フランチェスカ・アスプロモンテ/『聖母マリアとマグダラのマリア』

2021年11月04日 (木) 12:45 - HMV&BOOKS online - クラシック


気鋭の古楽系ソプラノ歌手フランチェスカ・アスプロモンテの「PENTATONE」第2弾は
聖母マリアとマグダラのマリアに着目したイタリア・バロック・オラトリオ・アリア集!


2018年「PENTATONE」レーベルからソロ・デビュー・アルバム『プロローグ〜バロック・オペラのプロローグ集』をリリースした気鋭の古楽系ソプラノ歌手フランチェスカ・アスプロモンテの「PENTATONE」第2弾は、キリスト教における2人のマリア、聖母マリアとマグダラのマリアに着目したイタリア・バロック・オラトリオ・アリア集。A.スカルラッティ、カルダーラ、ヘンデルらの1700年前後に作曲されたオラトリオの中から、聖母マリアとマグダラのマリア役の歌手が歌う楽曲をセレクト。前作同様、アルバム・コンセプトやレパートリー選曲も、アスプロモンテ自身が行ったという大変凝った内容のアルバムとなっています。
 アスプロモンテは、持ち前の美声を生かした感情表現の激しい圧巻の歌唱を披露し、劇的なバロック・オラトリオの世界へと導いてくれます。また、多くの楽曲で最新のクリティカル・エディションを用いている点にも注目です。共演は、バロック・オペラやオラトリオでの演奏・録音も数多い才人ディエゴ・ファゾリスとイタリアの優れたピリオド楽器オーケストラ「イ・バロッキスティ」。一部の曲目では注目のバロック・ヴァイオリニスト、ボリス・ベゲルマンも独奏で参加するなど、アスプロモンテの歌を支える器楽演奏家も秀逸です。上質なイタリア・バロック・オラトリオの名アンソロジーをお楽しみください。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ルリエル:世の贖い主の降誕のための6声のオラトリオより聖母マリアのアリア『夜明けが誇る光のうちの』
2. ボノンチーニ:『マグダラのマリアの回心』よりマグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア『私はまだ神の御言葉を・・・芳香なバラが咲きほこる限りは』
3. 神聖ローマ皇帝レオポルト1世:『恩寵なりし十字架』の挿入曲、ドラーギ作曲の聖母マリアのアリア『私には理解できないものが』
4. カルダーラ:『キリストの足元のマグダラのマリアのアリア』よりシンフォニア
5. ボノンチーニ:『マグダラのマリアの回心』より『弱い心は2つの敵に』
6. カルダーラ:『キリストの足元のマグダラのマリア』よりマグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア『その結び目を解き・・・不必要なる華やかさは』
7. ボノンチーニ:『マグダラのマリアの回心』より『はい、私は苦しみによって不実な心を』
8. ルリエル:世の贖い主の降誕のための6声のオラトリオより聖母マリアのレチタティーヴォとアリア『お眠り、わたしのかわいい子・・・わたしのかわいい子、もし考えているなら』
9. ボノンチーニ:『マグダラのマリアの回心』よりシンフォニア
10. ペルティ:『キリストの埋葬』より聖母マリアのアリア『ナザレの人は傷付く心を持たなかった』
11. カルダーラ:『キリストの足元のマグダラのマリア』よりマグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア『ああ、かつては・・・涙を流しながら』
12. ペルティ:『墳墓のキリスト』より聖母マリアのレチタティーヴォとアリア『ヨハネ、ああ、私の息子・・・野原の美しい花々が』
13. ヘンデル:『復活』よりシンフォニア
14. ヘンデル:『復活』よりマグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア『マリア様が望まれるなら・・・私の心の中にある何か』
15. ヘンデル:『復活』よりマグダラのマリアのアリア『不動にして、不滅なれば』
16. A.スカルラッティ:『この上なく聖なるお告げ(受胎告知)』より聖母マリアのアリア、レチタティーヴォとアリア『苦き幹の下に・・・死を免れぬ人に届けましょう・・・充足した日々を送れる祖国で』


 フランチェスコ・ローラによる批判校訂版(2,3,5,7,9,10,12)
 アルバム・コンセプト、選曲:フランチェスカ・アスプロモンテ

 フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
 ボリス・ベゲルマン(ヴァイオリン独奏:5,8,10)
 イ・バロッキスティ
 ディエゴ・ファゾリス(指揮)

 録音時期:2020年7月
 録音場所:ルガーノ、RSIスタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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