ベッリーニ:清教徒
ディアナ・ダムラウ、ハビエル・カマレーナ
エヴェリーノ・ピド&マドリード王立歌劇場
17世紀「清教徒革命」に揺れていたイングランド。人々は議会派と国王派に分かれ戦いを繰り返していました。そんな中、議会派(清教徒)でありながら、国王派の騎士アルトゥーロに恋するエルヴィーラは、父親の薦める議会派のリッカルドとの婚約を振り切り、アルトゥーロとの結婚にこぎつけます。しかし、使命感に燃えるアルトゥーロは、時の王妃の危機を知り、王妃の命を守るために逃亡。アルトゥーロが「別の女性と逃げた」と知ったエルヴィーラは、正気を失いますが・・・
34歳に満たない若さでこの世を去ったベッリーニが最後に作曲した『清教徒』。ドニゼッティの『ランメルモールのルチア』と同じく、ソプラノ歌手の見せ場ともいえる長大な「狂乱の場」が用意されたロマンティックな作品です。また、テノール歌手には「ハイD」の超高音が要求されているだけでなく、それぞれの歌手たちにも高い歌唱能力が要求される上演が難しいオペラです。この公演では、現代最も注目を浴びるコロラトゥーラ・ソプラノ、ダムラウのエルヴィーラをはじめ、万全の歌手が配された完成度の高いアンサンブルを聴かせています。(写真c Javier del Real)(輸入元情報)
【収録情報】
● ベッリーニ:歌劇『清教徒』全曲
エルヴィーラ…ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
アルトゥーロ…ハビエル・カマレーナ(テノール)
リッカルド…リュドヴィク・テジエ(バリトン)
ジョルジョ…ニコラス・テステ(バス)
エンリケッタ…アンナリーザ・ストロッパ(メゾ・ソプラノ)
ガルティエーロ…フェルナンド・ラド(バス)、他
マドリード王立歌劇場合唱団
アンドレス・マスペロ(合唱指揮)
マドリード王立歌劇場管弦楽団
エヴェリーノ・ピド(指揮)
演出:エミリオ・サージ
装置:ダニエル・ビアンコ
衣装:ペッピスポー
照明:エドゥアルド・ブラーヴォ
収録時期:2016年7月
収録場所:マドリード王立歌劇場(ライヴ)
映像監督:ジェレミー・クヴィリエール
収録時間:180分
字幕:フランス語・英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・韓国語・日本語
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