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Symphony No.5, Francesca da Rimini :Paavo Jarvi / Zurich Tonhalle Orchestra

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALPHA659
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


パーヴォ&トーンハレ、チャイコフスキー交響曲全集始動、第1弾は第5番!

2019年にトーンハレ管弦楽団の音楽監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。彼にとって、またスイスのオーケストラにとっても初めてという、チャイコフスキーの交響曲全集録音が開始されます。第1弾として選ばれたのは第5番。華やかな内容といい人気といい、申し分ない選曲と言えますが、実は1895年にチューリッヒで初めて演奏されたチャイコフスキーの交響曲でもあり、翌年に『悲愴』が、そして1901年に『フランチェスカ・ダ・リミニ』が演奏されて以来、その管弦楽作品はトーンハレ管弦楽団の重要なレパートリーであったという、歴史的な経緯もあります。
 その第5番では、パーヴォ特有の軽やかさとトーンハレの力強い音の鳴りのブレンドが心地よいメリハリと推進力を生み、細部にまで歌心が感じられながらも、押しの強さだけで聴かせるチャイコフスキーとは一線を画す演奏に仕上がっています。フィナーレ冒頭での一つ一つの音を深く歌いながらノーブルさを失わないバランス感覚、テンポが明確にキープされつつも圧倒的な盛り上がりを聴かせる主部も格別。カップリングの『フランチェスカ・ダ・リミニ』は、チャイコフスキーの交響曲を除く純管弦楽作品では比較的長く、どちらかというと難解とされるものですが、パーヴォは嵐のような曲想を見通しよく整理しながらも猛然と鳴らし、ロマンあふれる旋律をオーケストラに積極性を持って歌わせ、全体をテンポよく聴かせることで作品の魅力を最大限に引き出しています。
 今後のシリーズも大いに楽しみな、期待を上回る素晴らしいアルバムです。(輸入元情報)

【収録情報】
チャイコフスキー:
1. 交響曲第5番ホ短調 Op.64
2. 幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 Op.32


 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2019年10月(2)、2020年1月(1)
 録音場所:チューリッヒ、マーク・ハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

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今までの演奏と比較すると、一聴して音の響...

投稿日:2021/03/03 (水)

今までの演奏と比較すると、一聴して音の響きがかなり制御されているのがわかる。これだけでも統率力は当世でも屈指と言えよう。随所にみられる細部の抉りも聴いたことの無いレベルで、細部の音の重ねや聞きなれない音が良く飛び出す。よって、スコアが今までのものと違うような気もしてしまうがそれは不明。洗練度は同曲最上レベルに感じた。第2楽章のホルンソロは強く美音で、ロマン性も犠牲にしていないところも素晴らしい。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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パーヴォが「満を持して」開始したチャイコフ...

投稿日:2021/01/08 (金)

パーヴォが「満を持して」開始したチャイコフスキー・ツィクルスを担うオーケストラがN響でないのは残念だが、結果を聴いてみると、やはりこれが正解か。近年のN響のヴィルトゥオジティは目覚ましいが、特にこのようなロマン派のレパートリーでは輝かしい音響が音楽に結びつかないという歯がゆい思いをすることが少なくない。これに比べれば、トーンハレ管弦楽団の響きはずっと地味、いわば質実剛健だが、パーヴォの目指すチャイコフスキーがハリウッド映画風の絢爛豪華なスペクタクルでないことは明らかなので、やはりオーケストラの選択は正しかったと言える。ところで、このディスクのライナーノートが最近ネルソンスがあちこちで喋っている内容と全く同じことを書いているのには、ちょっと驚いた。チャイコフスキーの第5はベートーヴェンの第5のような「苦悩を通して歓喜へ」というストーリーを持つ交響曲ではなく、「運命に対する全き屈伏」こそこの曲の主張だという話だ。パーヴォの演奏もこのような解釈に従ったかのように聴くことができる。もちろんロマン派の音楽らしいアゴーギグ、テンポの変化は的確に表現されているし、第2楽章中間部の速いテンポ(楽譜通りだけど)、終楽章コーダ(モデラート・アッサイの部分)のクライマックスでのタメの作り方など師匠(といってもタングルウッドで短期間、教えてもらっただけだが)バーンスタインを思い出させるところもある。けれども、もちろんパーヴォの演奏はバーンスタインのような情緒纏綿なものではなく、ドイツ流交響曲のような堅牢な造形を崩さない。第3楽章でのホルンのゲシュトップトの強調などと併せて、いかにも21世紀のチャイコフスキーだと思う。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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