【特稿】 アフロビート解放戦線
Tuesday, March 23rd 2010


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アフロビートの偉大な創始者にして、黒人解放運動家、“BLACK PRESIDENT (黒い大統領)”の呼び名で知られるフェラ・クティ。アフリカン・グルーヴ / アフロビート人気が高まる中、満を持して、その作品の数々が紙ジャケ国内盤仕様にてリリース決定。
3/24にリリースされる第1弾は、初期の6タイトル。”音の匠” 菊地功氏(ワーナーミュージック・マスタリング)による24ビット・デジタル・リマスタリングが施され、また、1980年代から幾度もアフリカを訪れフェラ・クティと交流を深め、その生涯を綴った『武器なき祈り』の著者としてもおなじみの板垣真理子氏による日本語解説が付く。完全初回限定の紙ジャケ仕様。 |
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フェラ・アニクラポ・クティ (Fela Anikulapo Kuti)1938年10月15日 - 1997年8月2日 / ナイジェリア出身。 トランペット、ピアノをはじめ多様な楽器、そして心の奥底から湧き出た魂の叫ぴを込めたヴォーカルを操ったアフロビートの創始者。政治的 / 音楽的パワーをぶつけた力強いりズムと強烈なサウンドで以後のアフリカの音楽シーンに多大なる影響を与えた伝説のミュージシャンにして、当局や軍隊すらをも恐れず精力的な活動を展開、「Black President (黒い大統領)」とさえも呼ぱれた黒人解放運動家としても知られるフェラ・クティ。 今なおジゃンルを問わない世界中のミュージックマン、リスナーからも絶大な信頼を得るフェラ・クティの偉大な作品の数々が紙ジャケ仕様のライセンス国内盤で一挙リリース決定。フェラ・クティ、アフリカン・グルーヴ / アフロビート、そしてアフリカ文化への注目、関心はさらに高まること必至。2010年、母なる大地アフリカはさらにアツく燃え上がる! |
何故いまフェラ・クティ? アフリカ?
4年に一度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップが2010年に南アフリカで開催。テレビや雑誌メディアもこぞって開催国、そしてアフリカを特集予定。もちろん、音楽もフックアップされアフリカン・グルーヴ、アフロビートを耳にする機会が急増。その原点ともいえるのがフェラ・クティなんです。
ソウル、ファンク、ジャズ、ヒップホップを中心に貴重な写真やインタビューなど満載、内容充実でコアなファンをも唸らせる全ブラック・ミュージック・ファンの教科書、Wax Poeticsが2010年一発目の発売号(海外版)でフェラ・クティを特集。いずれ日本版での特集もあるかも?※ 2010年3月現在、HMV ONLINEでのWaxpoetics海外版のお取扱はございません。
トニー賞受賞のビル・T・ジョーンズが監督・振付を手掛けた偉大なフェラ・クティの生涯を、アフロビートとダンスで表現したミュージカル。NYのオフブロードウェイで公演されていた『FELA!』が、JAY-Z、そしてウィル・スミス夫妻の全面バックアップを受けブロードウェイ公開中。ビヨンセ、アリシア・キーズ、ルー・リード、フィオナ・アップルなど大物 / セレブも大絶賛し話題騒然。ここ日本への招致・公演の動きもあるとか。 STONES THROW傘下のEgon主宰NOW AGAINから、フェラ・クティ・トリビュートのネクスト・スタンダード盤『Black Man's Cry: The Inspiration Of Fela Kuti』がリリース。ダクタリス、ホワイトフィールド・ブラザーズ、カール・ヘクターといった現行ディープ・ファンク/アフロ・バンドによる名曲のリメイク、またはインスパイア曲、さらにはナイジェリア、ガーナ、そしてトリニダード産のレア&未発表の本邦初公開お宝音源などを厳選収録したキラー・コンピ。 1982年に仏映画監督ステファーヌ・チェルガジェフと音楽監督を務めたジャン・ジャック・フローリによって制作された『Misic is The Weapon』は、同年ナイジェリア南西部の港町ロゴスで撮影された、フェラの人生とアフリカン・ミュージックの歴史が収められたドキュメンタリー・フィルム。フェラのコミュニティ「Kalukuta Republic」や、ナイトクラブ「Shrine」の映像を交えながら、フェラは政治、汎アフリカ主義、音楽、宗教について語る。未発表映像「ITT」、「Amy Arrangement」、「Power Show」、「Authority Staling」を収録。 |

