■ 『コヨーテ、海へ』の Spoken Words を井上鑑さんのイベントで聴いた時、とても印象深く、早くアルバムが聴きたくてたまらない衝動にかられました。やっと聴けたアルバムの『コヨーテ、海へ』も、すごく良いです!。繰り返し聴いています。でもファンとしては欲張りにも Spoken Words の『コヨーテ、海へ』もいつでも、聴ける作品として出していただきたのですが、いかがでしょう?
(Sさん)
佐野:ああ、コアなファンの方ですね。僕のこうしたポップ作品とは別にもうひとつの自分の取り組みである spoken Words のライブなどを観てくれている方ですね。その関連のニュースでいうと、 この夏に幻冬社というところから Spoken Words に関連した僕の書籍が出ます。 90 年代に僕は雑誌を編集していて、 This というタイトルの雑誌なんですけれども、 50 年代に活躍したビートジェネレーションの作家たちにインタビューしたテクスト、それをひとつにまとめた単行本として刊行します。ビートとかビートジェネレーション、そうしたことに興味がある方たちにとっても、よい本になればいいと思います。
それと同時にソニーミュージックダイレクトから、 80 年代からずーっと続いている僕の Spoken Words の取り組み、「エレクトリックガーデン」から「 In Motion 」につながるこの音楽作品をひとまとめにしたコンピレーションが出るんですね。これが 9 月かな。
ですので、こうしたポップ表現とは別の spoken Words の取り組みが書籍として、音楽 CD としてリリースされるのでぜひこの方にはそれをチェックしていただきたいですね。 |