【発売】芥川也寸志&新響/ベートーヴェン:交響曲第9番、モーツァルト:交響曲第39、40番、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、他(3CD)
2025年10月10日 (金) 18:45 - HMV&BOOKS online - Classical

完全初出の幻のデジタル録音!
当時としては画期的なデータテープによるデジタル録音を復刻。
指揮者、芥川也寸志の名演集、第2弾。清道洋一氏のライナーノート!
1980年代というとデジタル録音の勃興期で普及期ですが、映像用ビデオテープであるベータテープにPCMデジタル録音するという画期的な方法で民間にも徐々にデジタル録音が広がり始めておりました。今回の芥川也寸志&新響名演集の第2弾は、全てがこの方式のデジタル録音でクリアな音質に驚かされます。
記念すべき第100回定期演奏会での『第九』は筋肉質でスマートな快演。合唱の扱いにも通じた芥川ならではの細かい変化が独創的で聴き手を唸らせます。モーツァルトの名交響曲が2曲収録されているのも嬉しい限りです。ワルターを思わせる上品でかつロマンの薫りを隠そうともしない情熱的な名演。生涯を通じて紹介に奔走したショスタコーヴィチ。第5番が聴けるのも感激です。沈黙、熱狂、静謐、狂騒、絶望から解放の全てがぶちまけられた凄絶なライヴ。フィナーレの加速の凄まじさに圧倒されます。
芥川とファリャというと意外な取り合せと思われるかも知れませんが「もし音楽のなかに血液が流れているとしたら、これほど純粋な血液もないだろう」とまで称賛しており、新響との最後の定期演奏会でオール・ファリャ・プログラムをこうして披露しました。(メーカー資料より)
【収録情報】
Disc1
1. ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』(15:30 / 11:13 / 14:12 / 23:30)
録音:1983年6月26日、新宿文化センター(第100回定期演奏会)
2. ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』 Op.9(9:14)
録音:1985年11月3日、東京文化会館(第109回定期演奏会)
Disc2
3. モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550(5:54 / 8:45 / 4:02 / 4:28)
4. ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47(革命)(16:55 / 5:01 / 13:49 / 10:31)
録音:1984年1月29日、新宿文化センター(第102回定期演奏会)
Disc3
5. モーツァルト 交響曲第39番変ホ長調 K.543(8:10 / 7:40 / 3:33 / 3:45)
録音:1986年7月20日、新宿文化センター(第111回定期演奏会)
6. ファリャ:歌劇『はかなき人生』間奏曲(6:54)
7. ファリャ:バレエ音楽『恋は魔術師』1925年版(約24分)
8. ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』第2組曲(3:03 / 2:39 / 5:57)
録音:1988年4月3日、新宿文化センター(第119回定期演奏会)
常森寿子(ソプラノ:1)
伊原直子(アルト:1)
林 誠(テノール:1)
栗林義信(バス:1)
春日成子(メゾ・ソプラノ:7)
湘南市民コール(1)
松原混声合唱団(1)
新交響楽団
芥川也寸志(指揮)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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