HMVインタビュー: IDIOTAPE
2011年12月26日 (月)
![]()
サマーソニック11出演で日本でも話題となった韓国発の注目エレクトロ・トリオ=IDIOTAPE(イディオテープ)。機材と楽器を操りロックでエレクトロな強力サウンドを発信する3人に訊きました!
ライブだと思って聴いてもらうときっと楽しさが倍増すると思います。
- --- まず、結成の経緯を教えてください。
-
DGURU: 2008年、ZEZEにIDIOTAPEを一緒にやろうと提案。2009年1月にギタリストが脱退、ドラマーDRが加入し今のIDIOTAPEの形となりました。
-
ZEZE: 最初はDGURUとギターの3人だったんですが、ある日DGURUが僕に一緒にバンドをやらないかと提案して来て、それが始まりですね。3人で1年くらい一緒にやってたんですけど、ギターが軍入隊をきっかけにバンドをやめることになってしまって…そんな中、知り合いの紹介でDRと知り合い、意気投合したんです。で、この3人という形に収まり、3年目くらいになります。
- --- IDIOTAPEというバンド名にした理由は何ですか?
-
DGURU: IDIO+TAPE または IDIOT APE.
-
ZEZE: DGURUのアイディアだったんですけど、発音の感じとかすごく気に入ってすぐにOKになりました。
- --- サマーソニック出演したとの事ですが、ライブの感想を聞かせてください。
-
DR: ほんとに驚きの連続でした。 僕らの前が、遠藤ジェネレーションだったんですけど、客席のほとんどが埋まってる状態で、うっわぁーって。で、僕らの出番だといってセッティングしにステージに上がったら、客席の最前列に5人とか?正直がっかりはしました。もちろん知名度も何も無い訳ですから当たり前なんですけど。でセッティングを済ませて一度バックステージにはけてからはもうただ“俺らだけでも楽しもうぜ”という気持ちでいざステージに上がったんです。僕は客席をわざと見ないように目をつぶってドラムを叩いてました。結構中盤くらいまで。でもやっぱり、ほんとに少ないお客さんでもどんな反応してるのかな、って気になって、目を開けた瞬間、客席のほんとに一番後ろまでびっちり埋まってて僕らの演奏している音を聴きつけて急いで走ってくる人たちが見えた時、ほんとに感動的で。僕は前バンドであるSugar Donutというバンドで2003年にフジロックにも参加した事があるんですけど、そのときはほんとに最初から最後まで全くがらんがらんな客席を目の前にしての演奏を経験済みだったので、今回のサマソニはすごく、そういう意味で労わりというか、励みになりました。
ZEZE: 日本でのライブは始めてだったのですごく緊張したんですけど、僕らの音楽に共感したり楽しんでくれているお客さんたちの姿がほんとに感慨深かったし、すごく大きな勇気をもらいました。
- --- 今回のアルバムは11111101という不思議なタイトルになっていますが、これはどういう意味なのでしょうか?
-
DGURU: MIDIで使われているメッセージの内のひとつで、‘11111101’=UNDEFINED(未定義の、不確定な)、という意味になります。僕らIDIOTAPEはまだUNDEFINEDだと思っているので。
-
ZEZE: MIDIでの信号の11111101はUNDEFINEDという意味を表していて、これは“定義されていない”または“確定でない”という意味を持っています。一般的に規定されていない新しい音楽を作りたいという意味を込めていて、またタイトルの意味がずばっと前面的に押し出されないで欲しいというのもありました。固定概念を与えたくない、という意味で。
- --- アルバムの一番の聴き所は?
-
DGURU: ライブだと思って聴いてもらうときっと楽しさが倍増すると思います。
-
DR: EPと比較するとしたら、EPに既に入っている曲が何でまたアルバムに収録されることになったのかをわかっていただけるかと。今までの間、ライブと作曲活動の中で培ってきたノウハウを基盤に、サウンドと曲の編成がどうやって変わってきたのかを確信してもらえるでしょうし、全然違う感じを感じてもらえるはずです。それからボリュームレベルをがんがんマックスにして聴いてください。近所から苦情が来ない程度で。(笑)
-
ZEZE: 常にジャンルとかにとらわれない音楽を作ろうと努力してきました。オープンマインドで僕らの話に耳を傾けてもらえると嬉しいです。
- --- アメリカでもツアーを回られたのことですが、感想と手ごたえなどを教えてください。
-
DR: アメリカツアーの時は本当にいろんなトラブルがありました。カナディアンミュージックウィークでは僕のバスドラムが壊れてしまい、15分くらいしかライブができない状態だったんですが、次の日の新聞にカナディアンミュージックウィークでイチ押し注目バンドTop9 にIDIOTAPEが上がっていて、紹介文にはめったに踊らないカナダ人を躍らせた!みたいな。(笑)
あと“モンスター”ドラマーが3回もライブ中にドラムを破る破壊力で魅せた、とか書いてあってすごくおかしかったです。その後のSXSWではライブ会場のクラブがものすごく古くて、ライブの最中に電気が3回も落ちました。その復旧のために途中かなり長く中断されてもうこれ以上続けられないか、くらいの雰囲気だったんですけど、会場にいたお客さんたちが“Keep Going!!(ライブを続けろ!)”ってものすごい勢いで叫んでいる姿を見て僕達も最後までやり遂げられました。僕達の存在をそこで初めて知った人たちが純粋に音を聴いて喜んでくれてること自体が、ほんとうに感動でした。 -
ZEZE: 多くの人たちの助けを受けて一ヶ月余りカナダとアメリカを回り、ライブをする機会を得ました。精神的にも肉体的にもヘビーだったけど、反面いつもだったら感じられない大きい感動の瞬間がたくさんありました。ミュージシャンとしてもすごく良い経験になったしまたこれからもそういう機会があるよう願っています。
- --- 日本のファンへ向けて一言お願いいたします。
-
DGURU: This is RocknRoll !
-
DR: 僕らの音楽を聴いてくれてありがとうございます。早く日本に行き僕達のライブを観てもらいたいです。IDIOTAPEはライブが真の姿なので。(笑)
-
ZEZE: ありがとうございます。早くライブで逢える日が来ることを願っています。
- 新譜Idiotape / 11111101
- サマーソニック11出演で日本でも話題となった韓国発の強力エレクトロ・トリオ=IDIOTAPE!先日、ファンからの要望に答えるカタチでリリースされた日本初上陸のEP盤『0805 Ep』に続き、今回は遂にフル・アルバムが完成!!ジャスティス、デジタリズム〜80KIDZ 周辺のファンには必ずや突き刺さるであろう強烈なクラブ×ロック・サウンドを要チェック!

IDIOTAPE (イディオテープ)
クラブシーンのためのロック・ミュージック、ロック寄りのエレクトロニック・ミュージックを追及するIDIOTAPEはマッシブなサウンドとダイナミックなリズム、そして実験 的なサウンドで自国韓国を含めたアジアのみならず、アメリカやヨーロッパからも注目を集めている。
2011年は新年より1stアルバムの制作準備と平行して、本格的な海外での活動も始動。その皮切りとして、Canadian Music Weekとアメリカの超大型音楽見本市であるSXSWに韓 国代表として参戦した。その勢いは日本にも飛び火し、さらにSummer Sonic2011にも出演し、大きな話題になっている。
- 関連サイト(外部サイト)
- 関連ニュース(HMVサイト)



