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メンゲルベルク/グレート

Thursday, December 20th 2007

メンゲルベルクの最後のセッション録音は意外に古典的な端正さをもった、
これがメンゲルベルク?と思わせるもの
ヒストリカルファン必聴!

・・・さて、演奏そのものについてだが、シューベルトでは意外なほどに古典的な端正さをもったもの、という印象を受けた。とりわけ《ザ・グレート》でその感は強い。ロマン派演奏の「最後の恐竜」的存在で、恣意的な緩急強弱をつけると思われがちなメンゲルベルクだが、ここではキビキビと、遅滞なく音楽を進めている。同じ1942年録音のフルトヴェングラー指揮BPOの同曲の激しくうねり、爆発する演奏はもちろん、半年後に同じオーケストラとセッション録音したケンペンと較べても、ずいぶん違っている。
 特にケンペンの演奏との差は、条件が似ているだけに興味深い。ケンペンの方がよほどロマン的で、フレーズを大きく深く息づかせ、緩急の幅を広くとって音楽のドラマを強調している。オランダ人でありながら早くから活動の舞台をドイツに移し、そこでヴァイオリニストから指揮者へと転じてキャリアを築いてきたケンペンの演奏には、フルトヴェングラーと共通するドロドロとしたロマン性がのたうっている。それに較べればメンゲルベルクの演奏はもっとイン・テンポで、リズミックなのだ。その分、コンセルトヘボウならではの弦の絹のような音色の美しさなどは、より明確に響き、聴きとれる。メンゲルベルクの持つ古典性という要素に着目させてくれる演奏だった。
(山崎浩太郎)

※《アルチェステ》は1935年にメンゲルベルクがデッカに録音した2曲のひとつであり、SP盤が出回るのは珍しいものです。
(キングインターナショナル)

・グルック:「アルチェステ」序曲(Decca SP)(1935年)
・シューベルト:「ロザムンデ」序曲 (Telefunken SP)(1938年)
・シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調D944「ザ・グレート」(Telefunken SP)(1942年)

 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ウィレム・メンゲルベルク(指揮)

【原盤:Telefunken SP,Decca SP】
⇒ヒストリカル情報

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Sym.9: Mengelberg / Concertgebouw O +rosamunde Overture, Gluck: Alceste

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Sym.9: Mengelberg / Concertgebouw O +rosamunde Overture, Gluck: Alceste

Schubert (1797-1828)

User Review :5 points (1 reviews) ★★★★★

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Release Date:20/December/2007

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