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Special Interview 〜HMV独占インタビュー〜

2009年7月31日 (金)

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HMV独占インタビュー

For Adam Pascal / Roger

ジョナサン・ラーソンとはどんな人物だったか? (彼の言葉で印象的だったものなど)
僕が面白いなと思うのは、ジョナサンはロジャーのことをダッシュボード・コンレッショナルズ(アメリカのバンド)の中のカート・コバーンのような男いるでしょ?
ああいう感じで捉えているんだ。僕はどっちかというとブルース・スプリングスティーンみたいな感じだと思っているんだけどね。
ジョナサンは結局ショーが最終的にどうなったのか、どういう風に進化していったのかを見ることができなかったから、僕達は皆、彼の為に素晴らしい仕事をするため、毎晩、彼の名誉を称えるためにものすごくプレッシャーを感じているよ。

ロジャー役を演じるにあたって最も大切にしていること
僕は特にスペシャルなリサーチとかそういう俳優らしいことはしないんだ。
ただ曲を歌い僕自身のパーソナリティを彼に持ってくるだけ。
ロジャーは、ただの僕なんだよ。

日本の印象。最後に日本のファンへメッセージ
日本は皆は本当に良い人たちで、毎回劇場に行くたびにたくさんのギフトをもらえるよ。
僕らは本当にラッキーだと思うんだけど、皆が気持ちと心をこめてサポートしてくれるから、ちょっと疲れたなと思う夜だって観客の目を見るだけでまた力づけてもらえるんだ。


For Anthony Rapp / Mark

ジョナサン・ラーソンとはどんな人物だったか? (彼の言葉で印象的だったものなど)
初めて会った時、僕はニューヨーク劇場のワークショップ(演劇のリハーサル、研修)でステージに立っていて、ジョナサンは観客席に座っていたんだ。
彼はちょっとひょろっとした背が高い人で、席で猫背になって鉛筆を噛んでいた。
くるっとカールした髪をしていて、耳が大きくて、彼だけで劇を書いたにしてはちょっと若く見えるなと思った。
彼は、言葉で表す全ての意味において、とても若々しかったんだ。
彼を知るにつれて、彼がとてもオープンで、一緒に仕事をしやすい人だと分かった。とても意志が強く、情熱的なんだ。

ロジャー役を演じるにあたって最も大切にしていること
マークを演じることは、自分の人生の一部だよ。
皆、このミュージカルがジョナサンの死後も終わらないことを分かっていた。
プレビューを始めた時に観客からの意見をもらって、何がうまくハマっていて、何がうまくいっていないのかを確認し変更して行った。
その時、どういうふうにしたらジョナサンの考えからずれることがないのかも一緒に考えて調節していかなくてはいけなかった。
ジョナサンがそこにいてそれを教えてくれることが出来なかったからね。

「RENT」のナンバーの中で個人的に好きな曲+あれば理由やエピソード
全部。としか言いようがないな。
僕は最初のワークショップからいたし全ての変更を見ているからね。
実を言うと、ワークショップからブロードウェイでの公演になった時、かなりの部分が変更されているんだ。
それはプロセスの1部分だしショウは続いていかねばならないからね。
「シーズンズ・オブ・ラブ」「アイル・カバー・ユー」、「ライト・マイ・キャンドル」、「アウトトゥナイト」そして「ウィズアウト・ユー」みたいなメインの大きなナンバー(曲)は、実は両方のバージョンがある。
でも完全に新しい「What you own」「Tango: Maureen」んみたいな曲もある。「Rent」の歌詞に至っては完全に新しくなったんだ。
本当に素晴らしい経験をしたと思う。

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