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【特集】『ワンダーエッグ・プライオリティ』音楽インタビュー/キャスト直筆コメント
2021年03月05日 (金) 18:00
|HMV&BOOKS online - アニメ

2021年1月より放送/配信となっている本作の劇伴を手掛けている二人のクリエイター、DÉ DÉ MOUSEさん、ミト(クラムボン)さんに、劇伴のポイントや作品の見所を伺いました。
なお、劇伴は3月末発売のBlu-ray&DVD第1巻/4月末発売の第2巻に、特典CDとして収録されます。
さらに、本作の音楽の魅力をDÉ DÉ MOUSEさん、ミトさん、アニプレックス音楽プロデューサー・山内真治さんで語り尽くすオンライントークショーイベントも2021年4月22日(木)に開催します。(※本イベントの開催/アーカイブ配信は終了いたしました。)

DÉ DÉ MOUSE インタビュー

絶対にキャラクターの気持ちにさせたり、寄り添ったりしない、というところには最大限注意を払いました。どんなシーンで使われても、どこか他人事であるかのような距離感の劇伴になるように、違和感的な音色だったり、フレーズだったりを、自分なりにイメージしながら作っていました。
バトル曲では、フロアでも機能するようなエグいビートをどうしても鳴らしたくて、画面から飛び出てくるようなキックとスネアにこだわりました。若林監督も藤田音響監督も、ぼくの曲を聴き込んでくれていたので、とても幸せな劇伴デビューだったと感謝しています。
ーー出来上がった楽曲の中でも特に聞いてほしい、おすすめの楽曲は?
本当に全曲大好きなのですが、ミトさん作曲の、色々な意味で激ヤバなカットアップボイスの「Hysteric」、猫を追いかけているようなほのぼのとした「キマグレガール」。
ぼくの曲では第1回での小糸ちゃんが登場する際の印象的な「暖かい雨」、三拍子のニューロファンク曲「Minu furi」、第1回の最後に流れるデデマウスサウンド全開の「Brand-new world」あたりでしょうか。
ーー劇伴という観点からこれまでに影響を受けたり、印象に残っている作品はありますか?
野見祐二さんが作曲されたスタジオジブリの『耳をすませば』と、ウラジミールコスマ作曲の『プロヴァンス物語 マルセルのお城』のサントラは、自分の音楽の世界観の形成にとても影響を受けています。
AIRが手掛けた『ヴァージンスーサイズ』、カエターノヴェローゾが手掛けた黒いオルフェのリメイク版の『オルフェ』のサントラも大好きでよく聴いていました。
ーーこれまでの放送回数の中で特に印象的だったシーンをお教えください。(※インタビュー時は第7回まで放送)
先生と小糸ちゃん、アイちゃんのママの存在は、第1回から大きなウェイトを占めていたし、大きな関心があったので、第6回の「ママたち、お付き合いしようと思うんだけど…」には、この展開待ってました!!ってテンション激上がりしました。
それと、第1回の非常階段での小糸ちゃんがアイちゃんに接触を図るシーンから、「親友になろうよ」は、とてもとても良いですね。
ーー気になるキャラクター/推しのキャラクターを、その理由とともにお聞かせください。
やはり先生とママのセット、そして小糸ちゃんが出てくると、心躍ってしまいますね。
第5回でのアイ、ねいる、リカ、モモが揃う回は内容も音楽の使われ方も素晴らしくて、4人が戯れているシーンが大好きです。なので、推しって決められなくて、4人が一緒にいるのが好き!って感じです。
ーー最後に視聴者の皆様へメッセージをよろしくお願いいたします。
HMVオンラインをご覧の皆さん、『ワンダーエッグ・プライオリティ』本当にすごい熱量と、関わってる方々の愛に溢れているのが画面から伝わってくる作品です。
劇伴も、隙あらばセリフの合間から飛び出してこようとしてくるし、音楽の使い方も、藤田音響監督が毎回音の抜き差しに拘って、シーンの展開と音を同期させたりと、音楽に意識を持って見返すとその拘りに驚いたりします。
妙に色気のある俳優さん達の演技も艶かしくて、現実にもこんな世界あるんじゃないかって思わせられます。そのくらい関わってる方々の想いが溢れているので、見返す毎に色々な発見がある作品です。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』を皆さんが長く愛してくれたら本当に嬉しいです!!
DÉ DÉ MOUSE プロフィール
遠藤大介によるソロプロジェクト。作曲家、編曲家、プロデューサー、キーボーディスト、DJ。また、自身の曲のプログラミングやミックス/マスタリング、映像と多方面に活動し、他作品のプロデュース/楽曲提供/リミックスも行う。

