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【ローソンHMV限定盤】 チェット・ベイカー紙ジャケ復刻

Thursday, September 5th 2013

チェット・ベイカー


スティープルチェイス設立40周年&チェット・ベイカー没後25周年企画
チェット晩年の名作7タイトルが、24bit 96Khzマスター使用/E式紙ジャケットのローソンHMV限定盤で復刻! 完全限定プレスとなります!!


確かにすりこまれた青く透明な記録。

 チェット・ベイカーは70年代の中頃から演奏の拠点をヨーロッパに移した。イタリア、フランス、ドイツ、そして悲劇の終焉を迎えたオランダ。その中でもデンマークのジャズ・レーベル「スティープル・チェイス」に残された作品たちは、彼が全てを失いながら生きた晩年の名作として、今もなお儚くも切ない香りを漂わせている。

 喪失と退廃、まるで悲しみの底からわきでるようなトランペットの音には、彼が最後まで貫いた美学が宿っている。ダグ・レイニーの繊細なギターと、ニールス・ペデルセンの柔らかなベースのサポートを受けてつぶやく危ういアドリブにも、それを感じとることができる。

 「But Not For Me」の再演に心震える『Touch Of Your Lips』。ピアニストのデューク・ジョーダンを迎えたクァルテット作品『No Problem』。名演「Broken Wing」を収めた『Daybreak』。モンマルトル・ライヴ・シリーズの中でも最もアグレッシヴな『This Is Always』。タイトル曲にロマンティシズムの境地をみる『Someday My Prince Will Come』。ポール・ブレイとの親密な対話を生む『Diane』。すすり泣く枯れたトランペットに哀愁をこめた『When Sunny Gets Blue』。

 今回クワイエット・コーナーのシリーズで、これらの作品を紙ジャケ化(世界初)にして再発することが決定した。確かにすりこまれた青く透明な記録。今年は没後25年。今宵は遠い西の夜空を眺めながら彼の音に酔いしれたい。


(ローソンHMVエンタテイメント ジャズ担当 山本勇樹)



Quiet Corner Series 〜SteepleChase 紙ジャケットコレクション〜

[仕様]
・24bit 96Khzマスター使用
・E式紙ジャケット
・帯付き・輸入盤国内仕様
・紙ジャケットのデザインはオリジナルLP時のものです。曲目・曲順等に違いがあります。


Touch Of Your Lips 『タッチ・オブ・ユア・リプス』 (1979年)

こちらの商品は発売日が10/23に変更となりました。ご了承下さい。
チェット、レイニー、ペデルセン、3人の名手による心に染入る演奏の数々。名演の誉れ高い「バット・ナット・フォー・ミー」は必聴!

 憂愁を帯びたトランペットの音色が闇夜に溶け込む。まさにもう一枚の『Chet Baker Sings & Plays』といった趣。丁寧に感情をなぞるメランコリックな「I Waited For You」、滋味深く儚い「But Not For Me」の再演をはじめ、全てがロマンティシズムに満ちあふれている。1979年6月21日録音。

チェット・ベイカー(tp,vo) / ダグ・レイニー(g) / ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン(b)




No Problem 『危険な関係のブルーズ』 (1979年)

名盤『フライト・トゥ・デンマーク』(スティープルチェイス)で知られる 人気ピアニスト、デューク・ジョーダンとの共演盤。名曲「危険な関係のブルーズ」収録。

 伝説のピアニスト、デューク・ジョーダンを迎えた至高のジャズ・セッション。深い内省を秘めたチェットのトランペットも胸を打つ傑作。モーダルな光を放つ「No Problem」、コペンハーゲンの街並みに舞うワルツ「Glad I Met Pat」をはじめ、そこはかとない男たちの哀愁が漂っている。1979年10月2日録音。

チェット・ベイカー(tp,vo) / デューク・ジョーダン(p) / ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン(b) / ノーマン・フィアリントン(ds)




Daybreak 『デイブレイク』 (1979年)

「ジス・イズ・オールウェイズ」、「いつか王子様が」との3部作のひとつで、晩年の最高傑作との誉れ高い名盤!

 親密な空気に包まれたコペンハーゲンのクラブ「モンマルトル」でのライヴ録音。ダグ・レイニーとニールス・ ペデルセンの抑制を効かせたサポートにも注目したい。小気味良いスキャットが踊る「Daybreak」、リリカルな 陰影うつした「Broken Wind」をはじめ、どれも美しき正三角形を描いている。1979年10月4日ライヴ録音。

チェット・ベイカー(tp,vo) / ダグ・レイニー(g) / ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン(b)




This Is Always 『ジス・イズ・オールウェイズ』 (1979年)

『デイブレイク』、『いつか王子様が』とのライヴ3部作のひとつ。「カフェ・モンマルトル」の満員の聴衆を魅了した3者のインタープレイが堪能出来るチェット晩年の傑作!

