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鈴木秀美&OLCのハイドン・シリーズ第10弾

Thursday, October 21st 2004

〜鈴木秀美のレーベル、「アルテ・デラルコ」〜

鈴木秀美 指揮 オーケストラ・リベラ・クラシカ
ハイドン・シリーズ第10弾

いよいよ名曲「告別」が!
終楽章のハイドンのイキな図らい

ハイドン交響曲シリーズ、いよいよ第10弾の登場。にぎやかで楽しい第59番「火事」、そして名曲「セレナータ、ノッツゥルナ」「告別」といううれしい3曲。「告別」はハイドンがホームシックにかかった楽団員のために書いたという名曲。終楽章では楽団員が一人ずつステージから去っていくというもので、これを見た皇帝がオーケストラに休みをあたえたという逸品。ティンパニー奏者に、18世紀オーケストラやコンセルトヘボウ、またヤーコプスの「四季」などでお馴染みの名手マールテン・ファン・デア・ファルクをむかえているのもまた聴きもの。

@ハイドン:交響曲第59番イ長調「火事」Hob.T−59
Aモーツァルト:セレナード ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
Bハイドン:交響曲第45番嬰へ短調「告別」Hob.T−45
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2004年6月18日浜離宮朝日ホールでのライヴ収録


鈴木秀美 指揮 オーケストラ・リベラ・クラシカ
ハイドン・シリーズ第9弾

ついに若松夏美がソロで登場!
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲

バロックヴァイオリンのスター若松夏美の待望のソロでモーツァルトの協奏曲が登場。タイトルからしてそそられる「ハレルヤ」と格調高い主題が有名な名曲52番という内容。録音も最高にすばらしい出来栄えです。


@ハイドン:交響曲第30番「ハレルヤ」
Aモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
Bハイドン:交響曲第52番
A若松夏美(Vn)
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2004年2月20日 浜離宮朝日ホール


鈴木秀美 指揮 オーケストラ・リベラ・クラシカ
ハイドン・シリーズ第8弾

なんと、オリジナル楽器で本邦初演となったらしいモーツァルトのファゴット協奏曲も収録。ファゴットの第一人者堂阪氏のやわらかく温かみのある響きが実に魅力的。過去のあらゆる録音を凌駕しそう。3楽章など絶品で秀美氏のリズミックな伴奏に堂阪氏の味なファゴットが絶妙品格。「ラメンタツィオーネ」も名曲中の名曲。グレゴリオ聖歌からの引用旋律がとてつもなく印象的で、さすがBCJでバッハのカンタータを数多く演奏している秀美氏だけあって表現の深みが一味違います。一度聴いたら忘れられないインパクトのある曲。「学校の先生」もすごい。(K.I.)

■ハイドン:@交響曲第26番「ラメンタツィオーネ(哀歌)」
■モーツァルト:Aファゴット協奏曲
■ハイドン:B交響曲第55番「学校の先生」

堂阪清高(ファゴット)
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2003年10月3日浜離宮朝日ホール・ライヴ


鈴木秀美 指揮 オーケストラ・リベラ・クラシカ
ハイドン・シリーズ第7弾

OLCのシリーズ第7弾。昨年のチェロ協奏曲ハ長調に続き今回は、待望のハイドンのチェロ協奏曲ニ長調。長い間ロマン派的な編曲によって演奏されてきた、この名作に新しい光を当てる鈴木秀美=OLCのオリジナリティーが出色です。また、快活な交響曲第23番、疾風怒濤期の「謎の」交響曲第46番のカプリングも魅力的。

収録曲目

J.ハイドン Joseph Haydn (1732-1809)

交響曲 第23番 ト長調 Hob.I-23(1764)
チェロ協奏曲 ニ長調 Hob.VIIb-2(1783)
交響曲 第46番 ロ長調 Hob.I-46(1772)
J.B.ヴァンハル
交響曲 ホ短調より第2楽章

収録:2003年7月4日 浜離宮朝日ホール


鈴木秀美のレーベル“アルテデラルコ”第6弾!
日本の古楽界を代表するベストメンバーによるモーツァルト
OLCの選抜メンバーと、鈴木秀美氏が自らチェロを弾き、指揮もした大変な熱演。衝撃的なアイネクライネと、腹をえぐるようなバスが炸裂するアダージョとフーガなど絶品で、オリジナル楽器独特の美しく暖かい音色、澄みきったハーモニーを堪能できます。ディヴェルティメントの有名曲3曲もリズムが弾みきって、初めて聞く曲の様。録音も抜群でエンジニヤ桜井卓の快心の出来。OLC 初のセッション録音オーディオ的にも大満足。(K.I.)

