【連載】未来派野郎Aチーム 第15話 未来派野郎Aチームへ戻る

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2011年3月22日 (火)

未来派野郎Aチーム






待たせたな!

愛すべき「未来派野郎Aチーム」がまたまた帰って参りましたよ!
他でもない、schole主宰・Akira Kosemuraさんの新譜が出ると聞いたら、我々も黙っていられません!

大傑作『grassland』から早一年。原点回帰のピアノアルバム『how my heart sings』のリリースです。
細い糸を紡ぎ合わせ、真っ正面からピアノと向き合って完成したこのアルバムは、文字通り「いかにしてピアノを歌わせるか」を追求した意欲作です。

そしてこのたび未来派隊員にはこのアルバムになぞらえ、ずばり「楽器は歌う -How Our Instruments Sing!-」をテーマに、
インストながらまるで歌入りかのごとくメロディアスな作品を未来派流に選んでもらいました。
ある意味かなり広い意味合いを持ちますが、そこは百戦錬磨の未来派野郎。 極上のメロディ達を選んでくれました。

さらに!このアルバムの発売を記念し、リリース前となる4/3(日)に『how my heart sings』先行試聴会の開催が決定!
アルバム全曲試聴の他にも、小瀬村さんによるミニライヴも行われます!
当日、我々AチームはDJとして会場をサポートさせていただきます(イベント詳細はページ ↓ にて)。

というコトで、今回もご堪能あれ!



(隊長 / 古屋 雄裕)
未来派野郎Aチーム 『今月のイチオシ』
商品ページへ 【芽吹の春から、静謐な秋へ。音楽は歌うように。】

  Akira Kosemura 『how my heart sings』

    [ 2011年04月11日 発売 / 通常価格 ¥2,310(tax in) ]





これまでに発表してきた4枚のソロアルバムを始め、様々な音楽家とのコラボレーション、TVやWEBなどへの楽曲提供、ファッションブランドへのサウンドデザインなど、小瀬村晶はデビュー以降、様々な手法で自身の音楽と向き合い、それを発信し続けてきた。 今作「how my heart sings」は、そんな彼が最も愛する楽器である「ピアノ」と向き合い、昨年の春から秋に掛けて、歌うようにして紡いできた音楽の記録である。 秋の夕刻、鈴虫が歌う初秋に、大倉山記念館にて録音された本作品には、昨年春のピアノコンサートツアーのために書き下ろされた楽曲やコンサートアレンジに加え、荒木真 (saxophone) と白澤美佳 (violin)を演奏家に迎えた楽曲、そしてツアー後に自宅スタジオで作曲された楽曲が収録されている。 この作品はなによりも、小瀬村晶という一人の人間が、自分の心に映っては消えていく旋律をピアノという楽器を用いて歌うようにして紡いできた、とてもプライベートな音楽である。そして時折、心を寄り添うようにして演奏される二人の音楽家によるハーモニー。芽吹の春から、静謐な秋へ。音楽は歌うように。

  『how my heart sings』SPECIAL SITE


収録曲&試聴

  •   [試聴] 01. fleur
  •   [試聴] 02. gray (with violin)
  •   [試聴] 03. larmes
  •   [試聴] 04. mirage (with saxophone)
  •   [試聴] 05. singing birds
  •   [試聴] 06. noel
  •   [試聴] 07. nocturne
  •   [試聴] 08. pluie froide (with saxophone)
  •   [試聴] 09. fragile
  •   [試聴] 10. lete
  •   [試聴] 11. light dance (with violin)
  •   [試聴] 12. my safe place


HMVオリジナル抽選特典

期間中にご購入されたお客様の中から抽選で5組10名様に
Liveご招待チケット(『Akira Kosemura Piano Concert Tour in japan 2011』 7/3 東京公演@新宿文化センター)
をプレゼント!

【応募方法】対象商品ご購入後(商品出荷時)に、メールにて応募フォームのURLをお知らせ致します。
【購入対象期間】〜2011年4月30日(土)まで ※以前にご予約いただいた方も対象となります。
【応募対象期間】2011年4月9日(土)〜2011年5月8日(日)


※HMV ONLINE本サイト及びHMV MOBILEサイト以外からのご購入、非会員でのご購入は特典対象外となります。
(HMV Yahoo!店、HMV 楽天市場ストアでのお買い上げは対象外です。)
※お客様の携帯にて指定着信許可をされている場合は、“@hmv.co.jp”のドメイン指定許可設定が必要になります。
※HMV ONLINE/HMV MOBILEでご注文頂いた場合、タイミングによっては対象期間を過ぎる場合がございますことをご了承下さい。
※当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます(5月中の発送となります)。

≪店頭でお買い上げの際のご注意≫
※購入時にメンバーズカードをご提示いただいた方に限ります。
※購入当日(の23時59分)までにメンバーズカードの登録がお済みの方に限ります。
※購入当日(の23時59分)までにメルマガの登録がお済みの方に限ります。

AKIRA KOSEMURA PIANO CONCERT TOUR IN JAPAN 2011

6月11日 京都公演 @京都教育文化センター
6月18日 岡山公演 @天神山文化プラザ
6月25日 仙台公演 @カフェモーツァルトアトリエ
7月03日 東京公演 @新宿文化センター
7月09日 横浜公演 @大倉山記念館
7月16日 金沢公演 @金沢21世紀美術館


AKIRA KOSEMURA PIANO CONCERT TOUR IN CHINA 2011

August 12th - 18th.
around 6 shows, from Beijing to Hong Kong.








