KOOKSのプレイリスト
Tuesday, April 22nd 2008
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| KOOKSが選曲したプレイリスト到着! | ![]() |
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06年に『INSIDE IN / INSIDE Out』でデビューし、いきなり130万枚のセールスを達成。アークティック・モンキーズとともにUKロックの新世代を支えるバンドとして絶大な人気を誇っている。いまだ平均年齢22歳ながら、高いソングライティング能力と、ルーク・プリチャードの色っぽいヴォーカルは他を寄せ付けない素晴らしさ。4月2日に待望のセカンドアルバム『KONK』を発売。
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| THE KOOKSの「フェイヴァリット・ロックソング」10曲 | ||||
2008年4/15日発売、音楽雑誌「MUSICA」5月号にて掲載されている、THE KOOKS/DANIEL(B)、HUGH(G)の 「フェイヴァリット・ロックソング」10曲 のプレイリストです!(テキスト 寺田宏幸) MUSICA特設ページ |
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| PLAYLIST | ||||
| 1 | ||||||||
Sonics “Have Love Will Travel”
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<DANIEL選曲> 「(2人で歌いながら)これはオリジナルじゃなくてカヴァーソングだね。僕はとってもソニックスが好きなんだ。彼らは2つしかアルバムを作らなかったけど、誰よりも先にビート・シーンをリードしていたんだ。彼らのサウンドは凄く歪んでて、僕は彼らこそ最初のパンクバンドだと思うよ。これはソニックスを一度も聴いたことのない人にとって一番聴きやすい歌かな。他の曲はちょっと難しい。でも、パンクが好きだったらこの曲を絶対聴くべきだだよ」 |
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| 2 | ||||||||
Led Zeppelin “Good Times Bad Times”
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| <DANIEL選曲> 「次は……もしロックの曲を10個選ぶとしたらレッド・ツェッペリンは外せないよな、絶対入れなきゃ。これはクラシックロックだね。ヒューは?」 HUGH「僕は“Black Dog”だな。これってもっとリフベー<br>スだよね?」 D「うん、僕はこの曲のドラムが好きなんだけどね。“Black Dog”もクールだけど、ちょっと変だよね。このチューンで合ってる?(と言って歌う)」 H「そう、それだよ! リフが最高なんだ。パワフルだし。この曲はギターを弾くようになって初めて覚えた曲なんだよ。大好きなんだ」 D「でもレッド・ツェッペリンは全て聴かなきゃね。70年代のやつは特に」 |
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| 3 | ||||||||
Dion & Belmonts “The Wanderer”
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| <DANIEL選曲> 「50年代の曲を一曲選びたかったんだけど、これ以外考えられなかった。ディオン・ディムーチは本当に素晴らしい声をしてるよ。 “A Teenager in Love ”もやったよね。“Runaround Sue”も。ザ・ベルモンツは正当派のバンドで『Wowooo』って感じの(ドゥーワップ)スタイルが好きなんだ。あと、ブルースのベースになったようなコードシークエンスもやったよね。とってもシャッフルされてる、ブルースシャッフル。ロックンロールな人の為のロックンロールなんだ。歌詞もいい」 H「もし想像するとしたら、そうだな、黒のTシャツ、巻きタバコ、サングラス、こんな感じだ。それで、ヒューみたいなオールバックの髪」 D「そう、僕も自分をそう見せたいのさ(笑)」" |
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| 4 | ||||||||
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| <DANIEL選曲> 「これはギターソングの中で一番だ。ミック・テイラーは最高のギタリストだよ! 理解するのがすごく難しい。チューニングもすべて違う。天才だよ! この曲は映画『Blow』の最初のシーンでも使われてるんだけど、イントロとして最高なんだ。サウンドトラックを買いたくなる」 |
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| 5 | ||||||||
Doors “Peace Frog”