モーツァルト:
@セレナード第13番ト短調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
Aディヴェルティメント ニ短調K.136/ 変ロ長調K.137/ ヘ長調K.138
Bアダージョとフーガ ハ短調K.546

オーケストラ・リベラ・クラシカ

録音:2003年5月三鷹市芸術文化センター、風のホール、セッション録音


鈴木秀美 指揮 オーケストラ・リベラ・クラシカ
ハイドン・シリーズ第5弾
「生き生きと躍動するアンサンブルの迫力に魂を奪われた」と音楽評論家小林利之氏も絶賛する鈴木秀美とOLC(オーケストラ・リベラ・クラシカ)の最新録音。
 今回はモーツァルトのフルート協奏曲も加わりました。ソリストは菅きよみ。ラプティット・バンドなどでも活躍する彼女。美しい音色と技術に脱帽。
 肝心のハイドンは傑作『帝国』が登場。しかもフィナーレは2ヴァージョン収録。どちらかお好きな方を選択して聴く楽しみもCDならではで、異版Bはホルン4本が炸裂し、すごい盛り上がりを見せてくれます。
 14番の交響曲も3楽章のリズミックな味わいなど絶品。録音も大変優秀です。(K.I.)

@ J. ハイドン:交響曲第14番
Aモーツァルト:フルート協奏曲第2番
Bモーツァルト:アンダンテ K315
C J. ハイドン:交響曲第53番「帝国」
D J. ハイドン:交響曲「帝国」フィナーレ異版B

AB菅きよみ(フルート) オーケストラ・リベラ・クラシカ、 鈴木秀美(指)
録音:2003年5月2日、東京、浜離宮朝日ホール


好評鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ
ハイドン交響曲シリーズ第4弾!
4 本のホルンが炸裂
ホルン大活躍の交響曲集

ハイドン:交響曲第13 番
ハイドン:交響曲第31 番「ホルン信号」
モーツァルト:交響曲第25 番
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2003年1月3日 浜離宮朝日ホール・ライヴ

リベラ・クラシカの正規ホルンメンバーに加えて、18世紀オーケストラより各1名ホルンの援軍も加わりさらに強力な部隊でのぞんでおります。
 今回、特に驚いたのが、意外や13番で、これは隠れた名曲発見。終楽章などモーツァルトのジュピター交響曲のフィナーレ楽章とそっくり(?!) 主題もグレゴリオ聖歌のクレドのテーマを使ってそれをフーガ風に展開していく手法も似ています。ハイドン若き日の作品ながら、モーツァルトの晩年の傑作にも匹敵する大交響曲となっております。
 録音も特筆すべき優秀さで、オーディオ各誌でも絶賛の実績をもつ、今や日本を代表するエンジニヤ桜井卓。鮮度の高さと暖かみを両立する名録音と申せましょう。(K.I.)
OLCシリーズ第3弾
いよいよ鈴木秀美のチェロをフィーチャーしたハイドンのチェロ協奏曲が登場します。
 演奏会当日、満場の聴衆が熱狂した、鈴木秀美とOLCの白熱のライヴが見事に収録されました。
 また、繊細な優美さと闊達な諧謔味の混交が印象的な交響曲第15番、雄勁なパトスと透明な悲哀を奇跡的なバランスの上に両立させた交響曲第44番『悲しみ』を、たぐいまれな集中力とオリジナル楽器ならではの豊かなソノリティで再現しています。(K.I.)
OLCシリーズ第2弾
ハイドン交響曲全集開始!
交響曲『朝』『昼』『晩』
大変好評だった秀美指揮のデビュー盤に続く第2弾はハイドンの交響曲チクルスが本格始動。ハイドンの覇気とユーモアに溢れた交響曲「朝」「昼」「晩」。各曲ともソロの技巧的な聴かせ所が多く、ヤマハ・サイレント・チェロのCMでお馴染みの古川展生(当CDはオリジナル楽器)高田あずみなどメンバー全員がソリスト級だけあって最高の完成度。鈴木秀美氏もヴァントを思わせる執拗なリハーサルで同曲の決定盤と申せます。録音も万全で名エンジニア桜井卓が担当。生演奏に匹敵するリアリティ。(K.I.)


