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【ディスコグラフィ】 コンテンポラリー・アフロビート

Tuesday, March 23rd 2010



Many Things    偉大な父フェラ・クティの末っ子にして真のアフロビート闘魂継承者、シェウン・クティは、父親譲りのディープな歌声とパフォーマンスで、兄フェミ以上に闘争心を剥き出しにする。現代っ子らしいヒップホップ要素の取り入れ方など、父以上にワールドワイドな活躍が期待できそう。
Day By Day    ソウル、ヒップホップ、エレクトロ、ジャズなどをマルチに取り入れ、独特のアフロ・グルーヴを生み出す、フェラの長兄フェミ・クティ。昨年、7年ぶりにリリースされたこのスタジオ盤では、原点に立ち帰ったかのような怒涛のアフロビートを聴かせる。
Definitive Collection    フェラ没後10年となる2007年にリリースされたフェミの2枚組ベスト盤。おなじみのリーダー作品からセレクトしたディスク1と、ケリー・チャンドラー、ルーツ、コモン、ダ・ラータといった面々が絡む”クラブ・サイド”を収録したディスク2で構成されている。

Identity: Deep Afro Beat Vol.3    1980年代から晩年に至るフェラ・クティのエジプト80の音楽監督を務め、また、初期フェミ・クティのバンド、ポジティブ・フォースのリーダー/共同プロデューサーとしても活躍した、キーボード奏者デレ・ソシミ。フェラ直系のアフロビートに身悶える2007年2ndアルバム。
Country Of Guns    フェラ・クティとの共演経験も持つナイジェリア出身のギタリスト/コンポーザー、カレタ。そのカレタが率い、NYを拠点に活動中のゾゾ・アフロビートのデビュー盤。ボブ・マーリー「Get Up、Stand Up」のアフロビート・カヴァーをはじめ、こちらもフェラ直系のドス黒く粘っこいグルーヴを展開。残念ながら現在LPのみのお取り扱い。
Africa Before Invasion    18歳の頃からフェラ・クティ・バンドにパーカショニストとして参加。フェラに愛弟子のようにかわいがられたというナジテ率いるナジテ&オロクン・プロフェシーの2ndアルバム。ビルド・アン・アークとの共演歴もある、スピリチュアル・ジャズ的なエレメンツを滑り込ませたクロスオーバー・アフロ・サウンドは、まさに活動拠点となっている米西海岸ならではの産物。

Niyo    60〜70年代にはカルム・スターという国営バンドで活躍した、ギニア出身のマルチリード奏者ママドゥ・バリーの初ソロ作。アフロビート然とした作風に加え、デイヴ・ブルーベック「Take Five」をアフリカ流儀にアレンジした「Africa Five」など、ジャズ、ソウル、ファンクの要素をクールに流し込む様は、紋切り型の現代アフロ作品とは一線を画する、”必殺仕事人”な仕様。
Afrobeat Visions    フェラ門下生の一人でもあるサックス奏者バッキー・レオ。1982年にナイジェリアからロンドンへ移住。その後、ジャイルス・ピーターソンの後押しによりACID JAZZと契約を結び、EPをリリースした経緯を持つ。トニー・アレンも参加している本作では、70年代ラゴスのカオスとハウス系ダンス・ミュージックの洒脱感が交差し、呼応する。
Yaba Funk Roots    2001年に30代の若さで早世してしまった、ガーナ出身、アフロ・ファンクの知られざる帝王、キャプテン・ヤバことアゾンゴ・ニャアバ。本盤は、その死の直前に作られた1996年の2ndアルバム(オリジナル・ガーナ・セッション5曲を追加収録)。2弦ギター=コリコを巧みに操るアコースティック・アフロ・ファンク。

King Kora    スイスはチューリッヒを拠点に活動するミクスチャー系アフロ・ファンク・バンド、キング・コラ。コラとヴォーカルを担当するガンビア出身のラミン・ユォバルテーと、ペルー系スイス人サックス奏者のロジャー・グラィプルによって1998年に結成された。西アフリカの伝統を語り継ぐ弦楽器コラとアフロ・パーカッションを中心に、ホーン隊を含むゴージャスなバンド・アンサンブルを形成。
Tres Tres Fort    コンゴの首都キンシャサにある動物園の敷地内とその周辺で生活する、下半身不随のストリート・ミュージシャン集団、スタッフ・ベンダ・ビリリ。手作りの車椅子で移動する4人の年配シンガー兼ギタリスト、空き缶で制作した1弦の電気リュートを操る少年らによる魅惑のグルーヴ。ルンバに、ファンクに、リズム・アンド・ブルースに、レゲエ等々。不屈のコンゴ・ストリート・ミュージック大全!
Deep Sleep: Deep Afro Beat Vol.2    ナイジェリア出身のアフロ・ポエット、イクンガ・ウォノディと、カナダの若手アフロビート・バンド、ミスター・サムシング・サムシングによる共演スタジオ・アルバム。フェラ+リントン・クウェシ・ジョンソン×オシビサのような破壊力。

Soul Explosion    NYのアフロビート・グループ、アンティバラスの前身ともなった総勢15名の大所帯バンド、ダクタリスのDAPTONEレーベルからの唯一作。フェラが亡くなった翌年の1998年にリリースされ、JB、フェラ・クティのカヴァーを交えながら、ディープ・ファンクとアフロビートが一卵性の双子関係にあることを示している。
Holy Warriors    仏COMETレーベルからリリースされた、コートジボワール出身の女性ヴォーカリスト、ルース・タフェベ率いるアフロ・ロッカーズのデビュー・アルバム。ヒップホップ、ディスコ、ダブなど多角的なアプローチでアフロビートの新時代を切り拓く。トニー・アレン、ツアー中に意気投合したというアンティバラスのメンバーも参加。
Peralta House    サンフランシスコを拠点とするアフロ・ミュージック・シーンの新星バンド、アルビノの2009年最新作。