イベント開催

4/3 Sun.
schole presents
Akira Kosemura 『how my heart sings』ミニライヴ&試聴会

[Live]Akira Kosemura(Rhodes Piano)
[DJ]未来派野郎Aチーム
[at]渋谷 Bar Music(03-6416-3307)
■17:00〜20:00の開催です(ライヴ&試聴会は18:00から)。
■先着40名様限定(立ち見の場合も御座います)
※Bar Musicにてお電話でご予約を承ります(18:00〜28:00/店休日:祝前日とイヴェント時を除く日曜日)。
■チャージ¥1000(with 1 drink)
※来場者にAkira Kosemura新作PVを収録したDVDをプレゼント。

Akira kosemuraのアルバム『how my heart sings』のリリースを記念し、発売に先駆け渋谷bar Musicにて先行試聴会を開催。 当日はアルバム全曲試聴の他、フェンダーローズを使用したAkira Kosemuraのミニライヴ&トークも行います。 来場者には、新作PVを収録したDVDをプレゼント。 先着40名様限定となりますので、ご来場の前にBar Musicにご確認いただくか、事前にお電話でのご予約も承っております。



Bar Music
バー・ミュージック

コーヒーとお酒、そして音楽。
渋谷マークシティーのすぐそばで、気軽に立ち寄れ、自宅のように寛げるバーを目指します。

ドリンクはビール、カクテル、ワインと、60年以上続く店主の実家である広島の自家焙煎喫茶「中村屋」の豆をネルドリップで丁寧にいれたコーヒー。フードはそれらに合う洋食スタイルで、前菜〜パスタ〜デザートといったシンプルでカジュアルなライン。
内装は白壁にジャズやソウル、ボサノヴァ、SSWなどのアナログ・レコードを収納した棚とDJブースに、カウンターとテーブルが計30席。そしてあたたかな光の灯る間接照明。

10年間店長として勤務した「カフェ・アプレミディ」を離れて早一年。もういちど、音楽の鳴る場所を真剣にやってみたくて。毎日ジョアン・ジルベルトやマーヴィン・ゲイ、ジョン・コルトレーンばかり聴いているのかもしれませんが。

ご来店、心よりお待ちしております。

店主 中村智昭(MUSICAANOSSA)


Bar Music バー・ミュージック
150-0043東京都渋谷区道玄坂 1-6-7-5F
Tel 03-6416-3307
Open / 18:00〜28:00
Close / 日曜日(祝前日とイヴェント時を除く)

Music
Bar & Coffee Since 2010

アクセス
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩3分。京王井の頭線渋谷駅西口改札(渋谷マークシティー1F)からはセルリアンタワー通りを直進徒歩1分。スペインバル「マドリード」前、炭火焼肉「龍」の上の5Fとなります。


  Bar Music HP
  Bar Music twitter







A TEAM selection 『楽器は歌う -How Our Instruments Sing!-』
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変調子やポリリズム、もどかしく感じるのに嫌みがなく、逆に心地よささえ覚える、不思議な感覚。ガットギター、シンセ、ドラムが生み出すメロディがそれを生み出すのであろう。炭酸のように弾ける爽快なリズムにより、いつの間にかどっぷり世界に引き込まれてしまう。特に二曲目の『Bil』。曲の中盤辺りからガットギターとボイスサンプルのようなシンセが入る辺りから鳥肌が立つ。個人的にJonsiのファーストアルバム『Go』に近い世界観かなと。


(三好 浩平)
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言わずと知れた、ECMを代表するピアニスト、Bobo Stenson、2005年のトリオ作品。あの超名盤 Bill Evans「Waltz For Debby」で最高級のブラシワークを見せてくれたベテラン、Paul Motianもドラムで参加。もうこれは、Jazz言うべきなのか?それともPost Classicalと言うべきか?それほどまでの美しさを誇った、名盤中の名盤です。ジャケ写もアルバム・ジャケットを大切にするECMの中でも屈指の美しさ。もうポスト Keith Jarrettはこの人で決まりでしょう。


(古屋 雄裕)
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ビル・フリーゼルとパット・メセニーの2大ギタリストが共演しているというとこだけ取ってもすごい作品。ジャズ畑のメンツなのにいい意味であまりジャズらしくなくて(そもそもそういう括りが通用しない人達、特にビル・フリーゼル)、丁寧に演奏されていてすごく曲が大事にされてるなと感じます。その曲の良さも伝えたいのですが下手な言葉で説明するよりこの素晴らしいジャケットから音を想像するのが一番近道かと。ジャズに興味ない人に聴かせても気に入ってもらえるというのも純粋に良い音楽だからこそ。

(鈴木 俊介)
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ブライアン・イーノ絶賛のペンギン・カフェ中枢メンバーだった故サイモン・ジェフスの子息アーサーが、父の面影を追いかけ作曲・演奏した、あたたかく心地良い最高のミニマルサウンド。美しく、儚く、心に沁みるペンギン・カフェの世界そのままに、更なる進化を遂げた七色に輝く作品!!





