【発売】P・ヤルヴィ&エストニア祝祭管/現代エストニアの管弦楽作品集
2022年04月22日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

パーヴォ・ヤルヴィが紐解く、現代エストニアを代表する管弦楽作品の魅力
パーヴォ・ヤルヴィが生まれ故郷エストニアで開始したパルヌ音楽祭をきっかけに、2011年に創設されたエストニア祝祭管弦楽団。「ALPHA」からの3枚目のアルバムは、エストニアを代表する5人の作曲家の作品集です。
詩的かつ情景的な作風で知られるトヌ・クルヴィッツ[1969-]が、世界的パンデミックで人々が孤独にさらされた2020年、パーヴォ・ヤルヴィに献呈した『To The Moonlight(月の光に)』は「管弦楽のための3つのブルース」の副題を持ち、ブルースのイディオムを用いつつ、困難の時代を生きる人々の心情を表し、またこれに寄り添う美しさを湛えた作品となっています。
管弦楽作品からエレクトロニクス、映画音楽などでも知られるウロ・クリグル[1978-]による『Chordae(コルダ)』は元々古代ギリシャ語とラテン語から取った表題に、「和音」、楽器の「弦」、「同意」など様々な言語に引っかけた意味を含ませており、多くの音が重なり合って作られる様々な和音やリズムが次々と現れるドラマティックな作品。また『The Bow(ザ・ボウ)』も、「お辞儀」や楽器の「弓」など様々な意味を含むタイトルを持つ力強く美しい作品。いずれもパーヴォ・ヤルヴィに捧げられています。
グレゴリオ聖歌や東洋音楽から影響を受けているエレナ・トゥルヴェ[1972-]による『L’ombre derriere toi(影はあなたの後ろに )』は、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと弦楽のために書かれた作品で、ここではヴィオラと2つのチェロがソロをとって演奏されます。
オペラなど舞台作品が有名なタウノ・アインツ[1975-]の『Ouverture Estonia(序曲『エストニア』)』は、2012年にエストニアの詩人ジャン・ペクの「Mu isamaa(我が祖国)」に作曲した際に、その詩から受けた印象を管弦楽で表現したというもの。
エストニアで最も重要な交響曲作曲家とされるレポ・スメラ[1950-2000]による『Olympic Music I(オリンピック・ミュージック I)』は、1980年モスクワ・オリンピックの際、タリンで開催されたヨット・レースのオープニングのために作曲されました。
いずれも調性的で聴きやすいながらも刺激的な作品で、まだまだ知られざるエストニア音楽界の奥深さを教えてくれるアルバムです。(輸入元情報)
【収録情報】
1. クルヴィッツ:月の光に (2020)
2. クリグル:コルダ (2013)
3. トゥルヴェ:影はあなたの後ろに (2011)
4. アインツ:序曲『エストニア』 (2014)
5. クリグル:ザ・ボウ (2021)
6. スメラ:オリンピック・ミュージック I (1980)
マテ・スーチュ(ヴィオラ:3)
インドレク・レイヴァテギヤ(チェロ:3)
マリウス・ヤルヴィ(チェロ:3)
エストニア祝祭管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音時期:2012年7月〜2021年7月
録音場所:エストニア、パルヌ・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)

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