HMVインタビュー:Lazee
Thursday, July 9th 2009
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Limp BizkitのFred Durstとコラボした後、不可能な事なんてないって再確認できた
- --- プロデューサーのIshiはどんな人物?
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この業界で間違いなく、彼は最も才能のある人だと思うよ。 俺のアイディアを形にするのが本当に上手くて。例えば「Back to 85」は、オールドスクール感を出しつつ、今風な曲にしてくれってね。 ラップは90年代のヒップホップにしつつ、ビートは80年代風にって。80s、90s、2000sなテイストを全て取り入れたいって思ってね。彼はそれをやってくれた。 あと、彼は制作時間にこだわらないんだ。1時間かかろうが、4時間かかろうが、時間に惜しまず納得がいくまで取り組んでくれるよ。時間を縛りたがるプロデューサーって多いからね。
- --- ゴールドディスクにも認定された「Rock Away」について教えて。
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この曲は、今回のプロジェクトで初めてできた曲なんだ。2007年の9月かな。ある日地元からストックホルムの空港に着いた時にIshiが迎えにきてくれた時に車でデモを流してくれたんだけど、聴いた瞬間「これはヒットする!」って、ピンときたよ。そのままスタジオに直行してレコーディングしたんだけど、当日終わったその勢いで翌日には「I’m Not Pop」ができてね。2曲ともIshiの部屋で作ったんだ。「Rock Away」の歌詞もフリースタイルだしね。その場で感じたことをそのまま曲に乗せた感じかな。
- --- リミックスではFred(Limp BizkitのFred Durst)をフィーチャーしていますが、彼はどんな人物?
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Fredはすごく謙虚だけど、ノリのイイ人。そもそもこのリミックスの話は、俺が「Hold On」のPV撮影で東京に居た時にFred本人からオファーのメールが突然来てね。 最初は誰かのイタズラとか冗談かと思ったよ。でもマネージャーが調べたらホントに本人だってわかってね。もう勢いでLAに飛んでったよ。 真に“FANTABOLOUS”(レーベル名)なセッションだったね!
- --- 「Hold On」ではNeverstoreをフィーチャーしていますが。
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実は、最初は「Hold On」は…乗る気じゃなかったんだ。当時は「Rock Away」のリリースツアー中で各地をまわっていて、とにかくもう疲れきっててね。そんな真っ只中、とある日またIshiが帰りの車の中で「ヤバイ曲がある!スタジオ寄ってかない?」ってね。俺は帰って休みたかったんだけど、またそのままスタジオに直行してさ。でも、俺も曲を聞かせてもらった瞬間「ヤバイ!」って、思ったよ。イッキに疲れた事なんて忘れてやる気になったね(笑)。ヒップホップのアーティストがロック・アーティストとコラボできたなんて最高だったよ。
- --- 何故ロケは渋谷で?
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正直、何故かはわからないけど…ディレクターが単に選んだんだと思う。でも東京に行けるきっかけができて最高だったよ。ロケ中は場所が場所だけにめちゃめちゃ注目されて、まだ全然無名の俺を見て、サインを求めてくれたり、話しかけてくれた人がたくさんいて、東京ってスゴイなって思った。
- --- あなたのお母さんに捧げたという「My Hero」に込められたメッセージとは?
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母親に捧げるラッパーってたくさんいると思うけど、当時自分は地元を離れてストックホルムでアルバム制作をずっとしていて、生活の環境がめちゃめちゃ変わっていてね。そんな時に支えてくれた母親は「俺のヒーロー」であり、感謝の気持ちを表したくて。お花をプレゼントするような感覚と一緒かな。 「My Hero」以外に一言で言うと…「My Strength(俺の力、強さ、精神力)」かな。どんなに落ち込んでいる時でも、ストレスがたまっている時でも、疲れている時でも…電話で5分話すだけでパワーがもらえるよ。
- --- これまでにコラボした中でもっとも印象に残ったのは?また、かけられた言葉で印象的だったのは?
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Limp BizkitのFred Durst。彼とコラボした後、不可能な事なんてないって再確認できた。 印象的な言葉は「そのまま突っ走れ、お前の音楽は世界レベルだ」。
- --- USのアーバン・ミュージックをどう見てますか?また、自分の音楽のもっともスウェーデンらしい部分とは?
