パンドルフォ、他/アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
2020年11月17日 (火) 15:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ガンバの鬼才パオロ・パンドルフォ
アーベルのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集!
約280年ぶりに再発見されたテレマンの『無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア』の録音で大きな話題を呼び、「ヴィオラ・バスタルダ」というレア楽器を使用した録音でも注目を浴びた(どちらもレコード芸術「特選盤」)ヴィオラ・ダ・ガンバの革命家、パオロ・パンドルフォ。
12年前に録音された無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集『ドレクセルの写本』以来となる、カール・フリードリヒ・アーベルの作品集。アーベルは当時ヴィオラ・ダ・ガンバの極めて優れた名手として、また作曲家としてヨーロッパ中に名を響かせ、J.C.バッハとともに西洋音楽史における最初の予約制定期演奏会「バッハ=アーベル・コンサート」を設立したことでも知られています。
ここに収録されたヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタの多くは、近年発見され世界初録音となる作品です。パンドルフォが華麗なカデンツァと装飾を追加し、刺激的で技巧的、カラフルで情熱的なガンバ・ソナタを彩ります。アルバム・タイトルの「センチメンタル・ジャーニー」は、アーベルと同世代の画家トマス・ゲインズバラが「トリストラム・シャンディ」で有名な小説家ローレンス・スターンに例えたことから(He was the Sterne of Music)、スターンの未完の小説「フランスとイタリアを巡るセンチメンタル・ジャーニー」から採られています。(photo by Susanna Drescher)(輸入元情報)
【収録情報】
アーベル:
● アンダンティーノ〜主題(ソナタ ニ長調 A2:67より パンドルフォ編曲)
● ソナタ ニ長調 A2:50
● ソナタ イ短調 A2:57A
● ソナタ イ長調 A2:53
● ソナタ ニ長調 A2:75
● ソナタ ト短調 A2:56A
● ソナタ ト長調 A2:72
● ソナタ ホ短調 A2:7/WKO 150
● アンダンティーノ〜主題と変奏(ソナタ ニ長調 A2:67より パンドルフォ編曲)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アメリ・シュマン(バロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンドレア・ブッカレッラ(フォルテピアノ、チェンバロ)
トーマス・ボイセン(バロック・リュート)
録音時期:2020年3月
録音場所:スイス、バーゼル
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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