(小原 優男)
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クールさとあたたかさを兼ね備えたサックス奏者、Stan GetzのVerveレーベルからの第1作目。 この作品はスタンダード集で、冒頭曲から彼の柔らかく包み込む様なテナーの音色が心に沁み、とろけてしまいます。それは多分、聴く者に歌いかける様な、優しさに溢れた歌心のある演奏だからなんでしょうね。バラードも多く収録され、何度聴いてもときめいてしまう素晴らしい作品です。何を聴こうか迷った時に、何となく手をのばしてしまうことが多い1枚。ジャケット写真の良さもその一因かな。


(緑川 信宏)
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ここにきていよいよSerphのある種バケモノ的な音楽力が、現時点での完成形を迎えようとしている。もはやジャンルで形容することすらもままならないほど自由に無邪気に組み上げられたそれらは、時には絵画を眺めているようであったり、そうかと思えば次の瞬間には遺跡を旅していたりと、聴き手を目まぐるしく移り変わる景色の中へと放り込む。アルバム冒頭を飾る、力強いストリングスのフレーズが印象的な「luck」を始め、これまでにないポップさを覗かせるヴィヴィッドな色使いの「leaf」、チェンバロがメランコリックに響く「cityscape」など、全13編の物語を収録。

(村崎 真佑)
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QuanticことWill Hollandによるプロジェクト。全13曲中8曲がインストもので、民族音楽に現代音楽を融合させたラテンジャズ〜アフリカンリズム的な作品。アルフレッド・リナレス、アルトゥ−ル・ベロカイなどの巨匠達が参加しており、自分のような若造が御託を並べてお勧めするのも大変恐縮するぐらい、この作品は素晴らしい。また、Ricardo Villalobos、Lucianoなどが好きな人は一度聴いてみてほしい。自分もオヤジになり、このような作品をサラッと聴いているような大人になりたい。


(三好 浩平)
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World Standardの鈴木惣一朗もメンバーとして在籍(今作のプロデュースを担当)していた、Noahlewis Mahlon Taitsの初のスタジオアルバム。ミュージカル・ソー(ノコギリ)、バイオリン、ピアニカ、アコーディオン、ウクレレなど、全てアコースティック楽器で編成された伝統的かつ前衛的グループです。今作は20世紀の名曲達を彼ら独特の手法でカバー。な、なんと、クラフトワークの名曲「Ohm Sweet Ohm」も収録されてます。名曲達が彼ら独特のカバーという手法により、新たな血を吹き込まれ、生まれ変わりました。

(古屋 雄裕)
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「沈黙の次に美しい音」というコンセプトを持つレーベルECMのベスト盤シリーズ。元々ジャズのレーベルで、今ではジャズ、クラシック枠の作品をリリースしておりECMからリリースするミュージシャンには幅はあるもののレーベル全体に統一感があり、レーベルのファンというのが根強いのだそう。そのコンセプトの通り、ヤン・ガルバレクの演奏はとても瞑想的で環境音のようでもあり、時に日本古来の音楽と似たような「間」を垣間見ることもでき、全体的を通してうっすらリバーブがかかった音作りによる音の鳴り終わった余韻の部分が心地よい。

(鈴木 俊介)
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ブラジル・サウンドを支える注目の実力派デュオ、アンドレ・メーマリ & アミルトン・ヂ・オランダによる、ブラジル・インスト&ジャズ界を感動の渦に巻き込んだ2011年最重要作品!ブラジルが誇るエグベルト・ジスモンチ & エルメート・パスコアルへのオマージュ・アルバム。繊細かつダイナミックで洗練されたピアノとバンドリンが絡み合う上質なサウンド!




(小原 優男)
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かのMiles Davisに影響を与えたと言われる天才ピアニストAhmad Jamalの70年に発表されたトリオ作品。Nas / World is yours, Common / Ressurection等、数多くの楽曲でサンプリングされた元ネタを収録した盤としてあまりにも有名。HIPHOPリスナーであれば思わず反応してしまう旋律が随所で聴けます。それはネタ話として、作品として素直に素晴らしい。彼の指が歌うかの様な、メロディの美しい音の濃淡を堪能して下さい。Jobin / Waveのアレンジも聴き所。


(緑川 信宏)
廃盤



今回のテーマ「楽器は歌う」の文字通り、ピアニカを歌うかのように操るピアニカ前田の1997年発売のアルバム。作品中最も白眉なのはStylisticsのカヴァー「You're as right as rain」だが、コチラはヴォーカル入り(名曲すぎ!)。当然インスト曲も素晴らしく、自身のバンド“ピラニアンズ”とは一味違うダブやラヴァーズなどを下敷きにしたダルでメロウなTrackが満載。とまぁ、ここまで書いておいて何なんですがコチラの商品、現在は廃盤です。。。求む再発!


(村崎 真佑)



※次回もお楽しみに!




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