レゲエ手法であるダブとテクノを見事に引き合わしたディープテクノの歴史的名作。いわゆる“ベーチャン系” といわれるサウンドとその空間構築性は今だにターム、手法として有効であり、そのフォロアーは後を絶たない。　（井上）

90年代からのクラブ史を語る上で決して外すことの出来ないUK代表チーム。一躍ポップスターダムへのし上がった彼等のベスト盤、オリジナル盤がほぼ絶版状態の中リリースされた、時代を彩ったキラーチューンをまとめた最新ベスト盤。　（井上）

ミニマルテクノシーンにおいて圧倒的な存在感ある彼のファーストアルバム。ダークで強烈なグルーヴは彼の現在のスタイルへと繋がっている。実験性と独創性を盛り込みシーンに大きな影響を与えた名盤。リリースから10年になる今も前衛的な作品です。　（瀧本）

クラブカルチャー台頭の90年代初頭、ハウス的手法を持ってアンビエントを体現した今だ色褪せないアンビエントハウスの金字塔作品。　（井上）

日本が誇るテクノマエストロが95年に放った、日本テクノシーン隆盛を象徴する作品。わびさびに通じる日本特有の質感が同居。　（井上）

今やトッププロデューサーとなった彼のデビューアルバム。繊細かつパーカッシブな楽曲は確かなスキルを感じさせる高い完成度となっている。　（瀧本）

大名盤。デトロイトテクノのみならず、シーンに多大な影響を残した、今もその存在感を失っていないテクノクラシックスが詰まった傑作。　（瀧本）

ネタサンプルとテクノを見事に融合してファンクグルーヴを打ち出した仏代表の記念すべき1st。エフェクトの妙技もポイント。　（井上）

ジェフミルズ以降、90 年代ハードミニマルテクノ全盛の一翼を担ったサージオンの、まさかの2011 年最新アルバム。圧倒的な力量。　（井上）

所謂ビキビキサウンドで一大アシッドブームを巻き起こした100％アシッドの名盤。クラブで両手を挙げるビルドアップの元祖。　（井上）

その後のエレクトロニカ事情に多大なる影響を与えた逸品。エレクトリック手法によるアコースティックな佇まいが普遍的な魅惑に。　（井上）

ベーチャン党首の現代アップデートバージョンはトリオ編成によるテクノ絵巻。新旧の巨匠3者が織り成すテンションは圧巻。　（井上）

フィジカルとは別ベクトルの、内方向な効用を狙ったサウンド、空間構築は文字どおりアシッドの極み。好編集ベスト盤。　（井上）

ソロ作となるこちらは、ストレートかつストイックなテクノを表現。基本を踏まえつつ時代の先端を行く音となっている。　（瀧本）

2nd アルバムとなる本作は、ハイテックかつディスコティック。懐かしさと未来感がバランスよく配分された安定感ある内容。　（瀧本）

彼らユニットの作品の中で最もテクノに接近したアルバム。重い感触の中にもポジティブなエネルギーが注入されたサウンドが彼らの持ち味。　（瀧本）

これまでの作品から一転して、抽象的な音像と空間を行き交う電子音、無機質な質感が印象的な作品。先にリリースされた「subliminal」続編。　（瀧本）

Richie Hawtinが大プッシュするカナダの新鋭のデビューアルバム。シンプルでタイトなミニマルトラックをベースに独自の世界観を表現。　（瀧本）