無人島 〜俺の10枚〜 【碧海祐人 編】

2022年01月19日 (水) 18:00

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ブラックフィーリングなサウンドと文学的な歌詞でメランコリックな叙情を音像化するアーティスト「碧海祐人」。彼が選ぶ10枚とは?


無人島 〜俺の10枚〜 【碧海祐人 編】

米津玄師 『BOOTLEG』

まず、無人島に持っていくのであれば、音楽を作る事を考えないと思うので、リスナーとして永遠に聴けるものを集めました。BOOTLEGは僕が音楽に深く興味を抱いた一作です。無ければいけない。



Dave Longstreth 『The Graceful Fallen Mango』

自由。荒いながら、このアルバムがリリースされてしまったから、僕は編曲のファンになりました。

シュガー・ベイブ 『SONGS』

普遍的で、楽しくて、優しくて。聴いていると、遠い一点を見つめてしまうような、そんな鷹揚さに必ず出逢います。

▼オススメ楽曲
6.いつも通り



Puma Blue 『Blood Loss』

ISO感度を上げすぎた暗闇の映像みたいな、世界には映らないまま蠢く"空気的な一部分"を奇跡的なまでに閉じ込めたアルバムだと感じます。

▼オススメ楽曲
7.Bruise Cruise
5.Midnight Blue

秦基博 『Documentary』

秦基博さんの声は、J-pop的でありながら、情景との調和を意識させられます。あの日、あの場所を思い出す為に、僕には必要です。

▼オススメ楽曲
12.アゼリアと放課後



Steely Dan 『Aja』

こんなに充足感のある"かっこいい"は、僕は他に知らない。あるべき所に、あるべき物が、あるべき色で、あるべきサイズ感で、ある、ということの心地よさを教えてくれます。



Phoenix 『Alphabetical』

なぜか、僕はフランスの音楽が特に好きなのですが、そのきっかけはPhoenixではないかと思います。メロディの器の大きさ、劇的な編曲と展開、独特なでっぱり。その全てが好みです。

▼オススメ楽曲
10.Alphabetical



FKJ 『Ylang Ylang』

精査された音の数々が、弱く美しい流れのエネルギーに合わせてリズムを作る。遠すぎて、大きすぎる。FKJの音楽は自然を感じます。



スガシカオ 『clover』

いびつで、なめらかで、旋律やコードすら絡め取るスガシカオさんの言葉。その音としての詞の役割について、聴きながら熱中できる一枚です。

Moons 『Thinking Out Loud』

ブラジルのバンドらしいのですが、一聴した時からずっと変わらず好きな一枚。水だけで描いた絵みたいな静謐さと、遅くなる時間軸の中で音の粒を堪能するような感覚。



無人島 〜俺の10枚〜 とは

音楽好きには、超定番の企画「無人島 〜俺の10枚〜」。なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらう。ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別だ。

「無人島 〜俺の10枚〜」過去のアーカイブはこちら


碧海祐人 ファーストアルバム 『表象の庭で』商品詳細情報

2021年12月22日発売


ブラックフィーリングなサウンドと文学的な歌詞でメランコリックな叙情を音像化する。君島大空や浦上想起など宅録音楽家とも共鳴する音情景を奏でるアーティスト「碧海祐人」

ラジオでのパワープッシュや多数の有名プレイリストへの選出で活動開始からわずか1年でFUJI ROCK '21に出演するなど、その楽曲の魅力で知名度を増す碧海祐人。ドラマーの『石若駿』や注目のシンガー『さらさ』も参加し、エンジニアの『葛西敏彦』がD.A.N.以来の共同プロデュースで参加した渾身の1stAlbum。

2020年9月にリリースした初リリースEP「逃避行の窓」がApple Musicのバナー展開、Spotifyのプレイリストカバー、CDショップでは大型展開がされるなど、活動実績がゼロに等しい中、その音源の魅力のみで早耳の音楽ファンを虜にした碧海祐人。そこからこの1年でFUJIROCKを初めとした大型イベントへの出演や、KAMITSUBAKI STUDIOのバーチャルシンガー「理芽」の歌ってみた動画の投稿、関ジャムにも出演のダンサー「yurinasia」によるダンス動画の投稿など2次創作でもその話題性を広げる。今作はそんな注目急上昇中の最中にリリースされる1stAlbumとなる。作品にはmillennium paradeに参加し、くるりのサポートや自身のバンドSMTKでも演奏する稀代のドラマー「石若駿」、ASTERI ENTERTAINMENTから初の日本人リリースとなった注目のシンガー「さらさ」が参加、アルバムの共同プロデュースとミックスには自らも蓮沼執太フィルに参加し、スカートやDAN、青葉市子も手掛ける「葛西敏彦」マスタリングには電気グルーヴ、七尾旅人、フィッシュマンズも手掛けるkimken studioでおなじみ木村健太郎が手掛ける。


収録曲

01. 熱
02. 夜風
03. 不揃い
04. 顰蹙
05. 午睡
06. 沈む春
07. 馨り
08. 往復書簡 -interlude-
09. 空白む
10. 天象 (feat.さらさ)
11. 氷雨



碧海祐人 ライブ情報

碧海祐人 ONE-MAN LIVE「窓下に氷雨、箱庭の熱」
公演日:4/18(月)
会場:新代田FEVER


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碧海祐人

1996年生まれ。活動開始当初からわずか1年でFUJI ROCK FESTIVALに出演し、これまで「夕凪、慕情」や「逃げ?..

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