Security    1998年にブルックリンで結成された「NYの巨象」アンティバラス。トータスなどでおなじみのジョン・マッケンタイア制作による彼らの2007年アルバム。エンジニアもマッケンタイアが手掛けていることもあり、ポスト・ロック的な音響手法がアフロビート・サウンドの中で色々と試されている。
Freedom No Go Die    ジャイルズ・ピーターソンのフックアップでおなじみの、2002年にカナダのオタワで、フレンチ・アフリカンのメンバーを中心に結成されたソウルジャズ・オーケストラの日本デビュー盤。アフロビートにとどまらず、ラテン、ジャズ、スークースまでジャンルを超えたファンクネスを体現する。2009年最新作も登場。
P.D.P: President Dey Pass    フェラ作品のジャケット・アートワークを手掛けていたペインター、レミ・ハリオクによるジャケも強烈。南ア、パナマ、ナイジェリア、ベナン、アメリカ、日本からのメンバー総勢13名からなるNYの多国籍アフロ・バンド、アコヤ・アフロビート・アンサンブルの2ndアルバム。ナイヤビンギ・レジェンド、セドリック・ブルックスなどもゲスト参加し、カオス寸前の振り幅の広いサウンドで、レゲエ、ハウス、ジャム・シーン等々各方面から熱い支持を受けている。

Afro Soul System    ソウル・スナッチャーズやジャズ・インヴェーダーズなどで活躍するフィル・マーティン(ds)を中心に結成されたオランダのアフロ・ファンク・プロジェクト、AIFF(Afro Influenced Funk Dederation)の2007年唯一作。ポール・マーフィー、アンディ・スミス、そして、ポール・ウェラーまでもを虜にしたという「Akwaaba」を収録。
Love International    NYのストリート・ミュージシャンたちにより生成された、アフロを軸とする魅惑の無国籍グルーヴに体を揺らす、ココロの通算3作目。昨年は、デュラン・デュラン「Girls On Film」のカヴァー7インチでDJ諸氏を唸らせたが、本作でも、クラッシュ「Magnififecent Seven」をナイス・カヴァーしている。
II    ブルックリンのディープ・ファンク工房DAPTONEを代表する11名からなるディープ・ファンク/アフロ・ファンク・グループ、ブドス・バンドの2ndアルバム。

Time Is Now    UK発のモダン・アフロビート・シーンを担う新世代バンド、スーズセイヤーズの日本お披露目盤。スペシャルズ、リコ・ロドリゲス、キザイア・ジョーンズ、スカ・クバーノなど様々なアーティスト達との交流により成熟し、発展した独特のアフロ・サウンドは、グループ自身が”汎アフリカ”的な演奏を標榜しているというところからも窺える。
Invisible Cities    名門UBIQUITYよりリリースされたデトロイトのスピリチュアル系アフロビート・バンド、ノモの2009年最新アルバム。テープ・エコーやスティール・ドラム、リケンベ(親指ピアノ)を用いたオリジナリティ溢れるサウンドは、ミニマル・サイケ的な実験要素を多分に孕み、かなり愉快。
Natural Juice    最新作『Sira Ba』をリリースしたばかりの、フランスはモンペリエを拠点に活動する7人組アフロビート・グループ、ファンガ。2007年の本デビュー作では、ジュジュを取り入れたり、アフリカン・ラップやポエトリーを絡ませたりと、新旧のアフリカ音楽要素をスパイス的に随所に散りばめている。表題曲は、ジャイルス・ピーターソンのヘヴィ・プレイ・リストとしてもおなじみ。

Sahara Swing    ドイツはミュンヘンを拠点に活動するカール・ヘクターのもとに、ポエッツ・オブ・リズム、ウィットフィールド・ブラザーズ周辺のメンバーなど総勢10名が集結し結成されたマルコウンズのNOW AGAINからの唯一のアルバム。ディープ・ファンク、アフロビートに加えて、タイトルからも連想されるエチオピアン・テイストを搭載。
Invisible Cities    その名のとおり、2002年にシカゴで結成されたアフロビート集団による2009年最新アルバム。アフロビート、ハイライフを軸としながらも、彼の地らしいハウス・シーンにも対応できそうな楽曲を含め、ジャズ、ラテン、ロックと、アンサンブルの表情は様々。
Scare Tactics    強豪犇くNYアフロビート・シーンから2007年に現れた9人組アフロビート・オーケストラ、アフロモーティヴのデビュー・アルバム。洗練の「洗」の字も感じさせない泥臭くイナタいアフロビートは、まさに王道中の王道。

Afro What?    ティナリウェンを世に送り出したジャスティン・アダムスが新たにプロデュースした、オランダのアフロビート・バンド、ムドゥングの1stアルバム。ナイジェリアのアフロビートから、マリのグリオ、セネガルのンバラ、そして、ジャズ、ロック、ファンクまでを鮮やかに展開。
Kif Kif    フェラ・クティのカヴァー「Kalakuta Show」を12インチ・リリースしていた10人組アフロ・ユニット、アフロディズの2004年フル・アルバム。
ASAP: The Afro Beat Sudan Aid Project    民族紛争の最中にあるスーダン西部ダウフール地区の危機的状況を伝えるべく、NYを拠点に活動するMODIBAプロダクションが発起し制作されたアフロビート・コンピ。トニー・アレン、アンティバラス、アコヤ・アフロビート・サンサンブル、デレ・ソシミ、オスンラデら新旧アクトが楽曲を提供。


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