【発売】ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オブ・ロンドン/ウォルトン:交響曲第1番、他

2025年09月26日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical


ウォルトン:交響曲第1番、チェロ協奏曲
ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オブ・ロンドン、ヨナハン・アースゴール


ジョン・ウィルソンによるウォルトンの作品集。交響曲第1番は、インマ・フォン・ドールンベルク男爵夫人との激しい恋愛から着想を得て作曲されました。作曲は難航し、特に終楽章の創作においてウォルトンは3つのフィナーレを破棄するほど苦悩、当初は3楽章のみで初演されましたが、コンスタント・ランバートの助言でフーガを導入し、1935年8月にようやく完成。同年11月6日に全曲初演が行われました。ジョン・アイアランドは作品を「巨大で、壮大で、独創的な傑作」と絶賛し、これによりウォルトンはヨーロッパにおける偉大な作曲家としての地位を確立しました。
 チェロ協奏曲はグレゴール・ピアティゴルスキーの依頼で作曲され、1957年ボストンでシャルル・ミュンシュ指揮により初演、翌月にはマルコム・サージェント指揮でイギリス初演が行われました(ウォルトンは交通事故で入院していたため、初演には立ち会えませんでした)。「緩・急・緩」の3楽章形式で、20世紀の自由な調性感と英国的な抒情性が融合した技巧的な作品です。発表当時は時代遅れと評されましたが、現在ではウォルトンの晩年を代表する重要な傑作のひとつとして高く評価されています。アルバムではシンフォニア・オブ・ロンドンの首席チェロ奏者、ヨナハン・アースゴールがソリストを務め、瞑想的な第1楽章から即興的な第3楽章まで、高い音楽性と見事な技巧に支えられた演奏を披露します。SACDハイブリッド・ディスクでの発売です。(輸入元情報)

【収録情報】
ウォルトン:
1. 喜劇的序曲『スカピノ』(1940, rev.1950)
2. チェロ協奏曲(1955-56, rev.1975)
3. 交響曲第1番(1931-35)

 ヨナハン・アースゴール
(チェロ:2)
 シンフォニア・オブ・ロンドン(リーダー:チャーリー・ラヴェル=ジョーンズ)
 ジョン・ウィルソン(指揮)

 録音時期:2022年11月29,30日(2)、2023年8月2,3日(3)、2024年1月8日(1)
 録音場所:ロンドン、キルバーン、Church of St Augustine
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND


Symphony No.1, Cello Concerto, Scapino : John Wilson / Sinfonia of London, Jonathan Aasgaard(Vc)

SACDImport

Symphony No.1, Cello Concerto, Scapino : John Wilson / Sinfonia of London, Jonathan Aasgaard(Vc)

Walton, William (1902-1983)

(1)

Price (tax incl.): ¥4,180

Member Price (tax incl.): ¥2,966

Multi Buy Price (tax incl.): ¥2,966

Release Date: 27 Nov 2025

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