70年代特集
Thursday, April 14th 2005
ニューロック(1969〜1973)
ビートルズ以降、ロンドンやサンフランシスコ、ニューヨークなどで生まれたニューロック。要はレッド・ツェッペリンやクリーム、グランド・ファンク・レイルロードなどですが、やはり日本の若者も、その新たな波にもろに影響を受けました。
そりゃ、今聞いても衝撃を受けるロック・サウンドが海の向こうで生み出されたとなると、日本のバンドも黙っていられず、こぞってカバーをはじめました。その動きに油を注いだのは69年8月のウッドストックであり、それに続けとばかりに東京を中心にロックコンサートが開催され、ロック専門誌『ニューミュージックマガジン』も創刊されます。
当時日本では、GSバンドとして現在は認識されることもありますが、ジャックスをはじめ、ゴールデンカップス、フラワーズ、モップスなど実力あるバンドが、よりロック的なるものに接近を試みていました。また内田裕也のフラワー・トラヴェリンバンドをはじめ、高中正義もいたフライドエッグ、フードブレイン、ブルースクリエイション、頭脳警察、そして村八分などが勢力的に活動していました。
当時の日本のロックは、自覚的なミュージシャンと自覚的なファンによる一種の運動のような性格が強く、誰もが楽しめるフリーな音楽というものではありませんでした。沢田研二と萩原健一などGSバンドの生え抜きから結成されたPYGも存在そのものが商業的すぎると批判されたり、微妙〜な結束ができていました。
「また日本語でロックは可能か?」という命題に、内田裕也ら英語推進派(理由は海外デビューもしやすいから!)と、のりにくくても日本語で挑戦すべきだという日本語ロック派に分裂していました。当時頭脳警察や村八分など日本語でうたうグループはいたのですが、日本語派の代表のような位置に立たされたのが、関西フォークからの流れを受けたはっぴいえんど。
言わずもがな日本語ロックのパイオニアと後に呼ばれる彼らは、70年の蒸発からめでたく復帰した岡林信康のバックバンドをつとめ、関西フォークの歌手のレコーディングに提供することで、ロックとフォークの交流を促しました。
何が彼らをここまで大きくしたかと?というと一概には言えませんが、サウンドのみのインパクトで勝負する英語派、そして歌の重さで内的衝動を表現しようとしていた日本語派、この2つをうまく結び付け、些細で繊細な心象風景を幅広い彼らの洋楽知識を総動員したサウンドにのせ、職人的な律儀さで編曲やアレンジ、レコ−ディング技術を追求していったところにあるように思われます。そして時代はテレビを中心としたニューミュージックの時代へ。
ニューミュージック(1973〜1978)
1973(昭和48)年に「ひこうき雲」でデビューしたユーミンこと荒井由美(松任谷由実)は、まさにニューミュージックを牽引しました。フォークと一線を画すために本人が自分の音楽をそう呼んだとか、レコード会社が名付けたともいわれるこの語源は、あまり狭義ではなく70年代シンガーソングライターを中心に広く使われました。
ユーミンは、はっぴいえんどの細野晴臣、鈴木茂と、林立夫、松任谷正隆が結成したサウンド・プロデュース・ワーク集団のキャラメル・ママ(ティン・パン・アレイに発展)を迎え入れ、自らを中産階級サウンドと呼び、既存のフォークとはまったく異なるスタイルで登場しました。これまでの抒情的フォークを四畳半フォークと評したユーミン・サウンドは、洗練された都会の風景を想起させる新感覚のポップスを披露。「ルージュの伝言」「あの日に帰りたい」をはじめ、「卒業写真」「『いちご白書』をもう一度」の楽曲提供と歴史を塗り替えていきました。
さらにそれに前後して、吉田拓郎、井上陽水、小室等、泉谷しげるの4人の人気フォークシンガーが設立した『フォーライフレコード』も抜きには語れません。当時スーパースターであったこの4人が、自身のレコード会社を離れ自分たちの理想を求めようとしたことは画期的なことでした。
1960年代後半から混然としていたフォーク/ロックはニューミュージックという新たなカテゴリに包括され、大滝詠一が設立したナイアガラ・レーベルからシュガー・ベイブがデビュー、ヤマハ主催のポプコンを足がかりに中島みゆき「時代」がヒット、ポップなサウンドが高い評価を受けたチューリップ「心の旅」など多種多様なポップスが誕生し、吉田拓郎作曲の森進一「襟裳岬」、小椋佳作詞作曲の布施あきら「シクラメンのかほり」など歌謡界への楽曲提供も行われました。
また当時は女性アーティストの活躍が目立ちました。のちのアイドル・ブームへと繋がる太田裕美や、矢野顕子、尾崎亜美、大貫妙子などが活躍していました。YMOとサザンオールスターズがデビューした1978年を以て帰結したと分類されるニューミュージックは、日本のポップスに自意識を目覚めさせる役割を果たし、現在音楽シーンで活躍する多くのアーティストを輩出、今日の音楽シーンに直結した系譜に位置していえます。
初期アイドル(1978〜1984)
ニューミュージックの流行は、直結してミュージシャンのテレビ進出という形となりました。渡辺プロダクションから独立してアミューズが設立され、徐々にテレビのなかにニューミュージックが溢れました。さらにCMと結びつき、ヒット曲が続出、78年にはレコード売上でも演歌やポップス歌謡を抜いてトップ踊り出ました。
70年代後半には、その波が歌謡曲のアーティストにまで波及しました。そこには『ベストテン』や『夜のヒットスタジオ』など強い影響力をもった番組の登場もありました。山口百恵は宇崎竜童と阿木耀子コンビをソングライターとして自分から指名し、キャンディーズ、ピンクレディー、郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎の御三家などが歌謡界のスターとして人気をあつめていました。
また79年に武田鉄也の『3年B組金八先生』に主演し人気を集めていた田原俊彦、近藤真彦、野村義男の「たのきんトリオ」や三原順子が80年代に入ると次々と歌手デビューし、その80年には松田聖子、河合奈保子、柏原よしえなどのアイドルがデビュー。その2年後にデビューした中森明菜や小泉今日子、シブがき隊なども加わって、80年代前半にはアイドル全盛期が訪れました。
