シュトックハウゼンさん死去
2007年12月8日 (土)
カールハインツ・シュトックハウゼン(Karlheinz Stockhausen)は1928年8月22日、ケルン郊外のメトラート村で、学校教師の父親のもとに生まれました。裕福な農家出身の母親は、カールハインツが4歳のときに精神病で入院、ナチス政権下で安楽死させられたとされています。父親も、第二次世界大戦末期の1945年に出征して戦死するなど、困難な幼年時代を送ったようです。6歳時よりピアノを習い始め、1947年にケルン音楽大学に入学、フランク・マルタンの指導を受けます。在学中はピアニストとしてジャズ等を弾いて生計を立てながら、同時にケルン大学にも籍を置いて哲学を学んでいたとのことです。
1952年、パリに渡ってオリヴィエ・メシアンに師事して頭角をあらわします。「コントラ・プンクテ」、「ピアノ曲I〜XI」、「グルッペン」、「ルフラン」といった作品で注目され、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会では20歳代で既に講師を務めるなど、メシアンが提唱したセリー主義(ミュージック・セリエル)の代表的な作曲家として、フランスのピエール・ブーレーズ、イタリアのルイジ・ノーノらと共に、第二次世界大戦後の前衛音楽界を代表する重要な存在となります。この3人は「前衛三羽鳥」とも呼ばれましたが、シュトックハウゼンとノーノは仲が悪かったそうで、些細なことでよく喧嘩をしていたとも言われています。
その後、ジョン・ケージとの出会いから徐々に不確定性や空間的要素を取り入れた作風へと移行、生演奏に音響処理を施す「ライヴ・エレクトロニクス」の手法なども積極的に導入します。
1977年から2003年にかけては、7つのオペラから構成される連作『光』の作曲に集中、4台のヘリコプターを使った「ヘリコプター弦楽四重奏曲」、2つのホールでの演奏を衛星中継で同期させながら5つの異なるテンポで同時に演奏される「ホーホ・ツァイテン」などは、この長大な連作の部分を成すものです。2004年以降は、一日の24時間を音楽で表現するという24の連作『音』の作曲を開始しますが、全曲の完成はかないませんでした。
1961年にケルン郊外の村、キュルテンに4年がかりで自宅を建て、終生住み続けました。母校ケルン音楽大学の音楽学学科で晩年まで定期的に特別講義をおこない、1998年からは毎年キュルテンで「シュトックハウゼン講習会」を開催、後進の指導にも熱心でした。
また、ポップ・ミュージックの分野にも信奉者が多いことでも知られ、ホルガー・チューカイやイルミン・シュミットとなどが直接教えを請うたほか、ビートルズのアルバム・ジャケットに登場したり、マイルス・デイヴィス、ビョークなどが影響を受けたと語っています。
2007年12月5日、キュルテンの自宅にて死去。シュトックハウゼン財団が7日に発表しましたが、死因は明らかにされていません。ご冥福をお祈り致します。
⇒シュトックハウゼン作品リスト
⇒訃報検索
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
featured item
輸入盤
ヘリコプター・カルテット アルディッティ四重奏団
シュトックハウゼン(1928-2007)
価格(税込) :
¥2,299
会員価格(税込) :
¥2,001
-
販売終了
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
輸入盤
『グルッペン』『プンクテ』 アルトゥーロ・タマヨ、ペーテル・エトヴェシュ、ジャック・メルシエ、ケルン放送交響楽団
シュトックハウゼン(1928-2007)
価格(税込) :
¥3,630
会員価格(税込) :
¥3,158
まとめ買い価格(税込) :
¥2,831
入荷日未定
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
輸入盤
シュティムング ヒリアー&シアター・オブ・ヴォイシズ
シュトックハウゼン(1928-2007)
価格(税込) :
¥3,179
会員価格(税込) :
¥2,767
-
販売終了
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
輸入盤
Aus Den Sieben Tagen: Masson / Musique Vivante
シュトックハウゼン(1928-2007)
価格(税込) :
¥1,694
会員価格(税込) :
¥1,474
-
販売終了
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
輸入盤
ピアノ作品集 コンタルスキー、ほか(2CD)
シュトックハウゼン(1928-2007)
価格(税込) :
¥4,389
会員価格(税込) :
¥4,038
-
販売終了
%%header%%![]()
%%message%%

