圧迫面接 【Saori@destiny】
2009年3月4日 (水)
雑多な音楽業界の中でなかなか紹介しきれない曲やアーティストたちを、オピニオンリーダーたちに聴いてもらい、その感想を聞きたい、あわよくばプッシュしてもらいたい!という思いから生まれたHMV×My Space×CINRA×DAX 4サイト合同の新企画「音楽圧迫面接」。 お招きしたゲストに4サイトの代表者(圧迫面接官)が持ち寄ったオススメ音源を聴いてもらい、その音源についての率直な感想や印象をぐいぐいと問い詰めていく。 前回、ゲスト壱岐尾彩花を圧迫するはずが、圧迫されっぱなしで終わってしまった面接官たち。前回以上の気合で臨む第2回目のゲストは、JAPANESE生まれのCHAOS育ち、エレクトロポップの異端児、Saori@destiny! 前半をMySpace、後半をHMV ONLINEにて掲載! |
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HAIRA MITSUKI「サヨナラTECHNOPOLiS (Traks Boys rmx)」 アルバム名:『サヨナラ TECHNOPOLiS』(09.01.21 on sale) MySpace プロフィール PV「サヨナラTECHNOPOLiS」をDAXで観る! Saori@destiny(以下Saori):んー、実は一番わからないタイプの曲ですね…。 宮崎敬太(以下M):へえー、意外ですね! これは『サヨナラTECHNOPOLiS』っていう曲のTraks Boysのリミックスなんですけどね、原曲の良さを生かしながらTraks Boysらしさもしっかり出てる。 Saori:原曲支持派なんですよ(笑)。アルバムでもリミックスは早送りしちゃうことが多いですね。 柏井万作(以下C):確かに歌ってる立場からすると、原曲が良いというのが一番ですよね。 Saori:そうなんです。原曲が良いほどリミックスは聴きたくないというか。 M:でもリミックスって面白くて、リミックスする人の個性が重なると、原曲の違った良さが出てきたりもするんです。Saoriさんが「Shangli-La」歌ってるのも、ある種のリミックスに近いところがあるかもしれません。 Saori:そうなんですねー、これからはちゃんと聴いてみたいと思います。 高根順次(以下D):じゃあ、昔ダサダサだった男がリミックスされて、すごいイケメンになってたらどうですか?(笑) Saori:それはいいけど、調子乗ってそうですよね、そういう人って…。 M:キレのある回答ですね(笑)。 D:絶対調子乗るでしょ。次は堀田さんですね。 ―私は平和に盛り上がりたいんで…(Saori) Saori:すごい勢い…。闇度のある音楽が戻ってきましたね。地下の怪しいライヴハウスとかでやってそう。マンガのNANAみたい。 堀田祐介(以下H):そうですね、昔のちょっと危なかったころのライヴハウスを思わせるような。確かに多少、暴力的な表現があるかも…。でもそこが味だったりするんです。ライヴパフォーマンスも相当派手らしく、インディーズロックのシーンでは一番注目されているバンドのひとつです。 Saori:そんな感じですよね。でも、もしオススメされても、ちょっと聴かないかなあ…。なかなかイイとは思うんですけど。 C:すごい上から(目線)ですね(笑)。 D:彼氏がこういう音楽やってる人だったら? Saori:理解しようと努力はしますけど、ちょっとついていけなそうな感じですねー。ライヴハウスの壊れたノリが伝わってきます。闇度は“3”くらいですけど、ちょっと怖いですね。私は平和に盛り上がりたいんで(笑)。 Jthai kick murph「タイキックオリンピック」 収録作品:『olympia』(09.02.01 on sale))※HMVでの取り扱いはありません。 My Space プロフィール C:こんな曲がライヴハウスでかかってたらどうですか? Saori:楽しそうですね!盛り上がりそうです。 C:最近こういうギターポップのシーンにはいろんなアーティストが出てきてるんですけど、どれもやや似たり寄ったりになりがちなんですね。そんな中で彼らは頭一個飛びぬけたセンスとエネルギーを持っていて、“注目の若手が出てきたなぁ”って感じです。 Saori:チャットモンチーみたいですね。サビがキャッチーで聴きやすいです。 C:昨年、相対性理論がブレイクしましたけど、彼らもそんな風にヒットしていけばいいなあなんて思います。みなさん、ぜひプッシュして下さい! D:すごいプッシュしますね(笑)。 Saori:そうですね、いいと思います(棒読み)。 M:あはは、素直なリアクションですね(笑)。 C:Saoriさん、thai kick murphになにかアドバイスがあれば、ぜひ聞かせて下さい。 Saori:え、私がですか? あえて言うなら歌詞がもっと聴こえやすいといいですね。ちなみに個人的にはHYさんとかの片想い的な歌詞が好きです。 C:じゃあ、彼らには片想いの曲をぜひ作ってもらいましょう(笑)。 |
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