◇フレネシ学園 乙女PV研究会 第6回◇
「先生!私たち、コラボレーションしたいです!(前編)」
(これまでのあらすじ)
フレネシの新作ゲリラPV「不良マネキン」を監督した名嘉真法久(ナカマノリヒサ)を
顧問に迎え、これまでになく真剣に映像手法を学んだ前回。
フレネシ学園にいつになくアカデミックかつピースフルかつモラトリアムな空気が流れる。
そこに突然、聖アーバンギャルド学園の顧問:松永と生徒3名(浜崎、谷地村、藤井)が
やってきた!
フレネシに「見せたいものがある」という顧問:松永の魂胆は一体?
(ドタドタドタ!)
顧問と生徒3名:聖アーバンギャルド学園のお通りだ!フレネシはいるか!!
フレネシ:きゃーー!!
浜崎:フレネシ捕獲!
フレネシ:は、なして、ください
顧問:バカヤロー!(フレネシを殴打)
フレネシ:痛い!
浜崎:これは愛よ!
フレネシ:痛いの嫌い・・・
浜崎:(優しく抱きしめる)
フレネシ:えっ(良い匂い)
顧問:「不良マネキン」見たぜ。いい出来だったじゃねえか。
(若干キャラ崩壊してるけど、そこは気にしないでくれ!)
フレネシ:見たんですね。。先生
「フレネシ 不良マネキン」
藤井:俺の教えた血ノリがでてこなかったじゃねえか!
フレネシ:だって、血ノリはアーバンの専売特許・・
浜崎:セーラー+血ノリはセットだってアレだけ言ったでしょう
顧問:しかし、アーバンギャルド学園の教えを忠実に守り、予想を覆す作品になってみんな吃驚だ!
フレネシ:怒られてる、でも褒められてもいる・・なにこれこわい
顧問:怒っても褒めてもいない!ただ、感動しただけさ!(滂沱の涙)
フレネシ:せ、せんせい泣いてる。。
浜崎:フレネシよく頑張ったわね(上から目線)
顧問:マネキンの悲しさ、不良の恐ろしさがよく分かるPVだった!
覚せい剤防止を謳った公共広告機構のCMにもピッタリだ。
フレネシ:覚せい剤防止CMは意識していなかったけれど、マネキンの悲しさや不良の
恐ろしさが伝わったなら良かったです。ダメ、ぜったい。
顧問:そんなフレネシ君に、とっておきのものをお見せしたいと思っている!
フレネシ:ごくり、な、なんですか
顧問:これだ!(ばっ)「アーバンギャルド プリント・クラブ」
フレネシ:こ、これは・・・!!
顧問:これは我が学園に代々伝わる伝説のプロパガンダ・ヴィデオ(PV)だ!
このたび民放のハイビジョン化に伴い、改めてデジタルリマスター処理で公開したのだ。
フレネシ:すごい!地デジに耐えうる高画質!!
顧問:まずは見るがいい!そして君の意見を聞きたいな!
「プリント・クラブ」
フレネシ:少女たちの叫びが、痛いほどに伝わってきました。
この手書きのメッセージは、だれによるものでしょうか?
顧問:いいところに気がついたね。
これこそPV制作の飛び道具「コラボレーション」というやつだ。
一同:コ、コラボレーション!!?
フレネシ:せ、先生・・・教えてください、コラボレーションの秘密
顧問:よし、ではそこにいる藤井と谷地村、さっそく二人でコラボレーションを実演してみてもらおう!
フレネシ:どきどきどき
藤井:はい
顧問:じゃあ、やってみろ!(BL的な意味で)
谷地村:ここがヤオイ穴ですねわかります
藤井:やめて!ヤオイ穴を触らないで!!
フレネシ:やおい穴?どこにあるんですかそれ
谷地村:フレネシさん、ファンタジーの向こう側です
フレネシ:わたしも今度掘ってみたいです
谷地村:らめぇえぇえ ほっちゃらめぇぇぇえ
顧問:う〜む、なかなかいいぞ!映像には関係ないが。。。
コラボとは言うまでもなく、人と人とが一緒に共同作業でものを作り上げることだ。
さあフレネシ君、黒板に「人」という字を書いてみろ!
フレネシ:は、はい、ひ。と。
浜崎:『人』の文字は長いほうが楽をしていますね
顧問:そうだな。ではよこたんもこちらに「人」って書いて下さいお願いします(低姿勢)
浜崎:はい、ひ、と。
顧問:はい、ちゅうもくー。この「人」と「人」のすきまには、何があるかな
谷地村君!こたえてもらおう
谷地村:僕他人にいつも避けられているんできっと人と人の間には壁があるんだと思います。もしくは体臭。
顧問:壁…そうだな。では藤井君!
藤井:距離…じゃないでしょうか。人と人との間にいつも距離を感じます。
顧問:そのとおり!人と人には間がある。しかし、我々はそこではじめて「人間」になれる
藤井:!!!
谷地村:ドッギューーーーーーーンンンンン
顧問:コラボとはいわば、「人間」としてものをつくるということなんだ!!!!!!!!
フレネシ:す、ごい。。
浜崎:先生、暑苦しいです(感動しながら)
谷地村:さすが松永先生 そこに しびれる あこがれる(棒読み)
顧問:今回のPV「プリント・クラブ」は、アーバンギャルドのファンから公募したハガキを
ストップモーションアニメ風につなげて作成した。
数百人のファンたちの想いが、時にアーバンへの賛辞に、時に罵詈雑言となって、
紙面にあふれているだろう。。。。
(といいながら、顧問:松永はなぜか教室を出て行く)
一同:先生???
フレネシ:私、ストップボタンを押しながら、ひとつひとつ読んでみました。
ただならぬ愛に溢れています。
谷地村:画面じゃ伝わらないけど実際のハガキはそれこそ筆跡や絵の具、シールなどのデコボコ感が
あって、非常に生生しかったよね。まさに念が込められているっていう。
藤井:手紙によっては何時間かかったのか分からないほど手の込んだイラストも描かれています。
見落とさぬよう何度も一時停止してみてください。
フレネシ:はい、心して読もうと思います。
(顧問:松永が教室に戻ってくる)
顧問:すみませんもどってきました。
谷地村:先生うんこ?
浜崎:先生うんこ?
顧問:うんこじゃない!
谷地村:先生の存在そのものがうんこだよ!
顧問:先生はハガキを取りに行ってたんだ!
いくつか、この中から送られてきた作品を紹介しよう。
フレネシ:はい
顧問:まずはこれ!

