Think!新章『VAMOS!和ボッサ』スタート!
2007年6月14日 (木)
「昭和ジャズ復刻」シリーズはネクスト・ステージへ突入!昨今盛り上がりをみせる一連の和ジャズ再発ムーヴメントを、確かな選球眼とその圧倒的なカタログ数で牽引するTnink!レコーズから新シリーズ登場!
日本人ジャズメン達によるボサノヴァ〜歌謡ボッサにスポットライトを当てたその名も<VAMOS!和ボッサ>!
記念すべき第1弾は、海外の「和モノ」コレクターやDJ達からもウォントの声が後を絶たない、和製ゲンズブール=ハマクラこと浜口庫之助のレア盤2タイトルをどんっ!
坂本九、渚ようこ、青江三奈、島倉千代子、ザ・スパイダース、マイク真木...大スター達のヒット曲を数多く生み出した、昭和を代表する作曲家、ハマクラの全編ヴォーカル入りの貴重なアルバム『歌えば天国』(67年発表)の復刻はまさに大偉業!「夕陽が泣いている」、「バラが咲いた」、「夜霧よ今夜も有難う」など、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名曲を自らの味のある歌声に乗せておくる自作自演集。「雨のピエロ」、「月のエレジー」といった「歌謡ボッサ」がやはり大本命!
魅惑のスキャット女王、伊集加代子を大々的にフィーチャーした、極上カヴァー曲集『僕だって歌いたい』(67年発表)には、ハマクラの南米音楽嗜好が顕著に表われた、歌謡ラテン・ムード漂う佳曲がずらり!全編「パヤパヤ〜」で押し通す「マシュ・ケ・ナダ」ほか、ストーンズ、ビートルズのヒット曲やスタンドードを前田憲男、沢田駿吾、山屋清らが腕によりをかけ好アレンジ。
•シリーズ第2弾!昭和40年代最高級のラウンジ・ボッサ!
ハマクラ奇跡のリイシューに続くシリーズ最新タイトルには、またしても伊集加代子のスキャットが冴えわたる沢田俊吾『決定盤!これぞボサ・ノバ』、笠井紀美子が5曲でヴォーカルをとる、世良譲『ザ・モダン・プレイング・メイト』、昭和40年代当時の陽の国ジャズの最先端で最高級な逸品と呼ぶに相応しい、オシャレ過ぎる2タイトルが登場!
『決定盤!これぞボサ・ノバ』には、ブルージーなバップ・スタイルが持ち味である日本モダン・ジャズ・ギター界の第1人者、沢田駿吾のレギュラー・カルテットに加え、抑揚の効いた宮沢昭のフルート、Stan Getzを彷彿させる西条孝之介のテナー、朗々たる日野皓正のトランペットと、俊英の名プレイがぎっしり。
世良譲トリオに弱冠21歳の笠井紀美子が5曲(M-1、3、4、6、8)でヴォーカル参加した『ザ・モダン・プレイング・メイト』は、彼女の初レコーディングの初々しさを捉えた貴重な記録でもある。全編スキャットで歌ったことが功を奏した名曲揃いの中にあって、群を抜くのが<デイ・バイ・デイ>。最高級のカクテル・ラウンジ気分を味わえるオシャレな仕上がりだ。
高度経済成長期真っ只中の日本を音楽の面から盛り上げた「和ジャズ」。このアツい復刻ムーヴメントはまだまだ続くのである――――。
•Think!発<昭和ジャズ復刻>シリーズ
怒濤の和ジャズ復刻作業が進む中、これぞ「日本ジャズの心意気」とも言える決定的シリーズがこの<昭和ジャズ復刻>。これまでに、一部の熱心なファンやコレクターの間でしか話題にのぼらなかった幻の名盤がザックザク。白木秀雄、古谷充、秋吉敏子、宮沢昭、ジョージ川口といった昭和ジャズ界の名プレイヤー/名バイプレイヤー達のヒップでファンキーでスリリングでイナセな名演を団塊の世代だけのものにするなんて実に勿体無い!若いクラブ・ジャズ・リスナーにも是非感じ取って欲しいこのガッツと強烈なオリジナリティー!
左から:佐々木秀人/関根敏行カルテット『Stop Over』、
秋吉敏子『トシコ旧友に会う』、関根敏行『Strode Road』、宮沢昭『山女魚』
左から:宮沢昭 『Bull Trout:いわな』、白木秀雄『祭りの幻想』、『ファンキー!登場+6』、『コンプリート加山雄三の世界』
左から: 古谷充『ファンキー・ドライブ&民謡集』、ジミー荒木『ミッドナイト・ジャズ・セッション』、ジョージ川口『Big4+1』、沢田駿吾『Formation』
白木秀雄 激レア10インチ盤復刻
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。