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2007年上半期ヒップホップ・チャート

Friday, June 29th 2007

2007年も早いものでもう折り返し地点。今年の上半期はシーン全体にクロスオーヴァー感が漂い、大物アーティストもジャンルレスなサウンドを取り入れる傾向が強まり、 賛否両論分かれる結果になりました。またデジタル配信の普及によるシングル重視や、発売延期&ネット・リークにより音源差し替え等で、アルバム単位としての魅力が半減するという残念な例も少なくなかったようです。 そんな中、意外な拾い物が多かったのが07年前半。・・・というわけで、若干知名度の低いアーティストが多くなってしまいましたが、自身を持ってオススメできるラインナップです(なぜかタッグ・アルバムが多くなってしまいました)。 そして、今年の後半は怒涛の大物ラッシュ。そちらも期待! *今回も担当者の勝手な独断と偏見によりチョイスさせていただきましたので予めご了承を。

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Fingazz Fingazz 『The Late Night Hype』
プロデューサーとしてメキメキ頭角を現しているFingazzが、自己名義のオフィシャルアルバムとしては初となる作品。一足先に夏の気分に浸れる爽快なスムースで、カリフォルニアの海岸沿いを車で流しているような情景が目に浮かぶ新・夏アンセムな「Summetime」をはじめ、Fingazz自身大きく成長したのが伺えるようなハイクオリティな楽曲ばかり。いわゆるトークボックス/ウェッサイ・アルバムとしても楽しめますが、それ以外の音楽ファンの心もガッチリ掴むような激キャッチーな1枚!


Sean Price Sean Price 『Jesus Price Superstar』
Boot Camp Clikの主要グループでもあったHeltah SkeltahのRuckとして活躍、その後Sean Priceに改名。05年にリリースした1st「Monkey Barz」はSource誌やAll HipHop.comでベスト・インディペンデント・アルバムに選ばれたこともある実力者の待望の2ndアルバム。9th Wonder、Khrysis、G-UnitのIllmind、Moss、Pf Cutt等が、Sean Priceの野太く重いフロウに素晴らしいトラックを提供していますぞ。


Brother Ali Brother Ali 『Undisputed Truth』
ミネアポリスのレーベル/クルーRhymesayersのMC、Brother Aliが3年ぶりに沈黙を破り復活!非常に内省的なリリックで暗い作品ではありますが、そんなことを気にする必要もないくらいビートが最高にカッコイイ。それもそのはずプロデュースは全曲AtmosphereのAntが手がけているというから納得。レゲエ、ソウル、オールドスクール、ブルースなど様々な要素を散りばめたプロダクションは予想を超える聴きやすさ!


Pharoahe Monch Pharoahe Monch 『Desire』
クイーンズの伝説のグループOrganized KonfusionのMC、Pharoahe Monchの7年ぶりとなるソロアルバム。本人もクリエイティヴィティを思う存分注入したという自信作。ホーンにTower Of Powerを迎えた「Push」、H=D=H「Picture Never Changes」ネタの「Desire」、イナタいノリノリトラックとエルヴィス風のヴォーカルがファンキーな「Body Baby」などPharoahe Monchの迸るようなソウルを感じさせる傑作。


Kurupt / J Wells Kurupt / J Wells 『Digital Smoke』
Dogg Poundクルーとも親交が深く、『Wolfpac Mixtape vol. 1』や『Digital Master』といった高水準なアルバムをこれまでにリリースしているプロデューサーJ WellsがKuruptとの強力タッグ。これまで数々の共演をこなしている2人だけに相性もバツグン。サグな雰囲気を保ちつつ、ファンクネスは相当濃厚。ゴリゴリ且つスムース。ウェッサイ・ファンはこういうのが聴きたいんだよ!てな言葉が聴こえてきそう(?)。


Devin The Dude Devin The Dude 『Waiting To Inhale』
テキサスの超個性派ゆるゆるモクモク・ラッパーDevin The Dude。毎度のことながらニューアルバムも絶妙なDevin節炸裂!Lil WayneとBun Bをフィーチャーした哀愁漂う「Lil' Girl Gone」、OutkastのAndre 3000とSnoop Doggという超ビッグネームを迎えた「What A Job」、カントリーの味わいも感じさせる「Nothin' to Roll With」など、唯一無二のDevinワールド。


Butch Cassidy & Damizza Butch Cassidy & Damizza 『Back B4 You're Lonely』
ウェストコーストの若手No.1プロデューサーでPower106のパーソナリティも務めるDamizzaがNate Doggと並ぶ名クルーナーButch Cassidyと強力タッグを組んだ1枚!Jayo Felony、Roccett、Barbara Wilsonらがゲスト参加。玉乱系メロウ・チューン「Cruzin」だけでギャル悶絶&お持ち帰り即OK。その他収録曲もゴツいジャケからは想像もつかないほどソウルフルでファンクネス溢れる仕上がり。


Big City Big City 『City Never Sleeps』
Beatnutsの要、Psycho Lesが元メンバーのAl'tariqと盟友ProblemzとニューグループBig Cityを結成し、初のフルアルバムを完成。プロデューサーはPsycho LesとJujuの2人、つまりBeatnutsが全曲手がけた強力作。往年のBeatnutsファンは大騒ぎし、最近のリスナーにとってはフレッシュなサンプリング・ヒップホップがここに復活!Greg Nice参加!
   


Chrisette Michele El-P 『I'll Sleep When You're Dead 』
Definitive Juxのレーベルオーナーであり、Company FlowのフロントMCとしてUSシーンを長年に渡り牽引してきたパイオニアEl-Pがラップメインのアルバムとしては5年振りとなる作品を発表。Nine Inch NailsのTrent Reznor、Mars Volta、Cat Powerから、Aesop Rock、Slug とMursといったおなじみの面々まで豪華な客演陣。。変わらぬパワーと密度で迫り来る 「Smithereens」等、衰え知らずで驚くばかり。


Josh Martinez / Awol One Josh Martinez / Awol One 『Splitsville 』
カナダが世界に誇るヒップホップ・スターJosh Martinezと、LAアンダーグラウンド・シーンのMC、Awol Oneとの頂上決戦。カナダの伝説的プロデューサーDJ Movesが全曲プロダクションを担当した各々のニューEPを1枚にまとめたスプリット・アルバム。とぼけた雰囲気のあるJoshと無骨なAwol Oneの個性溢れるラップが堪能できる1枚で2度美味しい作品。




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