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昔から僕が聞く音楽のほとんどは、USアーバン・ミュージック。世界に与える影響という点において、アメリカの音楽は絶大なもの。 僕の音楽の最もスウェーデンらしい部分は、僕はスウェーデンで生まれ育ち、スウェーデンで音楽を作っていること。色んなジャンルの音楽を混ぜて素晴らしい、もしくはFantabolousな音楽を作ってるよ。
- --- ラッパーとしてリスナーにもっとも伝えたいメッセージとは?
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「Sky Is The Limit(可能性は無限)」かな。夢があったら誰が何を言おうと、自分を信じて。俺の夢はアーティストになるとこと、世界中の人に自分の音楽を聞いてもらうことだったわけで。それが現実になったし。周りに何て言われようが、自分を信じて夢に向かって走って欲しい。
- --- 「I'm Not Pop」のPVではエド・ハーディで固めてるけど、どんなファッションが好き?
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好印象を持ってもらえるように、身だしなみには常に気を使っているつもりだよ。小さい頃から母親には「第一印象は大事」って、教えられてきたからね。人と会った時に、自分がまずどう見られるかって大事だと思うし。 自分らしさって何だろ…このスカルとかかな。あとはサングラスとこのキャップのかぶり方とか(逆にかぶってます)でも、色々ミックスするのが好きだよ。こんな格好でオシャレなレストランとか行かないし(笑)。そんな時は、キレイ目のシャツ着て、カフスを付けて…その場に合った服装をその都度選んでいるかな。とにかく、好印象を持たれるように努力はするよ。 今年の夏は…カラフルな色使いが流行るんじゃないかな。個人的にはホントどんなスタイルも自分なりに着こなせればイイと思うし。スニーカーに関しては、AIR FORCE 1とAIR MAXがマイブーム。日本のAIR MAXはヤバイよね!この前、日本に行った時も6足くらい買っちゃったし。限定ものとかいっぱいあるしね。また日本に行ったら絶対に買いに行きたい。
- --- 将来の夢は?
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ヨーロッパ発のアーバン・ミュージック世界的生き伝説となること。 そう、ヨーロッパ発のアーバン・ミュージック世界的生き伝説となること。
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- Setting Standards: 俺がルール!
LAZEE - 2009年7月15日発売
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- Setting Standards (輸入盤)
LAZEE - 2008年9月発売

1985年生まれの23歳。90s半ば10才のとき、Notorious BIGの”Players Anthem”に影響され初のライムを書いた。その2年後にロンドンに渡り、アーバンカルチャーに浸かる日々を送った。 Hip hop, R&B, Dancehall, Garage, Drum & Bass,そしてUKが生んだGrime等あらゆる音楽に影響を受けた。6年後地元に戻り、本格的に音楽活動を開始。その流れでプロデューサーのIshiと出会い、新たなサウンドを追求し始める。そうしてレーベルの注目を獲得したのが、後にアルバム”Setting Standards”のファースト・シングルとなる”Rock Away”だ。 シングルがオフィシャルにリリースされていないにも関わらず、iTunesのチャート2位、NRJのSmash Hit of theWeek、MTVのVoice ChoiceのThe Voice and Freshに入り、1週間に120スピン以上OAされる等の快挙をとげた。 そして2008/1/18にファースト・シングル”Rock Away”がリリースされた。 “Rock Away”はフランスのMTVで2週間ナンバーワンに輝き、徐々にヨーロッパ全土に広がって行った。 またLimp BizkitのFred Durstがこの曲を聞いて自らリミックスしたいと申し出た。 元Bad BoyのLoonやLimp BizkitのFred Durst らをフィーチャリングしたアルバムは2009年7月に日本発 売予定。Snoop Dogg, Rick Ross, Wyclef, Blackstreet, Musiq らのビッグネームのオープニングを務め、EMA(MTV European MusicAward)にノミネートされ、Sony EricssonやEd Hardy By Christian Audigierとも契約した彼は、ヨーロッパで今一番注目されているアーティストである。
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