HMVインタビュー:Jason Derulo

2010年3月10日 (水)

interview

Jason Derulo

ジェイソン・デルーロ オフィシャル・インタビュー
質問・文  二木崇(D-ST.ENT)

音楽は世界を癒すものなんだ。問題を抱えている時でも、大好きな曲を聞くと、その3分間は問題や悪いことをすべて忘れられる。僕のメイン・ゴールは、僕の音楽で世界を変えることだよ。僕は本気で僕の音楽で世界を癒したいと思ってる。

--- あなたの育った家庭環境は?

両親がハイチ人で、ファミリー・ネームも本当はフランス語の綴りなんだ。僕が歌うことや、ダンスすることに興味を持ってるってわかって、学校に行かせてくれたり、応援してくれた。その意味でも何不自由なく育ったと思う。でも、音楽の才能があったのは僕だけみたいだね。

--- マイケル・ジャクソンから大きな影響を受けたそうですが、中でもお気に入りの彼の歌や振り付けは?

やっぱり「ダーティ・ダイアナ」だね。幼いころ彼のライヴをTVで見た瞬間に“こんな風になりたい!”と感じたんだ。この曲のパッションはもう最高で、大好きだよ。好きな振り付けは他の皆と同じように、ムーン・ウォークだよ。

--- 過去に見たミュージック・ヴィデオで最も影響を受けたのは?

(2分ほど黙って真剣に考えてから)マイケル・ジャクソンの「リメンバー・ザ・タイム」かな。昔このミュージック・ヴィデオを四六時中見てたんだ。歌詞も、ダンスも、最初から最後まで全部覚えてた。だから最も影響を受けたミュージック・ヴィデオだと思う。

--- 「The Sky's The Limit」は、トラックが『フラッシュダンス』ネタですが、ダンサーとしてその映画自体に思い入れは?

うん、『フラッシュダンス』は最高だよ。好きな映画だよ。ダンスのスタイルはヒップホップみたいに現代的なものとは全然違うけど、僕はあらゆるスタイルのダンスを学んだから、この映画も好きだったよ。このトラックのアイデアもJRだね。

--- MTVムーヴィー『Turn The Beat Around』に出演したそうですが、詳しく教えてください。

この映画はダンス・ムーヴィーなんだ。『ステップ・アップ』みたいな感じのね。撮影はすごく楽しかった。僕は架空のポップ・スターを演じることになっていたんだけど、「Whatcha Say」が成功したことで、その役がポップ・スターから僕自身に書き換えられたんだ。すごくクールだったよ。だからこの役の研究に沢山時間をかけたんだ。僕自身を正しく演じなきゃならなかったからね。鏡を見ながら、「僕の本物の笑顔ってどんなだろう」とか調べたりね。沢山役の研究をしなきゃならなくて、大変な仕事だった。

--- 日本盤のボーナス曲「QUEEN OF HEARTS」についてコメントしてください。

「Queen On Hearts」はボーナス・トラックだけど、実際は僕のお気に入りの曲の一つなんだ。だから普通のボーナス・トラックじゃないんだよ。この曲は本当に、本当に、僕にとって大切な曲なんだ。すごく好きな曲だよ。歌詞の内容は、プレイヤー(遊び人)でいることをやめて、身を固めようとしているっていう話で、そのストーリーを語るのに、カードを使ったんだ。「かつて僕はクラブのキングだった。でも今、僕はハートのクイーンを見つけた」っていう言葉遊びを入れたクールな歌詞なんだ。この曲の熱情は本当に本当にリアルだし、僕のヴォーカル・スキルをすごく披露できている曲だ思う。だから僕のお気に入りの曲で、他所のボーナス・トラックとは違うよ。

