【発売】近衞秀麿&NBC響/ドヴォルザーク:交響曲第9番、他
2021年10月01日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

近衞秀麿がNBC交響楽団を指揮していた!
新書版100ページ、菅野冬樹書下ろしのドキュメンタリー付き
令和三年度(第76回)文化庁芸術祭参加作品
日出る国へ「新世界」より〜昭和十二年の日米同時生放送
1937年2月16日、ニューヨークのNBC、8Hスタジオにおいて、オーケストラ音楽の日米同時生放送という画期的な演奏会が行われました。曲目はドヴォルザーク作曲の交響曲第9番『新世界より』。オーケストラは「トスカニーニのオーケストラ」としてクラシック音楽ファンに知られるNBC交響楽団。
指揮台に立ったのは前年1936年に日本の外務省より音楽特使として叙任された近衞秀麿[1898-1973]。言うまでもなく、戦中に3度に渡って首相を務めた近衞文麿の実弟であり、日本でオーケストラを初めて作り、生涯に渡ってオーケストラ音楽の紹介に努めた大指揮者です。
演奏会は大成功に終わりました。そして近衞には全米各地の名門オーケストラに客演するツアーが約束されました。しかし7月の日中戦争の勃発を引き金にした日米関係の悪化が近衞の指揮者としての運命を翻弄します。そして遂には全てが見果てぬ夢となってしまいました・・・。
『新世界』の演奏の2日前にも近衞はラジオ番組にも出演し、自ら編曲したヨハン・シュトラウスの喜歌劇『こうもり』組曲を指揮し放送しています。これらの音源がアメリカ議会図書館で良好な音質で発見されました。さらに近衞がNBC交響楽団に登壇するに至るコレスポンダンスも発見。
近衞秀麿研究の第一人者である菅野冬樹氏による綿密な調査に基づく書下ろし原稿による重厚な新書版書籍付き。好事家にとってはなぜトスカニーニより先にNBC交響楽団と日本人指揮者が共演できたのか? そしてどういう演奏をしているのか? という興味が明らかになります。そして芸術と言えども時代背景とは不可分な関係であることを証明する、正に戦争と音楽のドキュメントです。(販売元情報)
【収録情報】
1. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』(9:20/ 12:03/ 8:06/ 11:42)
2. ヨハン・シュトラウス2世/近衞編:喜歌劇『こうもり』組曲(6:39)
NBC交響楽団
近衞秀麿(指揮)
録音時期:1937年2月16日(1)、1937年2月14日(2)
録音場所:ニューヨーク、NBC、8Hスタジオ
録音方式:モノラル(ライヴ)
音源提供:アメリカ議会図書館(Library of Congress)
協力:近衞音楽研究所、ウィスコンシン歴史協会(Wisconsin Historical Society)、NBCユニヴァーサルLLC、Donald Meyer(Lake Forest college)
令和三年度(第76回)文化庁芸術祭参加作品
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