日米双方から見た"硫黄島” 2部大作

2007年4月20日 (金)

世界が忘れてはいけない島がある。

アカデミー賞受賞監督クリント・イーストウッドが贈る、第二次世界大戦の大きな転機となった悲劇的な硫黄島の戦いを、日米双方の視点から描く前例のない2部大作。製作にスティーブン・スピルバーグが名を連ねる。

『硫黄島からの手紙』では、アメリカ側の圧倒的な戦力の前に、5日もあれば終わるとされた硫黄島戦を36日間にも及ぶ長期戦へと変貌させ、戦史に残る戦いへと変えた、その男たちを描いた。

また、アメリカ側の方面から戦争というものを捉え、一貫し、戦争の虚しさを伝え、善と悪の区別なく、戦争をリアルに、そして物悲しく描いた秀逸の作品『父親たちの星条旗』。

DVD発売が決定。『硫黄島からの手紙』は4月20日、『父親たちの星条旗』は5月3日にそれぞれリリース。

4 『硫黄島からの手紙　特別版（2枚組）』
Letters from Iwo Jima

【仕様】
4 DVD2枚組
4 収録時間：本編約140分
4 音声：1.オリジナル<日本語> 5.1chサラウンド　※一部英語音声あり
4 字幕：1.英語　2.日本語（英語音声部分のみ）
4 画面：16:9 LB シネマスコープ・サイズ／スクイーズ

【映像特典】（約80分）
4 メイキング
4 キャスト
4 フォトモンタージュ
4 ワールドプレミア～武道館にて～
4 記者会見～グランドハイアット東京にて～
4 オリジナル劇場予告編

【初回限定特典】
4 スペシャルアウターケース仕様特製BOX
※『父親たちの星条旗』を収納可能。

【先着予約特典】
4 オリジナル・レターセット（非売品）

STORY

2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。
それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。
届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか。

戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立った。
硫黄の臭気が立ち込め、食べ物も飲み水も満足にない過酷な灼熱の島で掘り進められる地下要塞。このトンネルこそが、圧倒的なアメリカの兵力を迎え撃つ栗林の秘策だった。最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族のために一日でも長く島を守り抜け―。
「死ぬな」と命じる栗林の指揮のもと、5日で終わると思われた硫黄島の戦いは36日間にも及ぶ歴史的な激戦となる。

61年振りに届く彼らからの手紙。そのひとりひとりの素顔から、硫黄島の心が明かされて行く…。

4 『父親たちの星条旗特別版（2枚組）』
Flags of Our Fathers

【仕様】
4 DVD2枚組
4 収録時間：本編132分
4 音声：1.オリジナル<英語>5.1chサラウンド　2.日本語5.1chサラウンド
4 字幕：1.英語　2.日本語　3.日本語吹替用
4 画面：16:9 LB シネマスコープ・サイズ／スクイーズ

【映像特典】（約99分）
4 クリント・イーストウッドによるイントロダクション
4 原作と脚本に寄せて
4 キャストが語る6人の英雄
4 メイキング
4 星条旗を掲げて
4 ドキュメンタリー：硫黄島の戦い
4 “父親たちの星条旗”の中の視覚効果
4 オリジナル劇場予告編

【先着予約特典】
4 オリジナル・ペン（非売品）

STORY

太平洋戦争末期、硫黄島に上陸したアメリカ軍は、予想を上回る日本軍の防戦に苦戦を強いられた。
壮絶を極める戦闘の中、摺鉢山の頂上に翻った星条旗。
その1枚の写真がアメリカ中を熱狂させ、6人の英雄を生み出した。

星条旗を掲げた6人の英雄のうち硫黄島から生還できたのは3人だけ･･･衛生兵のドク、アメリカン・インディアンの出自を持つアイラ、伝令係のレイニー。祖国に帰還した彼らは、戦費を調達するために、アメリカ全土を巡る戦時国際キャンペーンツアーに駆り出される。
どこへ行っても熱烈な喝采を浴び、国民的英雄として祭り上げられる3人。しかし、英雄扱いされればされるほど、彼らの苦痛は深くなって行く。

その写真の真実は、人々の熱狂とは程遠いものだった･･･。