”ビートルズの弟バンド” バッドフィンガー WARNER移籍後の2作品が最新リマスタリング&ボーナストラックを追加した拡大盤で復刻

バッド・フィンガー Badfinger 涙の旅路 Wish You Were Here 素敵な君

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ビートルズの弟バンドとして華やかにAPPLEからデビューを飾ったバッドフィンガー WARNER移籍後の2作品が最新リマスタリング&ボーナストラックを追加した拡大盤で復刻


英国パワーポップを代表するバッドフィンガーのWARNER期2作品、1974年の5thアルバム『Badfinger (涙の旅路)』、6thアルバム『Wish You Were Here (素敵な君)』がそれぞれボーナス追加の拡張版リマスターCDリイシュー。

◇   ◇   ◇

1961年にピート・ハムとトム・エヴァンスを中心にパンサーズとして結成。その後アイヴィーズと名前を変えAPPLEからデビューするもレーベルの体制も整わぬまま不発に終わり、バンドは再出発へ。

ビートルズの1967年の楽曲「With a Little Help from My Friends」の当初のタイトルから再度バッドフィンガー(Badfinger)と名付けられた彼らは、そのビートルズの弟分的存在として69年に再デビュー。

ギタリストのジョーイ・モーランドの参加などを経てAPPLE時代に4作のアルバムを発表。ジョージ・ハリスン主催の「バングラデシュ・コンサート」への全員参加などもあり商業的な成功を一応は手にするものの、マネージャーに恵まれずゴタゴタのままバンドはAPPLEを離れることになります。

当初はビートルズを超える存在として期待をされながらも低空飛行を続けたバンドは、のちにピートとトム双方の自殺という最悪の形で幕を閉じ、キャリアを通じて悲しみに暮れ続けた悲運のバンドとしてロック史に名を残すことになりました。


Badfinger: 涙の旅路

本作はWARNERに移籍、心機一転発表された1974年の第1弾アルバム。前年73年に完成されながらも発売が延びていたAPPLEからの最終作『ASS』(APPLE側からの「クソッタレ」というメッセージとの話も)とほぼ同時リリースという裏事情的な契約のゴタゴタとは裏腹に、ピークに達していたバンドのクリエイティビティと前作より引き続きのプロデューサー、クリス・トーマスのプロデュースワークは、同時期のビートルズのソロ作品同様にアメリカンロックテイストを湛えたサウンドに結実。結果として商業的には振るわなかったものの、「Lonely You」「Shine On」「Love Is Easy」といったソリッドでポップな楽曲群は今やのちのパワーポップの一脈のルーツとして評価されています。

未発表楽曲「Love My Lady」を含むアルバムセッションからのアウトテイク10曲をボーナス追加。バッドフィンガーのバイオグラファー、ダン・マトヴィーナの監修、オリジナルマスターテープからのリマスター。レアフォト、プロデューサーのクリス・トーマスによるクオーツ掲載ライナーノーツ。

収録曲
01. I Miss You
02. Shine On
03. Love Is Easy
04. Song for a Lost Friend
05. Why Don't We Talk?
06. Island
07. Matted Spam
08. Where Do We Go from Here?
09. My Heart Goes Out
10. Lonely You
11. Give It Up
12. Andy Norris
13. Love My Lady (unreleased song)
1973 work in progress mix
14. Shine On
15. Song for a Lost Friend
16. Island
17. Matted Spam
18. Where Do We Go from Here
19. My Heart Goes Out
20. Lonely You
21. Give It Up
22. Andy Norris


バッド・フィンガー Badfinger 涙の旅路 Wish You Were Here 素敵な君


Wish You Were Here: 素敵な君

前作に引き続きクリス・トーマスのプロデュースによる1974年WARNER移籍第2弾アルバム。バンド/レーベル共にマネージャーとの金銭的確執がほとんどピークに達した時期でもあり、本作の発表後ほどなくしてジョーイ・モーランドの脱退、ピート・ハムの自殺など大きなトラブルが立て続き、オリジナルメンバーでは最後のスタジオアルバムとなりました。

タイトでノリのいいパワーポップ名曲「Just a Chance」、カントリーライクな「You're So Fine」、話題となったサディスティックミカバンドのミカの朗読で始まる名曲「Know One Knows」などなど、ピート・ハム、トム・エヴァンス、マイク・ギビンズ、ジョーイ・モーランドとバンドのソングライター4人全員が作曲に関わりながら、バッドフィンガーらしいソリッドでクリアなブギーとタイムレスな良質なメロディでバッドフィンガー版『Abbey Road』とも評されるハードでポップなバンドらしさが存分に引き出された名品です。

未発表楽曲「Queen of Darkness」に加え、アルバムには使われなかったヴォーカルアウトテイクなどを使用した2018年ニューミックスなど9曲をボーナス追加。バッドフィンガーのバイオグラファー、ダン・マトヴィーナの監修、オリジナルマスターテープからのリマスター。レアフォト、プロデューサーのクリス・トーマスによるクオーツ掲載ライナーノーツ。

収録曲
01. Just a Chance
02. You're So Fine
03. Got to Get Out of Here
04. Know One Knows
05. Dennis
06. In the Meantime/Some Other Time
07. Love Time
08. King of the Load
09. Meanwhile Back at the Ranch/Should I Smoke
10. Queen of Darkness (unreleased song)
2018 alternate mix
11. Just A Chance
12. Your So Fine
13. Got To Get Out Of Here
14. Know One Knows
15. Dennis
16. In The Meantime / Some Other Time
17. Love Time
18. Meanwhile Back At The Ranch / Should I Smoke


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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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