■重要なのは自分や自分のその運命みたいなものを見失わないこと
――まずはアルバム・リリースおめでとうございます。今どんな気持ちですか?
ありがとう!オレたちも最高の気分だよ。神様が授けてくださったような気持ちすら感じているよ。これからもますますオレたちのブランドを強くするぜ!
――軽く自己紹介をお願いいたします。
メンバーはShafiq Husayn、Taz Arnoldそして Om'Mas Keithです。
――今のグループ名は、Creative PartnersをとったSa-Raでいいのでしょうか?
正式には歌やラップの場合は"SA-RA™"でプロデューサーとしては"SA-RA CREATIVE PARTNERS™" もしくは "SRCP™"となるんだ。
――G.O.O.D./Sonyからメジャーデビューする前に、Babygrandeからアルバムを出すことになった経緯を教えてください。SonyとG.O.O.D.の契約は切れてしまったそうですが…。
オレたちのアルバムはビデオクリップを携えてマルチメディアプロモーションで世界発売されることになっていて、まさにメジャー発売という形だったのだけど、違うのはそれでも自分たちは“インディーだ”というところだったんだ。SonyとG.O.O.Dについてはそのとおりで契約は終わってしまったけど、まだカニエ・ウェストとは仕事をしているんだ。彼はいまスタジオにいてフィーチャリングとラップでオレたちの曲に参加してくれているんだ。
――Sonyとの件で学んだことがあったら教えてください。また『Black Fuzz』のリリースは今後ありますか?
いろんなことを学んだけど最も重要なのは自分や自分のその運命みたいなものを見失わないことだな。人っていうのは時として他人や他人のキャリアから権力や力を奪おうとするんだよ。そんなときに大事なのはきっちり自分としても行動を起こすこと、そして自分のポジションや創造力などをきっちりと守るということ。そして自分自身もきっちりと管理できるようにしておくことさ。実際にそのSonyとの件でもいろんなことで処理しないといけないことがいろいろあったのだけど、メジャーのようにたくさんの従業員を抱えるということはとってもシンプルなことでも10倍は時間がかかってしまうんだよ。だから常に自分たちはインデペンデントでいるべき、ということ、それが最も学んだことさ!