永遠のタモリ

2008年1月25日 (金)

タモリって、どんな人？

本名：森田一義　（もりたかずよし）

生年月日：1945年8月22日
出身地：福岡県福岡市南区

司会者、お笑いタレント･･･

身長161cm（ジャングルTV ～タモリの法則～の測定による）
靴の大きさ24cm

田辺エージェンシー所属

1980年代後半以降、ビートたけし氏、明石家さんま氏と共に、日本のお笑い芸人BIG3の一人として称される。特に「笑っていいとも！」の司会者として知られ、同じ司会者による最長寿テレビ番組としてギネスブックに登録されており、2007年現在においても記録を更新中。

特定の師匠や修行経歴を持たず、素人芸を極めて一家を成した。弟子希望者が来ても「自分の芸は、誰かに教えてもらったものではないので、人に教えようがない」と断るよう。

タモリ氏の趣味は、多岐にわたる。ジャズをはじめとした音楽以外にも、鉄道・料理・坂道の研究・BCL・アマチュア無線・武道・オーディオ・ダム・船舶・女装等多岐でかつ造詣が深い。

「日本坂道学会」副会長・「日本変態協会（略してNHK）」会長・「おっぱい星人」などの肩書きも自称。

面白グループ（赤塚不二夫氏、滝大作氏、タモリ氏、高平哲郎氏の4名（時として、奥成達が参加）からなるグループ）に在籍。中州産業大学タモリ教授という、肩書きも持つ。

また、全日本冷し中華愛好会（略して「全冷中」）、冷中元年（1975年）、「冬に食べることができない」という「冷し中華の長かった忍従と屈辱の歴史」を終わらせるため、東京都杉並区の蕎麦屋「長寿庵」にて、山下洋輔氏を中心に結成された団体にも、所属していた。

年末年始になると、あちらこちらでタモリ氏の動きが活発になるご様子ですが、去年、特に衝撃的だったのは、その年の最終回には恒例という、「徹子の部屋」 meets タモリ氏による放送分。

このことを、同じHMVのお仲間に教えて頂いたので、はりきって録画しておき（平日のお昼ですから、お仕事があるのですもの）、帰宅後観てみたのです。すると、まず、徹子さまのハイテンションぶりに、失笑＆爆笑なくして観ることは難しく、ゲストとしてソファーに座るタモリ氏は、徹子さまの衣装のきらびやかさとはうって変わり、黒の上下のスーツに黒い靴、黒い靴下、そしてトレードマークの黒いサングラスをお召しになっていて、迎える側はあっても、迎えられる機会はあまりない彼には、妙な違和感が。

「女子高生500人に聞いた、一日だけなりたい芸能人」のランキングのお話になり、タモリ氏が堂々の1位に選ばれていて、2位は木村拓哉氏。「木村さんを抜いて、1位ですよ！」とまくし立てるように、徹子さまがお話になったので、「2位が木村ですよ？女子高生が、俺の見た目になりたいわけないじゃないですか。これはね、毎日芸能人に会えるからですよ、絶対」とタモリ氏。「あら、そうかしら。そうね、きっとそうなのね」と徹子さま、またまた舌を噛みそうな勢いで応答。

「俺ね、他にも1位になったことあるんですよ。すね毛の薄そうな芸能人に」と、タモリ氏。そこですかさず徹子さま、「そうなんですか、見せて下さいよ！」発言をされ、いよいよ、タモリ氏の生すね毛を披露！黒いスーツの裾を捲くり、黒い靴下を下ろすと、そこにお目見えしたのは、本当にすべっすべの、真っ白いおみ足♡　「あらー、本当ね。つるつるねー、女の子みたい」と感嘆の声を漏らす、徹子さま。

その後、そのまま怒涛のように、徹子さま meets タモリ氏によるトークセッションが続き、タモリ氏の、今では観ることが稀である密室芸、中国語、ロシア語、韓国語、スワヒリ語が披露され（個人的には、スワヒリ語が好み♡）、その圧倒的なアドリブの強さと、瞬発力に感銘を受けちゃいました。

そんな彼の出演映画を実際に観てみたものの、本当にちょい役で、ことごとく出演しておりますので、「タモリ氏を探せ！」くらいのお心持ちで、ご鑑賞下さいね。

ポルノの迷匠、山本晋也監督が初めて一般映画を撮ったという『下落合焼とりムービー』は、企画・脚本をタモリ氏、赤塚不二夫氏らの、"面白グループ"が担当。アメリカで上映されたギャグ映画『ケンタッキー・フライド・ムービー』に倣って、東京・下落合を舞台に、所ジョージ氏主演で繰り広げられる、ギャグ・コメディ。ここでの、タモリ氏発見のヒントは、船上。そして、股間からシャンパンで乾杯♡

若松孝二監督作品『水のないプール』は、ピンクレディーのMIEちゃんなど、若い女の子がたっぷり出演♡ 「クロロホルムを使って、意識を失った時に犯す」という、世間を騒がせた実在の事件を基に、そんな可憐な女の子たちを、内田裕也氏が女体のポラロイド写真標本の完成を夢見ながら、ひたすら行為を致してます。また、ジュリーが居酒屋のカウンターでやくざ然としているお姿には、痺れちゃいました、個人的に。タモリ氏の出演は、本当に一瞬ですので、Don’t miss it！この作品を観終わった後は、80’s色強めな喫茶店で、ジンジャエール、飲みたくなりますよ。

村上龍監督・脚本『だいじょうぶマイ・フレンド』は、広田レオナ嬢がお色気路線？だった頃の、クリプトン星からやって来た、スーパーパワーを失ったスーパーマン“ゴンジー･トロイメライ”との出逢いをきっかけに始まる、ファンシーにファンタジックなストーリー。「だいじょうぶ　マイ・フレンド♪」の歌が流れる度に、胸にきゅーんと甘酸っぱさが反響します。そして最後は、ほろっとちょっと、いいエンディング。ここでのタモリ氏は、髪型が少し違いますよ。そして、キーワードは、プール。

「伝説の九州の男・森田を呼ぶ会」のカンパによって、出身地である北九州から、東京に呼び寄せられたタモリ氏。赤塚不二夫氏は、「この男を博多に帰してはいけない」と強引に引き留め、自らの家に居候させたという逸話はあまりにも有名ですが、

その才能を、赤塚不二夫氏らに見い出され、密室芸などに勤しんでいたお姿は、「笑っていいとも！」や「ミュージックステーション」。そして、「毎度おなじみ、流浪の番組」という名フレーズから始まる「タモリ倶楽部」からは、あまり窺い知ることは出来ませんが、一瞬のぎらぎら感がこちらの映画の中には、パッケージされてますよ。

TV界の司会者の中で彼ほど、食生活が健康そうで、胃腸や肝臓など、体内がクリーンなイメージのある方はいません。ですから、不死身のような気がしちゃうんですよね、とっても。

いつまでも、ニヒルな笑みを顔面に湛え、サングラス越しにそっと、迸るセンスを感じさせて下さいね。

そんな彼の、永遠の命を願って、永遠のタモリ、アーメン。

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