ハイドン:@交響曲第6番ニ長調「朝」
     A交響曲第7番ハ長調「昼」
     B交響曲第8番ト長調「晩」

鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ古楽器
録音:2002 年9 月27 日東京・浜離宮朝日ホール
OLCシリーズ第1弾
モーツァルト29番とその元ネタを演奏!
鈴木秀美&OLC旗揚げ演奏会
バロック・チェロの第1人者である鈴木秀美が、兄雅明に続いて指揮者として起った注目盤。
 彼が率いるオーケストラ・リベラ・クラシカは2001年に結成、仲間内での結団演奏を経て研鑚を重ね、2002年5月に高山と東京で旗揚げコンサートを挙行したばかりの新生古楽オケ。
 当CDは、その東京公演(5月17日浜離宮朝日ホール)をライヴ収録したものです。冒頭のC.P.E.バッハの隠れた傑作《弦楽の為のシンフォニア》、今後も重点的に取り上げていく予定というハイドンの、43番の交響曲《マーキュリー》における新鮮で精度の高い演奏は、この新しいオケの大きな可能性を予感させるに充分ですが、このコンサートの目玉はむしろモーツァルトのほう。
 有名な29番の交響曲に続いて、この交響曲作曲にあたってモーツァルトが参考にしたとされる、マルデレ作曲《シンフォニア》の第1楽章をアンコールとして演奏、大変に興味深い比較鑑賞を可能にしているのです。
 たとえば、鈴木はモーツァルトの第3楽章で破天荒なまでの超速演奏をおこなっているのですが、それも元ネタであるマルデレを聴けば思わず納得のテンポ設定です。
 不世出の天才と謳われたモーツァルトが、実は先人の影響をいかに上手に受けることに長けた作曲家であったか、他人のアイデアを貪欲に吸収・消化し、さらに磨きをかけて再創造するという凄い(元ネタの提供者にとってはいかにもシャクな)才能の持ち主だったかということが理屈抜きにわかります。

 オ−ケストラは古楽器の名人を選りすぐっただけあって素晴らしい響き。
 録音も、かのギュンター・ヴァントが誉め称えたことでも知られる名エンジニア、桜井氏が担当。ライヴばなれした鮮烈で見事な音質となっています。
 なお、こnシリーズでは、今後もハイドンの交響曲やモーツァルトの作品がリリースされる予定です。(K.I.)


収録楽曲・収録時間
C. P. E. バッハ (1714-88)
弦楽器のためのシンフォニア ハ長調 Wq.182/3 (1973)
1.   I – Allegro assai            2:41
2.   II – Adagio              2:44
3.  III – Allegretto            5:09


J.ハイドン (1732-1809)
交響曲 第43番 変ホ長調 Hob.I-43 「マーキュリー」(-1772)
4.   I – Allegro           11:34
5.   II – Adagio              7:47
6.  III – Menuetto            2:50
7.  IV – Finale. Allegro            6:01


W.A.モーツァルト (1756-91)
交響曲 第29番 イ長調 K.201 (1774)
8.   I – Allegro moderato         10:32
9.   II – Andante            9:46
10.  III – Menuetto            2:44
11.  IV – Allegro con spirito          7:29


(アンコール)
P.ファン・マルデレ (1729-68)
  シンフォニア作品5/第6番ニ長調より第1楽章(1768)
12. I – Presto              2:53      
    Total playing time 72:33


鈴木秀美指揮 オーケストラ・リベラ・クラシカ
収録:2002年5月17日 東京・浜離宮朝日ホール (ライヴ収録)
モーツァルトやハイドンを始めとする数々の古典派の音楽を演奏するのにふさわしいオーケストラ=時代楽器を使用したもの、というロジックはいまや常識といえるほどに定着した考え方となっていますが、ヨーロッパには数多く存在するそうした時代楽器オーケストラは残念ながら日本にはまだなく、専門のオーケストラの結成が求められていたのは周知の事実であり、オーケストラ・リベラ・クラシカの登場はまさに待ち望まれていたものでありました。

 発起人で指揮者、ソリストも兼ねる鈴木秀美氏は「20世紀後半に行なわれた多くの研究や実践を経て、私たちが『知っている』はずの過去の音楽を再び『新たな響き』として経験できる可能性は、今とても高いのです」と語り、自らのオケについて「古典派音楽は、ともすれば四角四面なもののように捉えられがちです。しかし細かく見れば、音楽がお定まりの紋切り型に作られている部分は極めて少なく、才能溢れた作曲家たちは規則という『枠』を『自由』になるための手段として用いているのです。枠があって初めて、人間はそこから『外へ出る』自由を認識しうるのですから。グループの名称にある「リベラ」は、そのような自由を含んだ音楽をしたいという想いから付けられています。」と説明します。

 これまでにおこなわれた演奏会はそうした言葉を裏付ける確かな説得力を持ったもので、積極性に富む小編成アンサンブルが作品から引き出す数々の魅力的な音楽はどれもきわめて高水準なものでした。

 そうした彼らの熱心な活動をひとりでも多くの人間に伝えたいと開始されたのが、TDKコアによるCDプロジェクトであり、その優れた録音技術は、会場の熱気まで伝えてくれていて言うことがありません。(K.I.)

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