---ソングライティングについて訊きたいのですが、この曲はこんなシチュエーションで思いついた!生まれた!という面白いエピソードがあったら披露してください。

ある日スタジオに入ったら、J.R.が「What If」のトラックを仕上げてたんだ。多くの曲は、2人で一から作って行ったんだけど、この曲は彼が先にビートを作っていて、「このビートはすごくスペシャルだと思うんだ。この曲で君のヴォーカル・スキルを見せるべきだよ」ってJ.R.に言われて、「クールだね!よし、やろう」って言ったんだ。その後 J.R.は部屋を出て、僕にプライバシーをくれたんだ。それでこの曲を書いたんだよ。この曲は間違いなく、お気に入りの曲だよ。何について書こうか考えながら、すごく自分の奥深くまで届くように努力したんだ。何かちょっと違う曲を書きたかった。曲の内容は、誰かと初めて出会った時に、彼女にこう言うんだ。「もし僕達が出会ったのが運命だったら?」「もし3年後に僕達が結婚して子供を作っていたら?」「どうなるかなんて分からないんだから、トライしてみようよ。もしも」っていう。そうやってこの曲は生まれたんだけど、クールだったと思う。「この曲はスペシャルだと思う」って言ったJ.R.の言葉は、正しかったからね。

---スタジオの外で曲を書くことはあるんでしょうか?

僕は外では書かないんだ。コンセプトは外でも考えるけど、曲を書くのはスタジオにいる時だけだよ。

---あなたにとって究極のエンターテイナー像とは?

音楽は世界を癒すものなんだ。問題を抱えている時でも、大好きな曲を聞くと、その3分間は問題や悪いことをすべて忘れられる。僕のメイン・ゴールは、僕の音楽で世界を変えることだよ。僕は本気で僕の音楽で世界を癒したいと思ってる。影響を与えたいし、皆の記憶に残る人になりたい。

---自分にキャッチフレーズをつけてください。

(無言でじっくり考えて)最新の選ばれし者、これをやらせたら一番( newest choice, best to ever do this)(笑)。いや、これは僕のキャッチフレーズじゃない。「ジェイソン・デルーロ、ショウビズ界一のハードワーカー」。

--- あなたのルーツであるハイチ大地震のチャリティ・ライヴでの印象に残ったエピソードを。

パフォーマンスはいつも通りのことをやったんだけど、途中で皆に携帯を出してもらって、寄付をする番号の9099にかけてもらったんだ。僕も収益は全部寄付した。同時にエモーショナルになるショウでもあった。どのショウも、すごくいい時間だったよ。あと、日本では「In My Head」の着うたダウンロードで募金をしてくれた人たちがたくさんいて嬉しかった。僕は母親の影響で以前からチャリティー活動に積極的だったんだけど、今回のハイチの件では物凄くショックを受けたし、また人々の絆の強さをより感じたね。

--- 3月に初めて来日公演を行いますが、意気込みは?

すごくワクワクしてる。これ以上はありえないってぐらいね。この熱意を言い表す言葉が見つからないよ。世界中の人達と、僕の音楽を分かち合うっていうのが長年の夢だったんだ。どこか特定の場所の人達とか、特定のジャンルのファンに向けてじゃなくて、世界と僕の音楽を分かち合いたかった。だから日本に行けるのは本当にエキサイティングだよ。海外に僕の音楽が届くって、僕にとって最高のことなんだ。ずっとそれが夢だったからね。だから本当に興奮してるよ。

--- どんなショウになりますか?

ハイ・エナジーのダンスを期待していいよ。ダンスが盛り沢山で、アルバムからの曲をパフォーマンスするから、さっきも言ったようにどの曲も全然違うものになるよ。とにかく全てを出し切ってスペシャルなショウにするつもりだよ。

--- 日本で何かやりたいことは?

絶対、日本食が食べたい。観光もしたいけど、多分すごく忙しくて、無理なんじゃないかと思うな。仕事は全部ちゃんとこなしたいからね。だからその時間 はとれないかもしれないけど、できたら嬉しいな!日本にいる僕のファンの皆に、心からお礼を言うよ。本当に、どうもありがとう。君達は本当に大切な存在だよ。だから、直接会ってこのアツい気持ちを伝えたいんだ!

新譜Jason Derulo
デビュー・シングル「Watcha Say」が全米1位を獲得したフロリダの新星!Sean Kingstonをブレイクさせたプロデューサー、JR Rotemがバックアップしている有望株です。「Watcha〜」は全米だけで200万DLという爆発的ヒットを記録!さらに11月にスタートしたLady GAGAの「The Monster Ball Tour」のオープニングアクトにも抜擢され、ノリにノッている状態。そんな中リリースされる待望のデビューアルバムはJ.R.完全プロデュース、ゲスト無しという潔い内容で、 全曲シングル・カット可能なくらいド・キャッチー!