ローリング・ストーンズ「the COMPLETE STONES」シリーズ 第３〜４弾 2024年２月７日 (水) 発売

ローリング・ストーンズ「the COMPLETE STONES」シリーズ第３〜４弾 2024年２月７日 (水) 発売

エターナル・グルーヴズ (Eternal Grooves) による、ローリング・ストーンズの壮大なレコーディング全音源収録プロジェクト「the COMPLETE STONES」。1964年、デビューアルバムのレコーディング最終曲「テル・ミー」録音後からシカゴの聖地チェススタジオでのレコーディングまでの全録音を網羅した第３弾、ブルースを追求するバンドの底力を発揮しながら人気グループへの階段を登っていく時期の未発表別ヴァージョンなどを収録した第４弾の２タイトルが 2024年２月７日 (水) に同時発売。

the COMPLETE STONES #3

1964年２月24日、ファーストアルバム『THE ROLLING STONES』の最終録音で「テル・ミー」を完成させるところから、初の米国ツアーで訪れたシカゴの聖地チェススタジオでの感激のレコーディングまでの４ヶ月間の全録音を徹底網羅。

前年から曲作りを本格化させたストーンズだったが、デビューアルバムは当初のバンド方針を貫きロックンロールとブルースのカヴァーを中心に完成する。アルバムジャケットに記されたマネージャー、アンドリュー・オールダムの言葉「ローリング・ストーンズはただのグループではなく、一つの生き方である」通りに存在を示したストーンズだが、ジャガー＆リチャーズ作「テル・ミー」の収録も間に合わせた。

３月にはマリアンヌ・フェイスフルへの提供曲「As Tears Go By (涙あふれて)」のデモ録音を終えると、NMEポールウィナーズコンサートに出演。そしてビートルズに続いて実現した米国ツアーでは、マディ・ウォ−ターズやチャック・ベリーの本拠地シカゴチェススタジオで感激のレコーディングを果たす。ただの観光じゃないゼとばかりに２日間で16曲を録音。初の全英No.１ヒットとなる「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」を生み出す。チェススタジオではほかにも多数の未発表曲が残され、それもすべて本作には収録されている。

the COMPLETE STONES #4

1964年６月、初の全米ツアーで感激のチェススタジオ録音を終え、マディ・ウォ-ターズやチャック・ベリーとの交流から大きく成長を遂げたストーンズは、帰国すると「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」を録音。

アンドリュー・オールダムの戦略でビーチボーイズの「アイ・ゲット・アラウンド」をミックが歌わせられたりしながら、名曲「ハート・オブ・ストーン」を書き上げる。そして「Sleepy City (めざめぬ街)」など、1975年の編集盤『メタモーフォシス』で明らかになる、他者への提供曲へのデモ録音が多数残されたのもこの時期だ。

1964年９月には「リトル・レッド・ルースター」も録音。ブルースを追求するバンドの底力を発揮しながら、人気グループへの階段を登っていく。そんな時期の未発表別ヴァージョンなども含めた貴重音源満載の１枚。

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