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| <DANIEL選曲> 「最後。ドアーズは大好きなんだけど、僕にとってベストアルバムは『Morrison Hotel』だ。彼らのサイケデリックなスタイルよりブルースをやっていた時の方が好きだからね。ジム・モリスンはタバコの吸い過ぎで声が変わって、狼の吠える声みたいになってたよ。他にもたくさん曲はあるけど、“Peace Frog”のファンキーなサウンドが好きなんだ。この昔のディスコサウンドが好きなんだ。とってもファンキーで。しかもこの頃からジム・モリソンは歌詞を気にするようになった。そして彼は自分の事を――」 H「排他された人と思わなくなった?」 D「そう。彼は神秘的な人を目指していたんだけれど、それを止めたんだ。彼は警察がヒッピーを叩く残虐さについて書いた。ジム・モリスンは誰に対して曲を書いているのかもっと意識するようになったんだよ。素晴らしい曲だ。リフもいい」 (以上、DANIEL選) |
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| 6 | ||||||||
AC / DC “Back In Black”
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| <HUGH選曲> 「僕の1曲目はAC/DCだな。やっぱりギターで弾くのが好きだから。これは僕にとって重要だよ。毎日弾いたりするってわけじゃないけど、心に響く曲だからさ。本当は僕はあんまりロッカーじゃないんだ。ロックの曲を選んだけど、あんまりロックは聴かない(笑)。普段はもっと綺麗な曲が好きだからね」 |
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| 7 | ||||||||
Chuck Berry “Johnny Be Good”
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| <HUGH選曲> 「次は……、ギタリストだからチャック・ベリーと言えばね、この曲だよ!」 D「そういえば“Johnny Be Good”は子供の頃の思い出で聴いた一番最初の曲だ! 僕の父が “Johnny Be Good”を持ってた。とても昔のことだけどね」 H「それは凄いね! 羨ましい!!」 |
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| 8 | ||||||||
T.Rex “Children Of The Revolution”
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| <HUGH選曲> 「一番ヒットしたのは別の曲だけど、この曲にはいいチューンをつくる為のすべてが入っているよ。楽しくて覚えられやすいコーラス。本当にクールだ。時間に限りのないような、凄くいい気分にさせてくれるよ。決して褪せない。そしてみんなの理想を表現してるよね。20代前半だと皆がこう思ってる」 D「どんな人でもみんな “Children of the Revolution (革命の子供)”なんだ。この曲はリフをストリングでダブルにするところが好きだな。ストリングなしでは存在しないよ」 H「いや、ギターサウンドの方が最高だよ!」 |
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| 9 | ||||||||
Thin Lizzy “Waiting For An Alibi ”
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| <HUGH選曲> 「この曲はシン・リジィの中でも一番のお気に入りだ。特にギターソロが」 D「僕はシン・リジィのすべての曲を知ってるよ。フィル・ライノットについて卒論だって書くさ。彼はダブリン育ちのアイルランド人だよね。彼の父親はブラジル人だからブラジル人のハーフ。黒のレザースーツ、巨大なアフロ、ヒゲ……みんなシン・リジィを安っぽいロックバンドだと思ってる人が多過ぎるけど、シン・リジィは素晴らしいんだ。70年代を生き残って80年代まで持ち越した唯一のメタルバンドだよ。しかも実はパンクシーンでも有名だったんだ。クラッシュとかとも一緒に弾いてたみたいだよ」 H「本当に?」 D「リスペクトされてたんだ。メタル族とパンク族はいつも対立してたけど。パンク達にとってフィル・ライノットは、ちょうどその真ん中にいた人だったんだ」 |
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| 10 | ||||||||
Knife “Heartbeat”
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| <HUGH選曲> 「「最後はロックじゃなくてもいい? ザ・ナイフの“Heartbeats”。これは、僕が聴いた中で一番セクシーな声だよ。エレクトロニックミュージックでは一番クールなグルーブだよ。ナイフは本当にいいバンドだよ。僕のハウスメートもみんなナイフを聴いてる。80年代の音楽が最近リヴァイヴァルしてるのもちょっと不思議だよね。80年代の後ってすべてが変わってきれいさっぱりなくなってしまったけど、今は80年代のファッションとか、エレクトロ・ミュージックとかが復活してる。特にイングランドの新しいレイヴシーンではね。なぜかはわからないけど」 |
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Sonics “Have Love Will Travel” 
Led Zeppelin “Good Times Bad Times”
Dion & Belmonts “The Wanderer”
Doors “Peace Frog”
AC / DC “Back In Black”
Chuck Berry “Johnny Be Good”
T.Rex “Children Of The Revolution”
Thin Lizzy “Waiting For An Alibi ”
Knife “Heartbeat”