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フェラ・クティの紙ジャケ・リリースに限らず、ここ最近、再びアフリカン・ミュージックの再発が活発化しているようです。ロンドンのSOUNDWAY、ドイツのANALOG AFRICAといったヨーロッパの2大再発専門レーベルを中心に、スペインのVAMPISOUL、フランスのBUDA MUSIQUE、ORIKI MUSIC、ロンドンのHONEST JONS、RETRO AFRICなども加わり、まだまだ陽の目を見ずにいるアフリカン・グルーヴの発掘作業は、この1〜2年でさらに加速度を増してきている、そんな印象を抱く”値千金”のリイシュー・ラッシュが昨年から続いています。
特にアフロビート・ファンにとって決定的だったのは、 2009年9月のパックス・ニコラス&ネッティ・ファミリー、そして、11月のムラトゥ・アスタトゥケ、オルケストル・ポリリズモ・ド・コトヌ、タラ・アンドレ・マリー、それら4タイトルのリリースだったのではないでしょうか。中でも、新旧ディープ・ファンク系のカタログに定評のあるイギリスDAPTONEによる、フェラ・クティ&アフリカ70の屋台骨を支えた伝説のパーカッショニスト&シンガー、パックス・ニコラスの世界初CD化は、全世界のアフロビート・マニアにとって「ビートルズ・リマスター以上の大偉業!」と言わしめた大仕事として、これ以上ないインパクトを残しました。また、そうしたヴィンテージ・リイシューと並行して、トニー・アレン、ムラトゥ・アスタトゥケといったアフリカン・ミュージックの”生き字引”の興味深い新録アルバムも各シーンで話題を呼んでいます。フェラ・クティ・バンドのドラマーとして長年活躍し、現在も精力的な作品リリースを続けるトニー、エチオピアン・ファンクの始祖ムラトゥ共に、自身のリーダー作『Secret Agent』、『Mulatu Steps Ahead』の発表に加えて、フィンランドの鬼才ジミ・テナーと、マルコム・カットー率いるエクスペリメンタル・ファンク・バンド、ヘリオセントリックスと、それぞれ『Inspiration Information』というコラボ企画シリーズでいい湯加減の共演を果たしています。 だだっ広いアフリカ大陸。東西南北に中部、さらにはインド洋諸島において、多様なスタイルを持つアフリカ音楽を、十把一絡に扱うのは当然困難を極め、様々な誤解を生みそうな懸念もありますが、こちらのページでは、(アフリカン・ポップス然とした作品は割愛させていただき)ざっくりとアフロ・ビート〜アフロ・ファンク/ソウル系のサウンドを身上とするアーティスト、そこから派生した諸外国の新旧アフロ〜アフロ・ロック・バンド、さらには、ジャズ、レゲエ、クラブ・ミュージックなどと融合しながらもアフリカ慕情に溢れる作品や、ポスト・アフリカ的アプローチを聴かせるものまでを可能なかぎりご紹介。つまりは、フェラの紙ジャケはもちろん、この半年の間にリリースされた下掲10枚のアルバムにピンときたら是非芋づる式に聴いていただきたい、という作品をかなりの力技で集中掲載しています。 |
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1960年のナイジェリア独立以降、長きに渡って繰り返された軍事クーデター、内戦、政治腐敗によって、アフロビートを楯に「闘争」を余儀なくされたフェラとトニーですが、ことさらトニーにおいては攻撃型のファンクでアジテーションするというよりは、技巧的にも精神的にも革新性に長けていた当時のモダン・ジャズのエッセンスを、新しいアフリカン・ミュージック=アフロビートの核に据えて、世界に飛び出すことを目論んでいたのではないでしょうか。そんなクレバーなブレインによって、フェラの快進撃は1979年まで支えられていました。1979年にアフリカ70を脱退し、ソロ・アルバム2枚を残した後、活動の拠点をヨーロッパに移し、現在に至るまでに、ロイ・エアーズ、デーモン・アルバーン(ex-ブラー)、ワレイカ・ヒル・サウンズ、シャルロット・ゲンズブールなど多岐にわたるアーティストたちとの共演を行っています。
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紙ジャケ国内盤 第2弾はこちら
4年に一度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップが2010年に南アフリカで開催。テレビや雑誌メディアもこぞって開催国、そしてアフリカを特集予定。もちろん、音楽もフックアップされアフリカン・グルーヴ、アフロビートを耳にする機会が急増。その原点ともいえるのがフェラ・クティなんです。
ソウル、ファンク、ジャズ、ヒップホップを中心に貴重な写真やインタビューなど満載、内容充実でコアなファンをも唸らせる全ブラック・ミュージック・ファンの教科書、
トニー賞受賞のビル・T・ジョーンズが監督・振付を手掛けた偉大なフェラ・クティの生涯を、アフロビートとダンスで表現したミュージカル。NYのオフブロードウェイで公演されていた『FELA!』が、







































