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アシュケナージ&EUユース・オケ来日

2008年8月4日 (月)


アシュケナージ指揮 EUユース・オーケストラ日本公演

カラヤン、バーンスタイン、ジュリーニ、ショルティなど、名だたる巨匠指揮者がタクトをとった世界最高峰のユース・オケが初来日!
 ヨーロッパの主要オケのトップ・メンバーを輩出し、毎年のEUツアーではハイレベルかつエネルギッシュな演奏が聴衆を熱狂させてきた若く才能あふれる奏者たち。表現意欲にあふれるパワフルで輝かしい響きを初めて日本で体験することができます。
 今年は、リムスキー=コルサコフの没後100年。色彩感豊かなオーケストレーションが堪能できる『シェエラザード』と共に、今回が日本初演となる歌劇『不死身のカシチェイ』(全1幕・演奏会形式)という注目のプログラム。ロシア・オペラの本場、ゲルギエフ率いるマリンスキー劇場で活躍する豪華なソリストたちの歌唱も聴きどころです。
 また、感動的な独唱と合唱を伴うマーラーの交響曲第2番『復活』では、豊かな表現力と存在感でその活躍に目を離せない坂本朱、薗田真木子が出演します。合唱を担当するのは、東京音楽大学。ヨーロッパと日本の若者たちの息吹がハーモニーとなってホールいっぱいに響きわたります。
 指揮を執るのは現役最高のピアニストのひとりであり、精力的な指揮活動をライフワークとしてきたウラディーミル・アシュケナージ。祖国ロシアの音楽であるリムスキー=コルサコフはもちろんのこと、早くから取り組んできたマーラーの中でも『復活』を取り上げるとあって、聴き逃すことのできない注目の公演です。

≪公演概要≫
■2008年8月22日(金) 19:00開演(18:15開場)神奈川県民ホール 大ホール

リムスキー=コルサコフ <没後100年記念>
・交響組曲『シェエラザード』
・歌劇『不死身のカシチェイ』全1幕(日本初演・演奏会形式)

指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
管弦楽:EUユース・オーケストラ
ソリスト:志田雄啓(テノール) マリーナ・シャグチ(ソプラノ) アレクサンダー・ゲルガロフ(バリトン) アンジェリナ・シェバチカ(メゾ・ソプラノ) 大塚博章(バス)
合唱:二期会合唱団

■2008年8月24日(日)15:00開演(14:15開場)神奈川県民ホール 大ホール
マーラー:交響曲第2番『復活』

指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
管弦楽:EUユース・オーケストラ
独唱:薗田真木子(ソプラノ) 坂本 朱(メゾ・ソプラノ) 合唱:東京音楽大学合唱団

両日とも全席指定 S席12,000円/A席9,000円/B席7,000円/C席5,000円/D席3,000円/学生2,000円(税込)

お問合せ先:神奈川県民ホールチケットセンター 045-662-8866

http://www.kanagawa-kenminhall.com/ashkenazy/index.html

【ウラディーミル・アシュケナージ(指揮) プロフィール】
1937年、旧ソ連邦ゴーリキー市生まれ。中央音楽院を経てモスクワ音楽院でピアノを学び、1955年「ショパン国際ピアノ・コンクール」で第2位、1956年「エリーザベト王妃国際音楽コンクール」、および1962年「チャイコフスキー国際コンクール」で優勝という輝かしい受賞暦をもって、ピアニストとしてその音楽活動をスタートしました。以来、今日まで、世界最高峰のピアニストとして、名実ともに君臨しています。
1970年以降は指揮活動を活発に行うようになり、フィルハーモニア管弦楽団およびクリーブランド管弦楽団首席客演指揮者、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者・音楽監督のポストを歴任しています。1998年から2003年にかけて首席指揮者を務めたチェコ・フィルハーモニー管弦楽団とは、演奏旅行、録音、特別プロジェクトなどを数多く行っています。
2004年、NHK交響楽団音楽監督に就任。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など、世界一流のオーケストラに客演しています。現在、フィルハーモニア管弦楽団およびアイスランド交響楽団桂冠指揮者、欧州連合(EU)ユース・オーケストラ音楽監督。

【EU(欧州連合)ユース・オーケストラ プロフィール】
EU(欧州連合)ユース・オーケストラは、1978年、相互理解と平和を理念としたヨーロッパの理想を体現するオーケストラとして設立されました。オーケストラのメンバーは欧州連合(EU)の27カ国約4,000人からオーディションで選抜された若き演奏家(14歳〜24歳)たちからなります。EUとなってから、今回が初来日のオーケストラです。
初代音楽監督および首席指揮者のクラウディオ・アバドを継ぎ、現在は世界最高のピアニストでもあり世界一流の指揮者として活躍するウラディーミル・アシュケナージが音楽監督を務めています。
これまで、このオーケストラ(EUYO)は、カラヤン、バーンスタイン、ジュリーニ、ショルティ、バレンボイム、ロストロポーヴィチをはじめとする著名な指揮者を客演に迎えるとともに、アルゲリッチ、ポリーニ、ピリス、ペライア、メニューイン、ムター、ムローヴァ、ケネディ、ルートヴィヒ、ベルガンサ、ノーマン、ヘンドリックスなど、世界一流のソリストとも共演しています。
その演奏レベルは世界最高水準にあると高く評価されていますが、そのレベルの高さは、OBがヨーロッパの主要オケの中枢で活躍していることからも伺えます。現在のベルリン・フィルの13名、ロンドン響の10名以上がEUYOの出身者であり、また、世界のメジャー・オーケストラで16名がコンサートマスターとして活躍しています。現在のクラシック界を支えている優秀な奏者たちの源泉として、このユース・オーケストラの存在は大変大きなものがあると言えます。また、アバドやアーノンクールとの録音が多数ある「ヨーロッパ室内管弦楽団」は、EUYOのOBが結成したこともよく知られています。
最近のEUYOのレベルを確かめる手段として、アシュケナージ指揮による五嶋龍とのブラームス:ヴァイオリン協奏曲のDVD(ドイツ・グラモフォンUCBG1150 ¥3,500[税込])(2006年4月ミュンヘンでの収録)があります。

関連情報

コンサート情報
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

EUユース・オーケストラ 

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アシュケナージ

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