
感動のあまり立ち上がることもできないほどだったし、「Seasons of Love」には鳥肌がたったのを覚えています。
その夜は、ミミの歌声が頭の中をぐるぐる・・・そして「out tonight」のシーンが何度もよみがえりました。

その日からすっかりRENTに魅了され、日本公演2回、日本版RENT2回、映画版・・・とRENTはずっと私の中で続いています。
すばらしい曲(すべてが名曲!)を通じて魂に響くミュージカル「RENT」。
この夏、日本に来てくれてほんとうにありがとう。

子供が急に熱をださないことを祈りつつ、RENT当日を迎えました。
舞台セットを見ただけで気分も高まり、マークの第一声を聞いた瞬間、10年前の記憶が蘇りました。

気がつくと、歌詞とキャストの声が一体となった一曲、一曲に聞き入り、1シーン、1シーンを妙に落ち着いて丁寧に観ていた自分がいました。
もうこのキャストでのRENTは観れないかも・・という気持ちが大きかったかもしれません。

RENTと出合って10年。自分の現実はめまぐるしく変わり、刺激される出来事が少なくなったこの頃、特に今回は”No day But Today" にパワーをもらい、元気づけられました。
他のミュージカルを観ても1時間もすればあっさりとしている自分がこれほどまでにはまって、こだわっている・・・・この魅力が何なのか、まだまだ知りたい、という気持ちがさらに強くなった今回でした。
(翌日、もう1公演、1枚チケットを購入、こっそりまた行ってきます)

HMV見習いレントヘッズ新美
ミュージカル好きである。
「雨に唄えば」が大好きだったし(傘をふりまわした)、「マンマミーア」と「ヘアスプレー」はブロードウェイで観たし、「リバーダンス」に至ってはマニアといっていいほど、夢中になった。

ので、当然RENTというミュージカルがあるのは知っていた。
映画化された時、観にいきたいとおもったけど、見逃してしまった。
DVD化された時、買おうとおもったけど、「やっぱ重いからしんどいかも」と勝手な想像で買わなかった。

そして今回、HMVレントヘッズ高田氏に熱く語られ、この企画ページをドライビングすることに。

関連資料を読み漁るうちに、そして高田氏に熱く訴えかけられるうちに、気分はもりあがり、さあ観にいくわよ!となったのであった。

先輩レントヘッズ曰く、「あんた、泣くよ」。

はい、たぶん泣きます。ハンカチの用意が必要ですね。
果たして、観た後は立派なレントヘッズに変身できるのかっ。
お楽しみに。

2回観ました!1回目は初日。とてもいい席(かなり前)だったのですが、となりの見知らぬ超レントヘッズお姉さんと横の興奮のあまり固まっているレントヘッズ高田氏に挟まれ異様なムード。

とてもソウルフルな歌声に感動するものの、字幕がほとんど目に入らないため、イマイチわからず。すみません、あまり泣けませんでした…。ゴメンナサイ…。ただ、初日はスタートからスタンディングオベーション、最後も総立ちということで、とてもクオリティの高いお客様たちに恵まれた公演で、すごく熱気を感じましたっ。

初日から間を置いて、、、その間、サントラCDで勉強を重ねました。するとフツフツと後追い感動がやってくるではないですか!徐々にテンションをあげていき、映画も観て、今回は予習もバッチシ!席も2階前方で場所もばっちし。

…オープンから鳥肌たっちゃいました。こんなにこないだも声がびんびんしてたっけ?と思いながら。「ああ、もっと早くに知っておくべきだったな」と。RENTを知れてよかったです!

#ちなみに私はモーリーンが一番好きになりました!ムー!

レントヘッズ高遠
僕のミュージカル評価方法は、「劇場を出て1曲でもメロディーラインが頭に残っていたら面白かった、1曲も残らなかったら時間のムダだった。」というシンプル(というか作者には怒られそう)な基準。
けれどもRENTの時は、感動と楽曲がすべてが印象に残って、面白かったのだけれど頭が混乱した事を思い出します。
それからというもののiPodではRENTサントラのヘヴィーローテーション、来日公演があればその度にお金が無くなるまで観劇。
今のところ観劇は通算24回。好きなミュージカルや舞台は数多くあるけど、ここまで観て飽きがこないのは唯一この作品のみです。
去年の9月のブロードウェイ公演閉幕には心が折れたけど、それ以上のステージがこの夏、東京で観られるなんて!
アダムとアンソニーを始め、とんでもないキャリアを持ったキャストのラインナップに今から大興奮です!

初日が始まると、まずアダム(ロジャー)とアンソニー(マーク)が舞台に登場しただけでスタンディングオベーション。気がついたら立って拍手を送っていました。そしてアンソニーが間をとって「tune up #1」の台詞を発したとたんに放心状態。気がついたら僕の目は舞台に釘付けになっていて、瞬きするのも惜しいくらいでした。

RENTは今まで何度も舞台で、映画で、舞台版DVDで観てきましたが、一幕の早い段階(One Song Glory)から涙が溢れてくるのは初めてでした。舞台上にはロジャー・デイヴィスがまさに生きていました。マーク・コーエンもまるで現実に存在しているかのような輝きを放っていました。この2人に導かれるかの様にミミ、エンジェル、コリンズ、ベニー、その他アンサンブルによる数々のキャラクターたちも存在していました。

彼らの奏でるメロディーとストーリーは、今まで観てきたRENTとは全く違う作品といってもいいくらいに心に響きました。(過去のRENTを否定する訳ではないのです、念のため。)つまり、言葉では決して表現できない感動がありました。

レントヘッズには月並みな言葉ですが、これしか思い浮かびません。
「ありがとう ジョナサン・ラーソン」


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