谷地村:フォントが独特
フレネシ:うわあ、精神的にくる。。
顧問:ある種のアウトサイダーアートのような感じだろうか。
ご存知のとおり、アーバンギャルドのファン、通称、アーバンギャルは、
ちょっぴり特殊な子もいっぱいだ。たとえばこれ!

浜崎:おお!なんと他力本願な
顧問:個人的だろ〜(笑)
谷地村:つれてくことぐらいはできるわな
フレネシ:内容よりも、太いマジックの持ち方が気になりました。
顧問:着眼点が独特だ。お見事!
フレネシ:縦線よりも横線太くなってる、逆ですよ、逆!!
浜崎:あ、逆なんですか?わたしもそう持ってました
フレネシ:逆にすると、驚くほど明朝体っぽい字が書けますよ
顧問:そしてやはり個人的な、こちら

谷地村:ニートに処女を与えれば色々解決www
浜崎:まぁ私を中心に世界が回って当然ですよね
絞首台のボタンは私が押します!
顧問:次はちょっぴり上級者編だ。まずはこちら!

浜崎:とても女の子的なレターだと思います
谷地村:ある種の3Dですね目を細めるんですねわかります。
顧問:そしてこれは極端な症例だ

フレネシ:きゃーお前を殺す(ハート)
谷地村:お前を殺すにはこれぐらいの愛が必要ということですな
顧問:では最後に、ほっこりさせるものを

顧問:これは何だ!フレネシ君応えてみろ!
フレネシ:これは、あの、その、えっと。。
顧問:よし、谷地村君ヒントを
谷地村:ぶひひぶひひ(横目でニヤニヤ)
浜崎:せんせー谷地村君キモイです!退学にしてくださーい
顧問:養豚場におくります
谷地村:実践してみればわかるよ フレネシさん ぶひひ
フレネシ:えっ、あ、あの、あの。。
浜崎:ビシ!フレネシ、今よ!逃げて!
谷地村:ぷぎいいいいい
フレネシ:(ダッシュ)
(教室から逃げ出すフレネシ)
顧問:フレネシ君!
一同:(フレネシがいなくなってしまった。。。)
「先生!私たち、コラボレーションしたいです!(前編)」 はここまで。後編
では、アーバンギャルドのPV「プリント・クラブ」のさらなる秘密が暴かれる!
フレネシのいなくなった教室で繰り広げられる、聖アーバンギャルド学園の恐る
べき痴態を見逃すな!
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