ミト(クラムボン) インタビュー

「DÉ DÉさんが初めてアニメの劇伴をやるので、そのバックアップ的な形で参加頂きたい」とお話を受けました。いわゆるアニメの中の象徴的なパート、テーマ曲的なのをDÉ DÉくん、そして生楽器やいわゆるオーケストレーション的な楽曲を僕が担当すると言った感じです。
ーー出来上がった楽曲の中でも特に聞いてほしい、おすすめの楽曲は?
DÉ DÉくんが作った「Brand-new world」はいつ聴いても”何かが始まるワクワク感”があってすごく好き。
ーー世代的に野島伸司さん作品にこれまで触れる機会もあったかと思いますが、強く印象に残っている作品はありますか?
『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』
ーーこれまでの放送回数の中で特に印象的だったシーンをお教えください。(※インタビュー時は第7回まで放送)
第7回に出てくるリカの愚痴を聞く4人、ねいるに痛いところを指摘されて声を荒げるリカのパート。あそこの斉藤朱夏さんの演技、声色に鳥肌が立ちました。
ーー気になるキャラクター/推しのキャラクターを、その理由とともにお聞かせください。
沢木先生はやっぱり気になります!
ーー最後に視聴者の皆様へメッセージをよろしくお願いいたします。
アイ、ねいる、リカ、桃恵の活躍を最後まで引き立てるよう精一杯作った楽曲たちです。引き続きみなさんに楽しんでもらえたら幸いです!
ミト(クラムボン) プロフィール
クラムボンのメンバーであり、コンポーザーである一方で、他アーティストとの制作においても幅広く活動を展開。

「巣立ちの歌 / Life is サイダー」発売記念 キャスト直筆コメント&サイン


TVアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』作品情報
【イントロダクション】
脚本家・野島伸司がアニメの世界で紡ぎだす、悩みもがく少女たちの物語――。14歳の少女・大戸アイは、深夜の散歩の途中で出会った謎の声に導かれ、「エッグ」を手に入れる。
「未来を変えたいなら」
「今はただ選択しろ」
「さぁ、自分を信じてー」
「エッグを割れー」
「エッグ」を割った先で、アイを待つものとは……。
【スタッフ】
原案・脚本:野島伸司監督:若林 信
キャラクターデザイン・総作画監督:高橋沙妃
コンセプトアート:taracod
副監督:山ア雄太
アクションディレクター:川上雄介
コアアニメーター:小林恵祐
ゲストキャラクターデザイン:久武伊織
プロップデザイン:井上晴日
モンスターデザイン:小林麻衣子
ミテミヌフリデザイン・アニメーション:大鳥
武器デザイン:絵を描くPETER
アニメ―ション武器デザイン:けろりら
色彩設計:中島和子
美術監督:船隠雄貴
撮影監督:荻原猛夫
3DCG:Boundary
編集:平木大輔
音響監督:藤田亜紀子
音楽:DÉ DÉ MOUSE/ミト(クラムボン)
音響効果:古谷友二
企画プロデュース:植野浩之(日本テレビ)/中山信宏(アニプレックス)
制作:CloverWorks
製作:WEP PROJECT
主題歌:アネモネリア
【キャスト】
大戸アイ:相川奏多青沼ねいる:楠木ともり
川井リカ:斉藤朱夏
沢木桃恵:矢野妃菜喜
アカ:内田夕夜
裏アカ:高橋広樹
大戸多恵:白石晴香
沢木修一郎:中澤まさとも
長瀬小糸:田所あずさ
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