ニューウェーヴとテクノポップ(1979〜1982)
「東京ロッカーズ」の名の元に活動を繰り広げていたアンダーグラウンドなシーンが70年代後半に注目を集めましたが、実際に商業的に成功を収めたのは、ベテラン・ミュージシャンが結成したYMOでした。
もちろんメンバーはご存知だと思いますが、それまでもシンセサイザーやコンピュターを使ったサウンド作りはポップスにはかかせませんでした、それを全面的に試みたのがYMOでした。彼らは欧米にもツアーで出向き、計画的に東洋的なスタンスを作りだし、コンピューター世代のオピニオンリーダーとなっていきます。
そのYMOの成功は、ニューウェーブのブームを巻き起こし、東京ロッカーズのころから知られていたフリクションやリザーズをはじめ、P-model、ヒカシュー、プラスティックス、一風堂などを生み出していきます。特にファッションやデザイン関連の仲間がピストルズに影響を受けて遊びで結成したという逸話を持つプラスティクスは海外からも人気があり、ローラー族や竹の子族の集まっていた原宿が生んだファショナブルなグループとして人気を集めました。
80年代前後のニューウェーヴのブームは、沢田研二などのベテランも巻きこんでいきました。もちろん「Tokio」のヒットを生み、82年には坂本龍一とコンピを組んだ忌野清志郎が「いけないルージュマジック」をヒットさせ、さらに早くからニューウェーヴに反応したムーンライダースなどが実験的な作品を世に送り出しています。
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
featured item
Yumi Arai 1972-1976
Yumi Matsutoya (Yumi Arai)
Price (tax incl.):
¥10,266
Member Price
(tax incl.):
¥9,445
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥8,727
In Stock
%%header%%![]()
%%message%%

FEATURED TITLE
-
Limited Edition L-R Trax Live & Rare Tracks
YMO
Price (tax incl.): ¥16,500
Member Price
(tax incl.): ¥15,180Release Date:24/March/2005
-
Deleted
-
-
Limited Edition Paper Jacket Thousand Knives Of Ryuichi Sakamoto
Ryuichi Sakamoto
Price (tax incl.): ¥1,885
Member Price
(tax incl.): ¥1,735Release Date:20/April/2005
-
Deleted
-
-
Paraiso
Haruomi Hosono
Price (tax incl.): ¥2,420
Member Price
(tax incl.): ¥2,130
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,057Release Date:10/March/2008
-
Saravah!
Yukihiro Takahashi
Price (tax incl.): ¥2,409
Member Price
(tax incl.): ¥2,217
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,048Release Date:24/March/2005
-
-
Deleted
-
-
Limited Edition Band Wagon [perfect Edition]
Shigeru Suzuki
Price (tax incl.): ¥3,143
Member Price
(tax incl.): ¥2,892Release Date:05/July/2006
-
Deleted
-
-
Paper Jacket キャラメル ママ
Tin Pan Alley
Price (tax incl.): ¥1,885
Member Price
(tax incl.): ¥1,735Release Date:16/December/2000
-
Deleted
-
-
-
Library Anthology 1973-2003
Taeko Onuki
Price (tax incl.): ¥3,353
Member Price
(tax incl.): ¥2,850
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,850Release Date:29/October/2003
-
Piano Akiko
Akiko Yano
Price (tax incl.): ¥3,204
Member Price
(tax incl.): ¥2,948
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,724Release Date:01/October/2003
%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

|
|
Items with this icon is eligble for Buy 2 J-POP & K-POP Titles Get Up to 30% Off |
LINKS
-
関連リンク
-
/news/newsdetail.asp?newsnum=501060082
-
YMOを取り巻くストーリー - 坂本龍一
-
/news/newsdetail.asp?newsnum=501060076
-
YMOを取り巻くストーリー - 細野晴臣
-
/news/newsdetail.asp?newsnum=501060083
-
YMOを取り巻くストーリー - 高橋幸宏
-
-
