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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Feb 10th, 2008 -

Tuesday, February 12th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
  Feb 10th, 2008
 
 

Orchestra Baobab “Papa Ndiaye” 3.37
Orchestra Baobab CD Made In Dakar/World Circuit WCD078 所収

  大好きなセネガルのオーケストラ・バオバブ、このアルバムから前にも紹介していましたが、ずっと前からアンコールしたくて、諸々の都合で遅くなっていました。
 
 
 

Aretha Franklin “Oh Me Oh My (I’m A Fool For You Baby)” 3.37
The Namesake CD The Namesake - Original Motion Picture Soundtrack/Rounder 11661-9072-2 所収

  リスナーのリクエストに答えて、72年のアリーサの名盤から。この曲でドラムズを叩いているアル・ジャクソンの、いつものスタックスでのスティックさばきとは違う味わいが好きだというご指摘でした。
 
 
 


Albert King “Born Under A Bad Sign” 2.46
Albert King CD Born Under A Bad Sign/Stax SCD24 723-2 所収

  子のアルバート・キングの名曲は1966年、スタックスで録音されたものなので、当然アル・ジャクソンのドラムズもフィーチャーされています。この曲を聴くと80年代の映画「Cal」を連想します。北アイルランドのベルファストを舞台にした作品でしたが、その北アイルランドの映画祭が開催中なので、その情報も紹介しました。興味のある方は(www.niff.jp)までどうぞ。 
 
 
 

Stuff “That’s The Way Of The World” 6.07
Stuff CD Live at Montreux 1976/VideoArts VACM1345 所収

  さきほどのアリーサの曲でエリック・ゲイルが珍しくベースを弾いていましたが、ギタリストとして有名な彼が70年代後半に参加していたスタッフの1976年モントルー・フェスティヴァルでのライヴ音源が初めて作品化されました。アース・ウィンド&ファイアーのヒット曲を彼らの演奏でどうぞ。
 
 
 


Eric Gale “Rasta” 5.17
Eric Gale CD Negril/Roving Spirits RKCJ6014 所収

  スタッフが結成される前の70年代初頭、エリック・ゲイルがジャマイカで作ったアルバム「ネグリル」は知る人ぞ知る作品ですが、彼のファンキーなブルーズ・ギターと、ピーター・トッシュも含むレゲェのミュージシャンたちとの共演もなかなか気持ちがいいものです。
 
 
 

The Wareika Hill Sounds “Jamaica Is Reggae Land” 5.21
Maria Muldaur CD Wareika Hill Sounds/Honest Jon’s HJRCD104 所収

 CD Naughty Bawdy & Blue/Stony Plain SPCD1319 NVS2-3-400 所収

  「ネグリル」に参加していたサックスのセドリック・ブルックスはカウント・オシーの伝説的なラスタのグループのメンバーでしたが、もう一人そのグループの仲間にトロンボーンのカルヴィン「バブルズ」キャメロンがいます。彼の新作は今どき珍しい70sスタイルのラスタ・レゲェです。
 
 
 

Reinette L’Oranaise “Selli Homomec” 7.14
Chris Whitley & Jeff Lang CD Jewish-Arab Song Treasures/Rice BDR751 所収

  10年前に亡くなったアルジェリア出身の盲目の女性歌手レネット・ロラネーズはユダヤ・アラブ音楽をずっと歌っていた人です。最近CD化されたこのアルバムで初めて聴きましたが、その歌声は実に素晴らしい。
 
 
 

Yasmin Levy “Irme Kero” 4.40
Jose James CD Mano Suave/World Village 450003 所収

  このヤスミン・レヴィはイスラエル人ですが、アラブ人もユダヤ人も1492年に追放されるまで独自の文化を築いていたスペイン南部に由来する音楽「ラディーノ」を演奏します。フラメンコと中東が混ざったこのサウンドはたまりません。
 
 
 

Balkan Beat Box “Balcasio” 3.32
Harold McNair CD Nu-Med/Crammed Discs Craw 38 所収

  これも中東風の音が色々とぐちゃぐちゃに混ざっていて、東ヨーロッパのジプシー音楽とヒップ・ホップの要素も入っています。何とも形容のしようがないものですが、ゴキゲンです。
 
 
 

Tomatito “Mundi” 2.51
XXXXX CD Guitarra Gitana/Nuevos Medios CRCL8527 所収

  間もなく来日コンサートが開催されるフラメンコ・ギターの名人トマティート、10年ほど前のアルバムから。
 
 
 

Everly Brothers “Burma Shave” 2.26
XXXXX CD Walk Right Back: The Everly Brothers on Warner Bros. 1960-1969/Warner Bros WPCP5513-4 所収

  最後のこのエヴァリー・ブラザーズはビルマがポイント。去年の軍による弾圧などをテーマとして写真展はいま汐留にある共同通信のビルで開催中。
 
 
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