たとえば、UA。
2008年6月10日 (火)
UAって、どんな人?
本名:嶋歌織 (しま かおり)
生年月日:1972年3月11日
出身地:大阪
"UA"とは、スワヒリ語で、"花"と"殺す"という、相反する2つの意を含む
映像表現に惹かれ、美大卒業後もしばらく映像方面を目指していたが、ジャズバーで歌っていたところを見初められて、歌手に。
1995年に『HORIZON』でデビュー。以来、ソウル、ロック、ジャズ、レゲエ、島唄、民族音楽など、ジャンルを超えた多彩なナンバーを歌い、先鋭的で濃密な世界を確立。
浅井健一らと"AJICO"を結成し、『深緑』などをリリース。
また、NHKの"ドレミノテレビ"に歌うお姉さん"ううあ"として出演し、童謡も披露。『うたううあ』をリリース。
アルバムに、『11』『AMETORA』『turbo』『泥棒』『SUN』『Breathe』『Nephews』『Golden Green』などがある。
また、菊地成孔氏とのジャズアルバム『cure jazz』もリリース。
その独特の存在感ある歌声とスタイルで、子供からコアな音楽ファンまで、多くの人々を魅了している。
現在、お腹に第2子を妊娠している。
歌手として知られるUAは、大阪のジャズバーで唄っているところをスカウトされた。それ以前は、"映像方面"に進むつもりで、嵯峨美短大で勉強していたり、イメージフォーラムの生徒として通っていたこともあった・・・ので、彼女のPVやジャケットなどを見ると、そのビジュアルのセンスのよさ、アートに対する造詣深さを、十分といっていいほど窺い知ることができる。
映像を愛しているが故?に、あまたたびの引力に吸い寄せられるように、映画にも出演している、歌手とは"別"の彼女について。
映像ディレクターの信藤三雄氏が1998年に監督した『代官山物語』は、代官山にオフィスを構える売れっ子カメラマン、ヤジマックスこと矢嶋潤がある日、人気ミュージシャン、港マリのライヴで殺人事件に出くわすところから始まる。
元COSA NOSTRAの佐々木潤、夏木マリ、コモエスタ八重樫、斉木しげる、Towa Tei、ムッシュかまやつ、野宮真貴、小山田圭吾に交じり、"ボンソワール・レコードのかおりちゃん"として、ちょこっと出演♡
林海象監督により3本映画化された後、『私立探偵 濱マイク』シリーズとしてTVドラマ化(1話完結形で、様々な監督による全12話)された、その2作目『歌姫』は、前田良輔監督によるもの。ここでの彼女は、タイトルそのまま="歌姫"=かつての人気歌手、ナオミを演じる。
「自分が歌を唄えなくなった理由を捜して欲しい」と、永瀬正敏演じるマイクに依頼するところから、ストーリーが展開。
前田監督は、UAの"温度"という曲が大好きで、「この歌をどうしても唄って欲しい」と、彼女にオファーしたご様子。物語終盤とラストに唄う彼女の、"生温度"は、うっとりと聴き入ってしまうこと、必至♡
そして、磯村屋というやきそば屋さんのおっちゃん役、憂歌団の木村充揮氏の"お味"も秀逸! ちなみに、おそうじおばちゃん♪ってフレーズも、ちょこっとだけだけど、聴けちゃいます。そして、このフレーズを聴くと、ストーリー前半でUAが、"おそうじおばちゃん"ならぬ、"おそうじおねえさん"で登場することに、前田監督の遊び心も窺えちゃいます。
杉森秀則監督のデビュー作品『水の女』は、ギリシア自然哲学における、"宇宙の万物の源"である、「水、火、風(空気)、地(土)」を登場人物になぞらえ、"銭湯"を舞台に繰り広げられる、"水の女"と"火の男"による、宿命の恋の物語。
UAは"水の女"、涼という銭湯の娘役。ちなみに"火の男"は、浅野忠信氏。彼女はこの作品に出演が決まった時、浅野氏に「相手役で出てくれへん?」と直接、お電話した模様。
彼女はプライベートでも、自他共に認める"雨女"。加えて、"みずがめ座"というのも、映画の設定そのまま。最初のタイトルは、ずばり「雨女」だったらしいけれど、「それじゃああまりにも・・・」ということで、このタイトルになったよう。
銭湯の浴槽で、裸で抱き合ってぐるぐる廻るシーンや男湯と女湯を隔てる壁を挟んで、バドミントンに興じるシーン。彼女が小川眞由美氏の背中を丁寧に洗い流すシーンなど、"銭湯"だからこそ・・・といったシーンの連続。それは全編に渡り、美しい映像群の応酬。
また、衣装のスタイリングを北村道子氏が手掛けたことも手伝って、古き良き日本の原風景に、アートのエッセンスが"抽入"。
また、劇中で彼女が唄う"閃光"は、歌手としてのキャリアの中で、初めて作曲したという曲でもある。
松本人志初監督作品『大日本人』の公開時、「ヒーローものっちゃあ、ヒーローものなんですけど・・・」と作品について、キャストでさえも、ほとんどの情報を明かさなかった彼の作品にも、大佐藤氏の"小堀マネージャー"役として彼女は、堂々と出演!
この出演の経緯はおそらく、彼女が昔、"ダウンタウンの追っかけ"をやっていたという歴史から?なのです、きっと。
「自分では絶対、選んで着ないだろうなあ」っていう洋服をあっさり着こなしちゃうあたり、さすが。龍のストッキングを履いていたかと思えば、"新橋"と"デリカシー"なるネーミングの大きな犬を従え、真っ赤な車に乗っていたり、上下ジャージ姿で、"スポンサー"なんて言葉をまくし立てるように口にしてたり(しかも、ものすごく流暢な標準語で)は、ちょっと?なかなか?見れません。
でもまさか、松っちゃんの作品にUAが出る日がくるなんて・・・という、まさに、夢のような出来事(ハプニング)。
その人の"声"が"心を映す"、あるいは"表す"と仮定するならば・・・例えば、元気がない時の声を、誰かが聞いた時に、その異変に気付くように・・・多くのことを言葉で発さなくてもわかってしまう情報量の多さ、それを"声"だとすると、"心"とイコールで考えることができる。
だから、その"声"を好きというのなら、その"心"も好きだという風に、大袈裟ではなく、言い切ってしまえるような気がする。そして、わたしにとっての彼女は、そういう存在の一人。
彼女が何かを"表現"または"体現"しているのであれば、結局は、何をやっていても惹かれる・・・歌手としてだけでなく、映像にも精通し、メディアに映る彼女をこれからも・・・
・・・ということで、たとえば、UA。
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私立探偵濱マイク:歌姫
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