【映像】リセウ大劇場2019/カサブランカス:歌劇『レアの謎』

2022年01月13日 (木) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


リセウ大劇場 2019/カサブランカス:歌劇『レアの謎』

神に仕える巫女レアは「不死」を垣間見てしまったことで、永久に世界を彷徨う罰を与えられます。2人の見張りがレアに告げます「お前は人間を愛せない、何故ならお前は神の娼婦だからだ」。地の果てにたどり着いたレアは、そこで感覚を失った夢遊病者ラムに出会い、お互いに欠けているものに気づき惹かれ合います・・・
 スペインを代表する現代作曲家のひとりベネート・カサブランカス。この歌劇『レアの謎』はリセウ大劇場の委嘱により、作曲家初のオペラとしてスペインの高名な作家ラファエル・アルグジョルとのコラボレーションから生まれた作品です。超越的な存在によって罰を与えられた巫女レアが時空をさまよう遍歴の末、神話と現実が融合する世界に到達する・・・物語はカサブランカスの緻密で表出力豊かな音楽と、神秘的で奇怪なイメージを伴ったカルメ・ポルタセリの演出によってスリリングに描かれてゆきます。幅広い表現力で近現代のオペラ作品を得意とするメゾ・ソプラノ、アリソン・クック(題名役)、バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを誇る名バリトン、ホセ・アントニオ・ロペス(ラム役)、バロック・オペラを中心に活躍する人気カウンターテナー、シャヴィエ・サバータ(シックサル博士役)らの充実した歌唱陣を、名匠ジュゼップ・ポンス率いるリセウ大劇場のオーケストラと合唱団がしっかりと支えてゆきます。(輸入元情報)

【収録情報】
● カサブランカス:歌劇『レアの謎』全曲


 レア…アリソン・クック(メゾ・ソプラノ)
 ラム(夢遊病者)…ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン)
 1番目の国境の女…サラ・ブランチ(ソプラノ)
 2番目の国境の女…アナイス・マスジョレンス(メゾ・ソプラノ)
 3番目の国界の女…マルタ・インファンテ(メゾ・ソプラノ)
 見張り(ミルボケス)…ソーニャ・ド・マンク(ソプラノ)
 見張り(ミルッルス)…フェリペ・ボウ(バス)
 シックサル博士(元サーカス座長&心理学者)…シャヴィエ・サバータ(カウンターテナー)
 ミケーレ(歌手)…ダビド・アレグレト(テノール)
 ロレンツォ(歌手)…アントニオ・ロザーノ(テノール)
 アウグスト(歌手)…フアン・ノバル=モーロ(テノール)
 リセウ大劇場交響楽団&合唱団
 ジュゼップ・ポンス(指揮)

 演出:カルメ・ポルタセリ
 振付:フェラン・カルバハル
 舞台美術:パコ・アソリン
 衣装:アントニオ・ベラルト
 照明:イグナシ・カンプロドン
 映像デザイン:ミケル・アンヘル・ライオ

 収録時期:2019年2月12,13日
 収録場所:バルセロナ、リセウ大劇場(ライヴ)

 制作:リセウ大劇場
 協力:カタルニア・テレビジオ(TV3)&カタルニア・ムジカ
 映像監督:ペープ・エルナンデス

● 特典映像『インタビュー:カサブランカス、アルグジョル、ポルタセリ、 ポンス、サバータ』
 字幕:日本語・英語・スペイン語・韓国語

 収録時間:本編113分、特典9分
 画面:カラー、16:9
 字幕(本編):日本語・英語・イタリア語・カタルーニャ語・韓国語