 真夜中のコペンハーゲンの街角に静かに響きわたる「How Deep Is The Ocean」の調べ。揺らめくチェットのトランペット、ダグ・レイニーの繊細なギター、ニールス・ペデルセンの柔らかなベースにも美学が滲みでている。ほのかなグルーヴが息づく「Love For Sale」もハイライトのひとつ。1979年10月4日ライヴ録音。

チェット・ベイカー(tp,vo) / ダグ・レイニー(g) / ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン(b)




Someday My Prince Will Come 『いつか王子様が』 (1979年)

「デイブレイク」、「ジス・イズ・オールウェイズ」とのライヴ3部作のひとつ。名曲「いつか王子様が」の名演を収録。

 数ある「スティープルチェイス」の作品たちの中でも別格の存在感を放つ一枚。優美な旋律をしなやかに奏でる「Someday My Prince Will Come」、まろやな歌声が心に沁みこむ「I'm Old Fashioned 」をはじめ、北欧ならではの透明感と上質な手触りを感じさせる楽曲たち。1979年10月4日ライヴ録音。

チェット・ベイカー(tp,vo) / ダグ・レイニー(g) / ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン(b)




Diane 『ダイアン』 (1985年)

名ピアニストの誉れ高いポール・ブレイとのデュオによる演奏。 チェット・ベイカー晩年の録音の中では出色の一枚と言われている。

 ECMにも作品を残すピアニスト、ポール・ブレイとのデュオによる甘く切ないスロウ・バラード集。一音一音に 宿る温もり。その余韻に耳を傾ければサウダージにも似た懐かしき安らぎが訪れる。言葉を失うほど美しい「Everytime We Say Goodbye」、「Diane」をはじめ、二人は静かに音を交わす。1985年2月27日録音。

チェット・ベイカー(tp,vo) / ポール・ブレイ(p)




When Sunny Gets Blue 『ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー』 (1986年)

スティープルチェイスにチェットが残した最後のアルバムは、チェットがアムステルダムで客死する2年前の録音であった。

 メンバーを一新して録音された「スティープルチェイス」時代の最後の作品。ドラムが加わったことで、心地よ く軽やかな印象を与えてくれる。優雅でラウンジーな趣の「Long Ago And Far Away 」、青く透明な「When Sunny Gets Blue」をはじめ、星屑の音が遠く夜空にきらめく。1986年2月23日録音。

チェット・ベイカー(tp,vo) / ブッチ・レイシー(p) / ジェスパー・ランガード(b) / ユキス・オティラ(ds)





チェット・ベイカー プロフィール

チェット・ベイカー  チェット・ベイカーことチェスニー・ヘンリー・ベイカー・ジュニアは、1929年12月23日オクラホマ州、イエールに生まれている。1940年には一家はLA近郊のグレンデールに移住した。チェットにとってこのころアコーディオンやタップダンスでアマチュア・コンテストに出演したのがはじめての音楽の経験だった。当時チェットは聖歌隊で歌っていて、13歳になった時父はトランペットを与えたという。こうしてトランペッター、チェット・ベイカーが誕生した。

 高校に入るとマーチング・バンドで演奏していたが、中退して陸軍に入隊する。チェットはドイツのベルリンに派遣され、ここでVディスクなどで初めて本格的にジャズに触れることになる。ディジー・ギレスピーこそがはじめてのアイドルであり、やがてハリー・ジェームスが加わった。ハリー・ジェームスを好むあたりにも、ビバップの香りだけでない、オシャレな音楽家チェットの面影が浮かんでくる。

 1948年に除隊したチェットはLAへ戻り、エル・カミーロ大学に通いながらシッティンを繰り返したが、1950年チェットは再び徴兵され従軍、一日中プレイし夕方に眠り、夜中に起きて明け方までプレするという生活が続いた。やがて除隊、1952年、西海岸に到来してトランペッターを探していたチャーリー・パーカーのオーディションに参加し採用さ、一流ミュージシャンとの交流が始まった。チェットは22歳でカリフォルニアに住んで結婚していた。この年の夏、ジェリー・マリガンはピアノレス・カルテットを結成、トランペッターはチェット・ベイカーだった。西海岸の主だったクラブを総なめにするマリガンのツアーにチェットは参加、名声は次第に確立されていった。1954年チェットは自分のグループでツアーを行い、55年夏にはリック・ツワージックを擁する幻のカルテットで欧州に出掛ける。10月21日ツアーの途中でツワーディックは死亡した。

 1956年4月、チェットは新しいグループでパシフィック・ジャズ・レーベルに録音を開始する。この当時からチェットは麻薬に手を染め何回かの入院の後キャバレー・カードを没収された。

 1959年夏、チェットはアメリカを離れイタリアに行き、4年半滞在した。ここでも麻薬禍は治らなかった。1964年アメリカに戻ったチェットは音楽の変化に愕然としたが、マリアッチやその他の時流に乗った作品をワールド・パシフィックなどに吹き込んだ。1970年から3年はジャズをあきらめていたが、1973年カムバックしたチェットはCTIレーベルからマリガン・グループのメンバーとしてや、自己のアルバムを発表した。

 1975年頃から活動拠点を主にヨーロッパに移し、ドイツのenjaや、デンマークのSteeple Chase、イタリアのPhilology、IRDといったレーベルに数多くの作品を残した。1986年3月に初来日、翌1987年にも再来日を果たした。そのときの模様は『Chet Baker in Tokyo』というライヴ・アルバムとして作品化されている。1988年5月13日、オランダのホテルで謎の転落死を遂げた。享年58歳。麻薬と闘いながらスリリングに生きた生涯は、最晩年のドキュメンタリー映画『レッツ・ゲット・ロスト』にも収録された。




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for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

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