【全曲解説】NoGoD『NoW TESTAMENT』

2023年04月24日 (月) 17:00

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全曲解説テキスト by 団長(Vo) Shinno(Gt) hibiki(Ba) K(Dr) Iyoda Kohei(Support Gt)

1. Renatus

この曲はこの作品を発売する前に、昨年のツアー用のオープニングSEとして書いたものです。ライブ自体の高揚感を高めるため、ヘヴィなリフを使い、重たい感じで徐々に攻めていくイメージで作りました。今回の作品にもハマったこともあり、『NoW TESTAMENT』のオープニング曲として収録することになりました。(Iyoda Kohei)

2. What do you say

アルバムのオープニングSEからの続く曲というのは、“勢いがないとダメ”なので、完全に勢い重視で制作しましたが、メンバー(特にhibikiちゃん!)からの“ヤバイ”アレンジが加わり、「疾走感+変態感」が増した曲に仕上がりました(苦笑)。ライブでどのように化けるのか非常に楽しみな曲です!従来のNoGoDらしさをキープしつつ、新生NoGoDとしての独特の雰囲気のある、個人的にはアルバムの看板曲ではないかなと思っています。(団長)

3. ソラノカナタ

この曲は元々デモの段階では2曲に分かれていたのですが、別々の曲を合わせてみた所、「良いんじゃない?」ということになり、完成した曲です。最後まで「曲のパーティー感を楽しんで頂ければな〜」と思っています。是非、聴いてみて下さい!(K)

4. If possible

この曲はテーマが「宇宙」です。存分に宇宙を感じて頂いて、冒頭から最後まで宇宙を漂う“スペーシーな雰囲気”になっていますので、音源を聴きながら、是非とも宇宙を感じてみて下さい!因みに一番の宇宙ポイントは……ド頭です!!(Shinno)

5. mind's eye

この曲はアルバムの中で無い要素を入れたいと思って作った曲です。ダークで重く、シリアスなんですけど、メロディは叙情的なテイストにしたいと思い、そして、メンバーの楽器の見せ場も作りたい!とあれこれ考えて、メンバーには苦労して貰って出来上がった曲です。ライブでどのように化けるかが凄く楽しみですが、音源もドラマティックな出来栄えになっているので、このドラマの渦に引き込まれて、是非涙を流しながら聴いて下さい。 (hibiki)

6. 屍を越えて行け

元々はNoGoD用に作った曲でしたが、余り出番がなく、普段は自分の弾き語りのライブで演奏していた曲です。そして、今回、Koheiちゃんにアコギの弾き語りのデータを渡して、「ここから自由に膨らませてくれ!」と伝えたところ、何とメタルな曲が完成しました(笑)
原曲を知っている方も居ると思いますが、このNoGoDヴァージョンも是非楽しんで聴いて下さい。(団長)

7. Never fade away (NoW ver.)

この曲はNoGoDが活動休止から復帰する際に準備した曲で、我々の決意を示したと言って良い楽曲です。「Never fade away」――その名の通り、決して消えることなく、皆さんへメッセージが届くように、曲自体もパワーのある仕上がりになっています。結果、ライブでも凄く盛り上がる定番の曲となりました。会場限定シングルに収録されているヴァージョンと少しだけ違いがあるので、聴き比べて貰えると嬉しいです!(hibiki)

8. 玉と砕けろ

この曲は、正直、解説などは要らないです!「オエ オエ オー、ヘイ!」と皆で言えば、それだけで良いです!(笑)ライブではとにかく声を出して、色々なものを発散させて貰えれば、それで良いです!ずばり、これもパーティー・ソングです!パーティー・ソングばかりだけど、楽しんで下さいね!(K)

9. イラナイセカイ (NoW ver.)

「こんな時代だからこそ、この歌詞を聴いて欲しい」――そんな想いがあって、今回のアルバムに入れて欲しいと願い、無事アルバムに収録された、歌詞がとても素晴らしい曲です。グッと来るポイントが何度もあります。是非歌詞を見ながら曲を聴いて頂いて、曲を聴いた後で、もう一度、歌詞を見て下さい。グッと来るものがあると思います。(Shinno)

10. 現約聖書

この曲は自分が「NoGoDにこういった曲があったら良いな〜」と思って作り始めた曲です。
自分らしさも出しながらも、NoGoDらしいフレーズを使ったりもして、上手く落とし込めた楽曲になりました。アルバムを通しで聴くと気づいて貰えると思いますが、1曲目の「Renatus」が、この「現約聖書」のギターソロ明けに入っています。曲自体もドラマティックな仕上がりですが、作品を通して聴いた時に、何か一つの物語になっているような楽曲に仕上がっています。(Iyoda Kohei)

NoGoD『NoW TESTAMENT』

GENRE:HEAVY METAL
hibiki(Ba)正式加入&Iyoda Kohei(Support Gt)が強い存在感を発揮する
新生NoGoDがもたらす“現約聖書”

迷える小羊たちよ、喜ぶがいい。神なき現世は終息するのだ。我らの求む異端の神は、今再びこの地に降臨した。近年はサポート・ベーシストとして活躍してきたhibikiが正式加入となり、その一方でサポートであるにもかかわらず作曲からアレンジまでを手掛けるギタリスト、Iyoda Koheiが新たに強い存在感を発揮することにもなった今作は、つまり新生NoGoDからもたらされる新約聖書ならぬ“現約聖書”ということになろう。メタル然とした曲はよりメタル然と。ロック然とした曲はよりロック然と。はたまた、パリピ然とした曲はよりパリピ然と。メリハリの効いたサウンドメイクや、メッセージ性の強い歌詞もあいまり、NoGoDは以前にも増してクセツヨな頼もしさを獲得したようだ。復活の福音をあまねく受け容れよ。
杉江 由紀【ライター推薦】

NoW TESTAMENT

CD

NoW TESTAMENT

NoGoD

価格(税込) : ¥3,630

会員価格(税込) : ¥3,340

発売日: 2023年04月21日

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